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落語を聴くなら古今亭志ん朝を聴こう の商品レビュー

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5件のお客様レビュー

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2012/02/28

落語を聴くなら志ん朝を、となるエピソードを、有名落語家たちが紹介してくれる。 志ん朝が生きている時には落語自体にも全く興味がなかったが、最近になってCDを借りて聞くようになると、くうまいなぁ・・というのは分かった。なにより、志ん生と比べると聴きやすい。音源の違いだろうか。。 ...

落語を聴くなら志ん朝を、となるエピソードを、有名落語家たちが紹介してくれる。 志ん朝が生きている時には落語自体にも全く興味がなかったが、最近になってCDを借りて聞くようになると、くうまいなぁ・・というのは分かった。なにより、志ん生と比べると聴きやすい。音源の違いだろうか。。 ともあれ自分のような素人でもうまいと思うくらいではあるが、この本を読むとさらにすごい落語家だったということがよくわかった。 エピソードで出てくる噺をあまり知らないのでイメージがしずらい部分もあったが、志ん朝に興味を持たせるには十分な内容だった。

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2012/03/18

落語家達が語る志ん朝師匠。成分献血をしている間、7割ぐらい読み終えた。 某落語家が三回演ってもらって覚えられなくて、志ん生のテープで覚えたと。駄目だろ、そりゃ。 二つ目になったとき、「愛宕山」を志ん朝が稽古つけてくれた。師匠は一回演ったあと、「ビデオ貸そうか?」有り得ないだろと思...

落語家達が語る志ん朝師匠。成分献血をしている間、7割ぐらい読み終えた。 某落語家が三回演ってもらって覚えられなくて、志ん生のテープで覚えたと。駄目だろ、そりゃ。 二つ目になったとき、「愛宕山」を志ん朝が稽古つけてくれた。師匠は一回演ったあと、「ビデオ貸そうか?」有り得ないだろと思った。 志ん朝一門が聞いたら、恥も外聞もなく喋るなと怒りそうだ。 しかし、その時に受けた台詞や仕草のアドバイスは確かに稽古を身に浸み込ませているのが分かる。呆れていいのか、感心していいのか。 多くの落語家が指摘しているのは、志ん朝さんの喋りのテンポの速さ。常に早い訳ではないが、早く感じさせるテクニックがあり、いざとなればアクセルを踏む。でも所作はゆっくり。客に速さを感じさせない。そんなプロが語る内容は読み応えあり。 何故か談志のことが隠れた旋律のようにひょいと顔を出す。五代目圓楽が志ん朝の真打大抜擢の裏話。圓楽さんは気にしていないけれど、談志はきっと嫉妬に駆られたんだろう。志ん朝の太陽の下の影のような談志。圓楽師匠の語る志ん生、馬生の話はちょっとドキッとした。

Posted byブクログ

2012/01/17

何ともストレートなタイトルです。現在活躍中の、または落語を知っている人から「なにをっ!」といちゃもんをつけられそうです。でも現在活躍中の落語家たちが、志ん朝を語っているのです。原稿を渡した時点で、本のタイトルを知っていたかどうかはわかりませんが。生前の思い出、稽古をつけてもらった...

何ともストレートなタイトルです。現在活躍中の、または落語を知っている人から「なにをっ!」といちゃもんをつけられそうです。でも現在活躍中の落語家たちが、志ん朝を語っているのです。原稿を渡した時点で、本のタイトルを知っていたかどうかはわかりませんが。生前の思い出、稽古をつけてもらった噺、そしてお気に入りの一席。プロの人たちが解説するのですから、的確かつ奥が深い。実にうまいこと褒めますねぇ。本当にプロの噺家さん? たんなる志ん朝のファン、みたいな方もおられますけど・・・とにかく志ん朝を聴こう。

Posted byブクログ

2013/12/13

志ん朝を語る本はきっと他にもたくさんあるだろうが、この本は落語家が志ん朝の落語の演じ方について具体的に語っている面白い一冊だと思う。具体的に演目をあげて解説しているところは他ではなかなか見ることが出来ないのでは。第一線で活躍している落語家が志ん朝をどう見ているのかが、それぞれの目...

志ん朝を語る本はきっと他にもたくさんあるだろうが、この本は落語家が志ん朝の落語の演じ方について具体的に語っている面白い一冊だと思う。具体的に演目をあげて解説しているところは他ではなかなか見ることが出来ないのでは。第一線で活躍している落語家が志ん朝をどう見ているのかが、それぞれの目線で面白い。志ん朝の落語をこの本片手に一緒に聞き直したくなった。 2013.12.13再読

Posted byブクログ

2010/05/09

暇さゆえに、手に取った本。 しかし、だ。 まず、正蔵から始まる、という点でもう、どうしていいのやら。 なんでなんだよ。と思う。

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