甘栗と戦車とシロノワール の商品レビュー

太田忠司【著】

2016/02/04

太田先生の作品を先週久しぶりに読んだ
相変わらずの見事な構成と、グイグイと
読ませる筆達者・・・続編もｇｏｏｄ！

2013/12/17

甘栗と金貨とエルムの続編。

前回も多少の苦味はあったけれど更に濃くなった印象。
読みやすい文章とカバー絵のほんわかした雰囲気に気を許しているときついパンチをくらう。
今回は学校内での描写もあって高校生している甘栗くんも見れる。
もうちょっと三ケ日ちゃんのことも気にかけてやって欲しいな、なんて。
そして読んだ後にはシロノワールが食べたくなった。
もう続きはでないのかな・・・。

2013/05/06

素人高校生探偵、甘栗晃シリーズ2作目。

相変わらず、高校生探偵の割になかなか学園物語にならないシリーズ。
今回は大して仲良くも無い同級生、徳永馨が依頼人。元不良の凶暴戦車である彼からの依頼は小学時代の恩師捜索。
何故かそこから本物の暴力団抗争に巻き込まれるというハードボイルド展開。
どことなく御都合主義感あるが、ラストの苦い展開にはそう来たか、と思わせられた。

それにしても、名古屋作品である。

2013/03/31

甘栗シリーズ第二弾。
タイトルにも登場するコメダ珈琲と名物シロノワールがふんだんに出てくるし、名古屋の特徴がよく書かれている。
探偵役の甘栗くん、高校生にしては老成しすぎてるが、ラストまで真相がわからなくて、面白ろかった。
(図書館)

2013/03/16

1作目を読んだのは6年前でしたが、いいキャラしてるよね、テンシン君^_^

今回もこころほのぼのさせる話でいいと思います。
戦車もまたいいキャラでした^_^

シロノワール、食ってみたい・・・

2013/01/30

ひょんなことから、見るからにいかつい、かつて名古屋最凶の中学生と呼ばれた同級生・徳永馨から、「人を探してほしい」という依頼を受けることに……。

甘栗くん探偵譚第二弾。
一作目より話が煮詰まってきて面白かった。甘栗くんの性格もはっきりしてきたし、徳永くんもかなり魅力的だった。
相変わらずいかにも青春小説っぽい都合の良さは気になるところだけど、もうしばらく甘栗くんを見守っていたい気持ちになる。
しかし三ケ日ちゃんはいじらしいけど若干うっとおしいな。

2012/10/11

甘栗探偵シリーズ2作目。

前作よりハードボイルド。何たって本物のヤクザが絡んでくる。の割にはお気楽な雰囲気も抜けていない。
私的には、前作のほうが素人高校生探偵の守備範囲内の事件でおさまっていて、無理がないなぁと思うのだけれど、まぁ、小説にリアリティを求めすぎるのも良くないか。
さらっと読めるラノベ風でありながら、最後は後味の悪い雰囲気も残していて、一筋縄でいかないのがなかなか。続編が出てくれば、また読みたいと思う。

2012/08/31

甘栗シリーズ2作目。前作同様、テンポも良いしちょっとしたどんでん返しもあり、周りのキャラもなかなかいいんだけど。
甘栗くんがあまりに生意気すぎやしないか？そして、あまり大きな盛り上がりがないというか、壁にぶつからなさすぎというか。
推理なのに、キーパーソンにわりとすぐたどり着きすぎが気になる。
まあ、それなりに面白いとは思うから次回作も読みたい。

2012/03/05

前作では父親の死で高校を辞めようとしていた甘栗君が、今回は同級生（しかも親しくない）のピンチを救おうと奮闘する。凶暴戦車との異名を持つ同級生から、小学校の時の恩師を探して欲しいと頼まれたのだが、たどっていくと複雑な背景がありそうで…。探偵の看板も出してないのに引き受けちゃうのが本当にお人好し。人の為に一生懸命になるところは相変わらずで好感が持てる。名古屋の地域色も全開で「ころ」とか珈琲店の「シロノワール」(デニッシュの上にソフトクリームを乗せたスイーツ)などが登場。ストーリーは、行きがかり上、人探しする事になった素人高校生探偵にしては、かなりハードボイルドな状況に陥るのでハラハラする面もあるが、大人の善意と悪意に翻弄されながら大団円に至ってホッとした。人探しの方の結末は少年にとって切ないけど…。

2011/09/16

名古屋の町が舞台で知ってる場所が出てくるだけでたのしい！前作のが話は好きだったけど、少年探偵ってかわいくていい。