ジェルミニィ・ラセルトゥウ の商品レビュー
1865年に書かれたフランスの小説ですが、今読んでもすごく共感というか「わかる!!」という気持ちになる本です。去年読んだ本の中で、一番面白かったのでご紹介します。 醜い容姿の女中が、男性に尽くしてつくして一生を終える話なのですが、この男がヒドイ!(笑)こんなクズ男に貢いじゃだめ...
1865年に書かれたフランスの小説ですが、今読んでもすごく共感というか「わかる!!」という気持ちになる本です。去年読んだ本の中で、一番面白かったのでご紹介します。 醜い容姿の女中が、男性に尽くしてつくして一生を終える話なのですが、この男がヒドイ!(笑)こんなクズ男に貢いじゃだめ!という典型的ヒモ気質男なのです。文体は古くいかめしい感じですが、面白くて一気に読んでしまいました。女性の皆さん、一度はワルイ男に惹かれたことがあるのではないでしょうか。そんな苦い思い出をかみしめつつ読むのも一興かと思います。
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