解剖実習マニュアル の商品レビュー
コメディカルに含めてよいのかわからないが、カイロプラクティックとかオステオパシーの専門学校生が解剖学を学ぶ上でネックになるのは、日本国内で解剖実習ができないということである。 そのハンデにより、医学部の学生とは、学習意欲でも大きな差をつけられてしまう。「座学」として学ぶ解剖学ほ...
コメディカルに含めてよいのかわからないが、カイロプラクティックとかオステオパシーの専門学校生が解剖学を学ぶ上でネックになるのは、日本国内で解剖実習ができないということである。 そのハンデにより、医学部の学生とは、学習意欲でも大きな差をつけられてしまう。「座学」として学ぶ解剖学ほどつまらない学科はないからだ。そしていざ臨床に出たときに泣きを見るのである。 本書には「実技」としての解剖が、臨場感をもって書かれている。しかも解剖学があまり得意でない学生でも十分に理解できるくらい、説明が親切でわかりやすい。 解剖実習をする医学生が読めば最高のガイドになると思われるし、これはむしろ解剖実習をする機会がないコメディカルの学生に読んで欲しいと思う。 その後の基礎医学に対する学習のモチベーションがダンゼン変わってくると思われる。 ネッターより先に購入してほしいくらいだ。マストバイ。
Posted by
- 1