できる教師のココロの習慣 の商品レビュー

山中伸之【著】

2013/01/07

仕事を自ら進んで引き受けること、向上的変容を目指して今すべきことを実行するなど、ここに記されていることは教師としての心の習慣、心構えである。雑巾五訓のように、教師としての徹底的な姿勢があってこそ、仕事としての教職を見つめていくことができる。困難や苦労を乗り越えて成長していくには、日々の努力や積み重ねがいかに大切かということが学べた。

2010/07/09

自己啓発本は数あれど、教師に特化したものは珍しい！サラリーマン向けだとなかなか当てはまらない事も多いので、見つけてすぐに手にとった。

まず、「はじめに」の、「若い頃は、困難を目の前にすると、自分の知識や技能の未熟さにばかり目がいったのですが、経験を積んでくると、知識や技能のことだけではなく、自分が人に対応する時のものの見方や、心の持ちようの未熟さに目がいくようになった」という著者の話を読んで、今は方法論ばかりに目がいきがちな私の、この先の進むべき道を示された感じがした。

肝心の中身は、既に自分のものとなっている考えも多かったりと、全てが全て役立つわけではなかったが、やはり教員に特化している分一読しておいて良かったな、という印象を持った。