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かかわり合いの心理臨床 の商品レビュー

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2013/06/04

非常に人間らしい応用心理学の本だと思った。 臨床例とともに、セラピストとしての森さんの視点が添えられていて、セラピストとクライエントとの相互交流における細やかで繊細な視点に、ふるふるした。 伝える内容、伝え方だけでなく、相互交流の中で伝わるその人の感性や姿勢や暗黙の信念、意図、...

非常に人間らしい応用心理学の本だと思った。 臨床例とともに、セラピストとしての森さんの視点が添えられていて、セラピストとクライエントとの相互交流における細やかで繊細な視点に、ふるふるした。 伝える内容、伝え方だけでなく、相互交流の中で伝わるその人の感性や姿勢や暗黙の信念、意図、思いが大切であることを述べていて、はっとさせられた。

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2011/10/20

間主観理論を用いるカウンセリングの現場とクライアント理解の具体例が多数示されている。筆者の森さち子氏は丸田俊彦氏の著書『間主観性の軌跡』によると「非常に間主観的な感性を持った治療者」であり、故小此木圭吾氏が「彼の臨床的感性の代弁者として彼女を重用していたのは誠にもっともなことであ...

間主観理論を用いるカウンセリングの現場とクライアント理解の具体例が多数示されている。筆者の森さち子氏は丸田俊彦氏の著書『間主観性の軌跡』によると「非常に間主観的な感性を持った治療者」であり、故小此木圭吾氏が「彼の臨床的感性の代弁者として彼女を重用していたのは誠にもっともなことである」だそうである。 自閉症治療の可能性についても論じられている。

Posted byブクログ