女の子のための現代アート入門 の商品レビュー
女の子のためのとしているけど、決して入門書のような易しさはないと思う。展覧会のキャプションより少し詳しいと思える作品解説なので、現物を目の前にしない本書の場合ではもっと言葉を費やして説明した方がわかりやすいです。 切り口はすごく面白いと思います。
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2023.08.31 理解は出来ないけど、感じることはできた。それで良いのではないか。微妙に伝わってくる。
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現代アートの案内書としては割と好き。 ただ、『女の子のため…』とした意味はどこからも汲み取れないし、女の子のためだから真ピンクの装丁にした全時代的な安直さは、アートという自由で柔らかい感性を取り扱うにはあまりにも不釣り合いだなと感じた。
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タイトルに、んん?と反応してしまったのですが(女をばかにしとんのか!と)。読んでみて、このタイトルは何周も回っていろんなことを示唆してるかなり攻めたタイトルだな、って感じました。内容はとってもしっかりしていて、文章も非常にわかりやすいです。現代アートの一般書は、文章や内容が簡単過...
タイトルに、んん?と反応してしまったのですが(女をばかにしとんのか!と)。読んでみて、このタイトルは何周も回っていろんなことを示唆してるかなり攻めたタイトルだな、って感じました。内容はとってもしっかりしていて、文章も非常にわかりやすいです。現代アートの一般書は、文章や内容が簡単過ぎて読者をばかにしてるのですか、みたいなものが結構あるように感じてしまているのですが、これはそんなのとは違って、まっとうなちゃんとした入門書だと思いました。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ピンク色の装丁に釣られて、ミーハーな気分で手に取りました。なかみは、ピンクというより水色の印象の文体。 アートには、アーティストが生まれてからみてきたもののすべての集積をもとに生み出されるから、たくさんの思考と感性に関する情報を含んでいる。 「はじめに」に書かれた鑑賞者へのメッセージは、短くシンプルでありながら、どうしてアートというものがあるのか、どのようにして作品が世の中にあるのか、考えさせてくれるものでした。 “これは「やさしいアート入門書」とは違って、山あり谷あり海ありのハードで楽しい冒険、未知の旅へのお話です。”とあるように、20年間現代美術のキュレーターとして場をつくり関わってきた経験を感じとれるような、物語りとなってました。
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2013年5月購入。 現代アートについて,なんとなく見た目や大まかな流れなどは知っているけど,それぞれのコンセプトや作家像までは知らないな〜と思っていた,気になり始めた私にぴったりの書でした。 有名な作品を中心に,カラー写真つきで,やさしい語り口かつわかりやすい言い回しで解説...
2013年5月購入。 現代アートについて,なんとなく見た目や大まかな流れなどは知っているけど,それぞれのコンセプトや作家像までは知らないな〜と思っていた,気になり始めた私にぴったりの書でした。 有名な作品を中心に,カラー写真つきで,やさしい語り口かつわかりやすい言い回しで解説してくれます(私が読んだ芸術関係の図書と比較して,の話ですが)。 あまり関係ないですが,カバーもホットピンクでかわいいです(笑) これ一つで,というよりは,現代アートに対する興味の入り口やモチベーションにいいと思います。 「女の子のための」とありますが,長谷川さんの文章で心が瑞々しくなるような印象があります。長々と書かれていないだけに,研ぎ澄まされていくイメージです。なるほど確かに,「美術館は知性と感性を磨くエステサロン」(本文p. 8)と言われるのもわかる気がします。 周りの人にも読ませたくなる一冊です。
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序文に書いてある通り、やさしいアート入門書ではない。読み応えがあって、もう一度読み返したくなる一冊。 『生や感性の鮮度は、感じることと知ること、考えることのたえざるやり取りの連続によってたもたれます。』
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「MOTコレクションを中心に」紹介されているので、結構見たことある作品が多かった。 女の子のためのっていうポイントはいまいち分からなかったが。
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背後にあるコンセプト的なところをざっくり6つに分け、 大まかな概念とアーティスト紹介…みたいな本だった。 知的好奇心さえあればなんでも現代アートになっちゃうね
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現代美術の見かたの例を集めた本。 現代アート以前の文脈をある程度知らないと難しいかもしれない。 「女の子のための」とタイトルにあるが、表紙と帯以外は特に女の子のため、というほどではない。 むしろなぜこのタイトル?? タイトルにもある通り現代美術館(MOT)のコレクションから紹...
現代美術の見かたの例を集めた本。 現代アート以前の文脈をある程度知らないと難しいかもしれない。 「女の子のための」とタイトルにあるが、表紙と帯以外は特に女の子のため、というほどではない。 むしろなぜこのタイトル?? タイトルにもある通り現代美術館(MOT)のコレクションから紹介されているので、現代美術館に行く前後に読むとより楽しめる。
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