たかが服、されど服 の商品レビュー
モードの定義がふんだんにされている。 ヨウジヤマモトの女性の捉え方、モードの時間の認識が興味深い。後者は「ポップは絶望を引き受けること」とシンクロしていく捉え方かなと思った。「ポップはいつも終わっている、明日がない今日的」と朝吹真理子が言っていた。常に終わりが繰り返される、反復の...
モードの定義がふんだんにされている。 ヨウジヤマモトの女性の捉え方、モードの時間の認識が興味深い。後者は「ポップは絶望を引き受けること」とシンクロしていく捉え方かなと思った。「ポップはいつも終わっている、明日がない今日的」と朝吹真理子が言っていた。常に終わりが繰り返される、反復の中にいる。モードは資本主義の徒花であることと繋がる。 色々メモしました。 哲学的で言葉が深いからです。
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文章自体は2003年くらいのものだという。なぜ今出版なんだろう。それがとても気になる。深読みすれば、すでに過去になった瞬間がYYの持つ空気であって、現実として過去になった今こそそれが実現している、ということなんだろうか??
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内容が薄い。著者の他の書籍のなかから、ヨウジヤマモトに関連するものだけを抜粋しただけのようにおもえる。また、「都市とモードのビデオノート」のほうが、インタビューもろもろによって、ヨウジヤマモトの言葉とものづくりにせまっている。
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