バカとテストと召喚獣(7.5) の商品レビュー
本編前巻と次巻を繋ぐエピソードあり
まず、「表紙の女の子、誰?」と思った諸兄は、その続きとなっている口絵の漫画を良く見てほしい(ストーリーでも「?」だったら髪と瞳の色で判別可)。作者と絵師さんの悲願(?)達成の瞬間らしい。なお、この表紙と本巻収録の短編全4話との関係は一切ない。 【僕とダウトと男の尊厳】 【...
まず、「表紙の女の子、誰?」と思った諸兄は、その続きとなっている口絵の漫画を良く見てほしい(ストーリーでも「?」だったら髪と瞳の色で判別可)。作者と絵師さんの悲願(?)達成の瞬間らしい。なお、この表紙と本巻収録の短編全4話との関係は一切ない。 【僕とダウトと男の尊厳】 【僕と本音と召喚獣】 【僕と福引きと闇の鍋】 【ウチと日本と知らない言葉】 脱衣トランプで男の尊厳が脅かされる代わりに女性陣の強さが浮き彫りになったり、逆に自我を得た召喚獣によって本音を暴露されかけてオロオロしたり、闇鍋に姫路さんが絡めばどんなことになるか……だったりと、相変わらずの破壊力でメンバー達の日常的な風景が面白可笑しく描かれている。特に女性陣のしたたかさと腹黒さがクローズアップされており、明久達男性陣はタジタジである。ただ、闇鍋のオチは少々肩透かしだったかな?最後の話は、タイトルが示すように島田の過去話。文月学園入学当初の、突然の帰国による戸惑いが綴られるが、これを帰国子女から「人とのコミュニケーションが苦手な人」に置き換えるとなかなか含蓄のある話になったりもする。明久ラヴに至る経緯と、島田が自分のことを『ウチ』と言い始める理由が判明する。よくこれに理由を付けたなと思うし、「明久クン、意外にやるねぇ」という話でもある。 ここで特筆すべきは、闇鍋の話には後日談があって、これが本編(次巻)に繋がることである。なので、本巻を読んでおかないと次で「え?なんで突然姫路さんが……?」になると思うので要注意。
DSK
今巻のテイストもいつも通りで、闇鍋やダウトにおける、いつものネタ。 最後の美波と明久の話は、美波がドイツから帰国してから馴染むまでの良き話を、明久のバカっぽさをうまく活かしながら描かれていて良かったな。
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読書録「バカとテストと召喚獣7.5」3 著者 井上堅二 イラスト 葉賀ユイ 出版 ファミ通文庫 p138より引用 “ そういって、姉さんが反対側にある雑貨 屋へと歩いて行く。おかしいよ、どうして二 人とも料理の基本ルールの『食べられるもの』 を根底から覆すの!?” 目次より...
読書録「バカとテストと召喚獣7.5」3 著者 井上堅二 イラスト 葉賀ユイ 出版 ファミ通文庫 p138より引用 “ そういって、姉さんが反対側にある雑貨 屋へと歩いて行く。おかしいよ、どうして二 人とも料理の基本ルールの『食べられるもの』 を根底から覆すの!?” 目次より抜粋引用 “僕とダウトと男の尊厳 僕とホンネと召喚獣 僕と福引と闇の鍋 ウチと日本と知らない言葉” 成績で待遇がはっきりと分かれる学園を舞 台とした、青春ファンタジーライトノベル。 幕間や過去を描く短編集第三弾。 トランプ勝負の罰ゲームに、ヒロイン・姫 路瑞希から女装を要求されている主人公・吉 井明久。大切な一線を踏み越えないため、真 剣にトランプを見つめる…。(「僕とダウト と男の尊厳」より) 上記の引用は、ヒロイン・姫路瑞希と主人 公・吉井明久の姉が、料理の材料を買おうと している場面での一節。 料理に慣れない内は、無理なアレンジは考え ない方がいいそうです。この二人はそれ以前 の問題のようですが…。 もう一人のヒロイン・島田美波と主人公・ 明久の関係の始まりについて書かれた話があ り、キャラクターへの思い入れがより深くな る話ではないでしょうか。 ーーーーー
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読み終わった。一日で。 7.5巻でやっと!ミナミの一人称の由来が!! もう、マッジで感動した!(T_T) バカテス、たまらんです!
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この本は、他人を思いやる大切さを教えてくれる。勉強だけすれば良いのではなく、人との関係を大事にすることを伝えようとしていると思う。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
短編集。「ウチと日本と知らない言葉」では、日本に来たばかりの美波の苦労話がとても良かった。日本語がわからず、学校では人とコミュニケーションが上手くとれず、授業の内容もわからない。買い物に行っても、何と書いてあるかわからず、きちんと買い物が出来ない、など、美波の心情を思うととても悲しく、辛かったが、明久の気持ちと言葉が最後に伝わって、美波自身の気持ちが変わったところが良かったと思う。
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シリーズ短編集第3弾。 表紙イラストの女の子は新キャラかと思いきや、明久の女装姿でした。この作品に登場するキャラクターたちが性の境界をいとも簡単に乗り越えていくのが不思議です。 第1章は、明久、雄二、姫路さん、翔子の4人で脱衣トランプ。ただし脱ぐのは男のみ。誰得。 第2章は...
シリーズ短編集第3弾。 表紙イラストの女の子は新キャラかと思いきや、明久の女装姿でした。この作品に登場するキャラクターたちが性の境界をいとも簡単に乗り越えていくのが不思議です。 第1章は、明久、雄二、姫路さん、翔子の4人で脱衣トランプ。ただし脱ぐのは男のみ。誰得。 第2章は、学園長の命令で新しい召喚システムのテストに明久たちが参加する話。召喚獣がそれぞれの心の中の声を口にするようになり、全員が大慌てします。 第3章は、吉井家での闇鍋パーティ。明久と雄二の駆け引きがおもしろい話でした。 第4章は、高校1年生の春、ドイツから日本にやって来たばかりの美波と明久の交流を、美波の視点から描きますく。ただ個人的には、シリアスとしてもギャグとしても中途半端に感じてしまいました。 姫路さんがどんどん壊れていって、正統派ヒロインのポジションはツッコミ役の美波にとって代わられたような気配さえあります。その一方で、第3章の最後に、姫路さんがしばらく吉井家で暮らすことになるというくだりがあり、ラブコメ方面での今後の展開にも少し動きが出てきそうな雰囲気です。
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最近、仕事がバタバタしてて本が読めなかったけど、久しぶりに読めた一冊。 やっぱり読書って良いなって思った。 短篇集。どれも面白かったけど、最後の「ウチと日本と知らない言葉」が一番良かったな。 数年前どのラノベを読もうかなぁと迷ってる時にパラパラと立ち読みをしたのがこの巻だった...
最近、仕事がバタバタしてて本が読めなかったけど、久しぶりに読めた一冊。 やっぱり読書って良いなって思った。 短篇集。どれも面白かったけど、最後の「ウチと日本と知らない言葉」が一番良かったな。 数年前どのラノベを読もうかなぁと迷ってる時にパラパラと立ち読みをしたのがこの巻だった。 あれから数年たってるのかぁと、ちょっと感慨深かった。
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アニメで一番好きだった「僕とホンネと召喚獣が入っててよかった。 今回の内容は全体的に頭を使う内容で、??って思うところもいくつかあった。 明久の優しい性格がわかる、とても良い話だった。地味に美波のウチ呼びが気になってたから解明できて嬉しい。 明久の坂本君呼びは確かに違和感あり...
アニメで一番好きだった「僕とホンネと召喚獣が入っててよかった。 今回の内容は全体的に頭を使う内容で、??って思うところもいくつかあった。 明久の優しい性格がわかる、とても良い話だった。地味に美波のウチ呼びが気になってたから解明できて嬉しい。 明久の坂本君呼びは確かに違和感ありwww 個人的には姫路さんのタメ口も違和感あったな(笑) 両親にまで敬語使わないとおもうんだけどwww てことは、姫路の敬語も何かの伏線だったりするのかな? その辺も全裸期待しときます←
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とにかく笑えます。バカだけど優しい登場人物たちにほっこりすることもしばしば。恋愛サイドに関してはかわいそうなくらいうまくいきませんが(良い意味で)笑。読む価値ありのエンターテイメントです。
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