教科心理学ハンドブック の商品レビュー
見開き2ページに各教科のポイント(目的)とそれに関連した研究(エビデンス),そして目的を達するための手段の提案が収められている。紙幅の制限があるため,中途半端感が強い。全ての教科を収めるためにはこの方法がよいのだろうが,教科の教授や学習に心理学が生きていることを十分に示せておらず...
見開き2ページに各教科のポイント(目的)とそれに関連した研究(エビデンス),そして目的を達するための手段の提案が収められている。紙幅の制限があるため,中途半端感が強い。全ての教科を収めるためにはこの方法がよいのだろうが,教科の教授や学習に心理学が生きていることを十分に示せておらず,教科心理学?の魅力がなくなっている。このシリーズで教科ごとに詳しく発刊していくなら展望がありそうだ。 とは言っても,冒頭の教科を研究対象とする心理学のありかたや各教科の心理学研究の展望は情報として役に立つ。 小学校と中学校を分けてもよさそうだ。
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