もうひとつのプレゼン の商品レビュー
表紙買い。 プレゼンする側の視点で書かれた本が多い中、プレゼンされる側の視点で書かれている本は珍しく、プレゼンする側にとっても示唆を与えてくれる。 調達マネジメント的な要素も含めた内容。
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広告領域における「プレゼンテーション」をクライアントサイドから考えた一冊。 なんでこの視点の本がいままでなかったんだろうか、 というくらい、いつも提案する身としては参考になりました。 ともするとうちら提案する側の人間は、 クライアントを、意志の疎通ができない敵のような捉え方をし...
広告領域における「プレゼンテーション」をクライアントサイドから考えた一冊。 なんでこの視点の本がいままでなかったんだろうか、 というくらい、いつも提案する身としては参考になりました。 ともするとうちら提案する側の人間は、 クライアントを、意志の疎通ができない敵のような捉え方をしがちだけど、 クライアントも人間だし、人間ならではの様々な事情があるし。 だからそこを正論だけで腹を立てたりすねずに、 いかに寄り添って、喜んでもらえる立ち回りができるか。 一見、当たり前のことに見える内容なので、 読み飛ばして終わりにしてしまいそうになりますが、 当たり前に見えるほどの、シンプルな本質がそこにある感じ。 あとは、現場で参考にできるか。
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プレゼンはうける側のもの。 という当時者意識でプレゼンを遂行すべきという日産宣伝部の方の著書。 通常提案者側の大きなステップアップのように扱われがちなプレゼントいう行為を、本質的に考えると採用者側のものであるという。 確かにその通りだ。案による成功もリスクも最終的には採用者...
プレゼンはうける側のもの。 という当時者意識でプレゼンを遂行すべきという日産宣伝部の方の著書。 通常提案者側の大きなステップアップのように扱われがちなプレゼントいう行為を、本質的に考えると採用者側のものであるという。 確かにその通りだ。案による成功もリスクも最終的には採用者側が負うことがほとんどである。 そう考えると提案者側へのオリエンの質も見直す必要があり、決済のフローも見直す必要がある。そこに潜むリスクを可視化し解消するのだ。 この意識にたつと、いまいちな提案しかあがってこないのは、提案者側だけのせいでもないし、結果的にそうなってしまっては時間の大きなロスになる。自動車という非常に大きいマーケティングフレームの中での、その時間ロスは決定的であり許されない行為なのだ。 だから、これでもか!という勢いでオリエンをするのである。 そして、僕らは提案者側にとってはいいプレッシャーとなる。 すごいなぁ・・・己の立つ地平との差を感じます。 (以下抜粋) 「選ぶ」という話になると、どうしても提示される案や提案者に左右されるもののように思ってしまいがちだが、結局は自分自身の問題なのである。
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母の学生時代のお友達(超美人!)の旦那さんの本なので読んでみました。選ぶ側のプレゼン対策本で、著者は日産の宣伝部で働いている方です。とにかく読みやすい、わかりやすいの一言に尽きます。プレゼンなんて縁のない私でもさくさく楽しく読めました。具体的にMARCHのCMの話などが出てくるん...
母の学生時代のお友達(超美人!)の旦那さんの本なので読んでみました。選ぶ側のプレゼン対策本で、著者は日産の宣伝部で働いている方です。とにかく読みやすい、わかりやすいの一言に尽きます。プレゼンなんて縁のない私でもさくさく楽しく読めました。具体的にMARCHのCMの話などが出てくるんですが、実際にその広告を見ながらふむふむと読めるのも楽しい。これを読むと広告の見方がちょっと変わりますよ。
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日産の国内宣伝部長をされていた方による、クライアントサイドによるプレゼンのエッセンス。というか、どのような視点でブリーフし、案を選定し、社内で合意形成をし、実施を行ってきたか、という内容。 エージェンシーサイドに長くいると、プレゼンはプレゼンターのものであり、フォーカスが当たり...
日産の国内宣伝部長をされていた方による、クライアントサイドによるプレゼンのエッセンス。というか、どのような視点でブリーフし、案を選定し、社内で合意形成をし、実施を行ってきたか、という内容。 エージェンシーサイドに長くいると、プレゼンはプレゼンターのものであり、フォーカスが当たりがち。しかし、当たり前だが、選ぶ側(=クライアント)が主役ということを再認識。あと、エージェンシーからは見えない、社内調整等興味深い内容。 クライアント内での調査に基づくエージェンシーへのブリーフィングや、CDをモチベートする態度、そして競合プレの際の合否に関わらず真摯なフィードバックを行う姿勢など、折り目正しい行動に著者のビジネスパーソンとしての誠意を感じる。 エージェンシー、クライアント双方に読んでいただきたい一冊。
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プレゼンに関する本は世の中にあまたあるが、プレゼンを受ける側の視点からアプローチした希有な本。 野球における捕手目線での考察が面白いのと同じようなものであり、この視点こそが秀逸。 この本を、筆者からのプレゼンと思い、受ける側の視点からチェックしてみた。 ■この本のメッセージのチ...
プレゼンに関する本は世の中にあまたあるが、プレゼンを受ける側の視点からアプローチした希有な本。 野球における捕手目線での考察が面白いのと同じようなものであり、この視点こそが秀逸。 この本を、筆者からのプレゼンと思い、受ける側の視点からチェックしてみた。 ■この本のメッセージのチェックポイント ○提案性があるか? プレゼンの半分を請け負う、受ける側にもプロ意識が必要であるというメッセージは、非常に提案性があり、 ビジネスの成功にも直結しうるものである。 ○商品価値と合致してるか?(タイトル周辺に限定) タイトルが本の内容を端的にあらわしており、オビ広告のメッセージと本の内容にも乖離がなく非常にそそられる。 ○他社商品に当てはまらないか? この視点からのプレゼン本は記憶になく、独自性は高い。 ■この本の正しい理解 ○余計なものを削ぎ落とし、効果を一言でいうと? プレゼンする側の立場の多い人にとっては、的を射た効率的なプレゼンを行うための、 良いチェックポイントを提示してくれている。 すわなちそれは、ビジネスの成功への近道を約束してくれるであろう。 ○弱みを把握すると? プレゼンを受ける側の論理で構築しているため、プレゼンをする側の人から見れば、多少理想論的な部分もある。 しかし、日ごろのプレゼン相手にも相談しながら本書を書いた模様で、弱みを十分に補っているとも思う。 ○不確定要素を見極めると? プレゼンのイロハ的な本ではないので、日頃からプレゼンを良くする中級者以上しか対象にならない。 その層のマーケットボリュームが、どれくらいあるかがよめないのが不確定要素。 ただし、受ける側の購買も見込めるため、伸びシロはあると思う。 ■結論 この本はプレゼンの際の、良き相談相手になってくれるであろう。
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インサイトを見つけるためには、「なぜ」という問いを頭の中で繰り返して、追いつめていく 確定要素と不確定要素 不確定要素=化けてくれそうな要素
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著者は日産の宣伝部長をやっていた方。新しいクルマを売り出すとき、広告代理店のプレゼンをどう選ぶかというお話。 プレゼンをする側としては ・選んでもらえれば勝ち ・どうお客様の問題に歩み寄るか ・いかに話術を巧みに使ってハートを掴むか を意識してたけど…プレゼンされる側はもっと...
著者は日産の宣伝部長をやっていた方。新しいクルマを売り出すとき、広告代理店のプレゼンをどう選ぶかというお話。 プレゼンをする側としては ・選んでもらえれば勝ち ・どうお客様の問題に歩み寄るか ・いかに話術を巧みに使ってハートを掴むか を意識してたけど…プレゼンされる側はもっと大変。 ・案を選んだ責任が発生する ・あくまでもビジネスを成功させる一段階でしかない ここを、プレゼンする側が意識するだけでも、大分違うかもしれないと思った。業種や業界は全く違うけれども、参考にしたい一冊です。
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【概要】 プレゼンの本では忘れられがちな、プレゼンを受ける側に立った考え方を得られる本。 特に私にとって響いたのは、プレゼンの出来不出来が重要なのではなく、その結果得られる効果が重要であるという視点。 このことは考えてみればとっても当たり前のことなのであるが、とかく陥りやすい罠で...
【概要】 プレゼンの本では忘れられがちな、プレゼンを受ける側に立った考え方を得られる本。 特に私にとって響いたのは、プレゼンの出来不出来が重要なのではなく、その結果得られる効果が重要であるという視点。 このことは考えてみればとっても当たり前のことなのであるが、とかく陥りやすい罠では無いか。 また、併せて『佐藤可士和の超整理術』を読むことで、より発想が深まると思われる。 【効果効能】 ○何かしらプロジェクト形式で進める仕事に関わっている方へ。 本書のテーマが対象としているエリアは広告業界に限定されているが、他のビジネス領域においても役立つ。 プロジェクトにおいては、プロジェクトの目的、成功の定義が重要であり、そのためには関係者は各々自分が果たすべき役割にて存分に力を発揮する必要がある、ということを再認識できる。 ○クリエイティブ系の仕事にて、顧客、あるいは上司が求めていることがわからない人に。 いかにクリエイティブ系の仕事であろうとも、テーマ、本当に重要なこと、については、プロジェクトスタート前にできるだけ曖昧さを排除した言葉にて整理しておいたほうがよいのでは。本書で示されているブリーフィングのやり方は役立つことでしょう。
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