現代教育社会学 の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
竹内編『教育社会学』(有斐閣)の最新版。古典理論というよりも、最新の述語を最新の文脈でまとめなおした一冊。前掲書と2冊を併用すれば教育社会学の理解は完璧になるはず。院試勉強には欠かせない一冊。ちなみに巻末の用語は、筆者が実際に受けた試験の語句説明問題(語句10個)中4個も的中した!sugeeeeee!
Posted by
教育社会学の基礎的な知識と最新のデータを取り入れ、全12章からなる入門書。巻末には簡単な用語集も有り。 教育をめぐる問題点を取り上げそれらをデータを用いて実証的に述している。特に現代の教育を取り巻く様々な問題点を挙げ、社会階層やジェンダー、就職問題、メディアなど章ごとに詳しく書か...
教育社会学の基礎的な知識と最新のデータを取り入れ、全12章からなる入門書。巻末には簡単な用語集も有り。 教育をめぐる問題点を取り上げそれらをデータを用いて実証的に述している。特に現代の教育を取り巻く様々な問題点を挙げ、社会階層やジェンダー、就職問題、メディアなど章ごとに詳しく書かれている。 7章や9章では教育に対する家庭や生徒の類型を示していた。 6章では「就活」の場に於いて現代の企業が求める人材像は変容しつつも、基本的には直接的なスキルを求めているものではないことを示した。 教育には「社会化」「選抜」「正当化」の領域があるが、過渡期である現代ではそれぞれ変容を起こしている。
Posted by
- 1