クラシックの音楽祭がなぜ100万人を集めたのか の商品レビュー
今年のラ・フォル・ジュルネに3日間とも来場し、心ゆくまで 音楽を楽しんだので、この音楽祭に対して、私自身が何か 出来ることがないかと読みました。 ルネ・マルタン氏の豊かな発想と、梶本音楽事務所、そして 企業や国際フォーラムの努力があって、この音楽祭がいかに 誕生したかが解りやす...
今年のラ・フォル・ジュルネに3日間とも来場し、心ゆくまで 音楽を楽しんだので、この音楽祭に対して、私自身が何か 出来ることがないかと読みました。 ルネ・マルタン氏の豊かな発想と、梶本音楽事務所、そして 企業や国際フォーラムの努力があって、この音楽祭がいかに 誕生したかが解りやすく描かれています。 むしろ芸術的な観点からより、私は運営側、裏方で予算配分など 扱うものの視点で読みました。何か新しいものを始める時、 しっかりした予算的見通しや安全管理計画を立てる日本のスタッフと 芸術的なアプローチから実現に迫ったマルタン氏と梶本氏の両方の 尽力がなければ、あの素晴らしい経験はなかったのだとよく解りました。 本当は梶本音楽事務所以外のマネジメント事務所も歩調を合わせ このイベントに協力してもらえると、更に面白いかもしれません。 何かの事情で梶本のスタッフの方が動けない時も、 一緒にマネジメントを進めるところがあれば、心強いからです。 聴衆や、会場の垣根をとっぱらってしまえたなら、 音楽業界の垣根も、この時ばかりは超党派的に外してしまったら? この大きなイベントをずっと続けるためにも、多くの専門家や ファンが、自発的な意志を持って関わり、楽しんで、そして力を 貸すことが大事だと思います。 ルポとして読んだ時、この本はわかりやすくて面白いです。 私たち聴衆は、楽しんで、それで終わりではなく、本当は どんな人も気軽に芸術を味わったり楽しむことができる環境を 自分がどうしたら作り出せるのか考えてみるのも 興味深いのではないでしょうか。 「このあと」をどう磨き、育て上げていくのか、それが語られて いたら、なおこの本は面白かったと思います。
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GWに、東京国際フォーラムを中心に開催されるラフォルジュルネオジャポン。クラシックのイベントがどうしてこんなに人を集めることができたのか、について書かれた本です。一公演45分前後のコンパクトさ、2500~3500円という気軽に楽しめるチケット代、一日中音楽に浸れる楽しさ、あとは主宰者たちの熱意、というところですかね。ラフォルジュルネの成り立ち、その広がりなどもわかります。 ただし・・・まもなく開催されますので、行ってみた方がよくわかるかも。
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ルネ・マルタンのアイディアにカジモト音楽事務所が同調し、東京国際フォーラムがバックアップ。開催の裏には多くの人の尽力があった。 熱い音楽祭を支えた熱い人々の記録。
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音楽マネージメントに興味があり、読んでみました。全体的な流れがちょっと悪い気もしたけれど、内容的には充分勉強になるものでした。
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東京国際フォーラムで毎年GWに開催される「ラ・フォル・オ・ジュルネ・オ・ジャポン」についての本。 プロデューサー、ルネ・マルタンの想いと、それに賛同し影響された人々がいかに根気良く発展させていったか。 私はまだ一度しか行けていないけれど、それはとても幸せな空間だった。お祭りの高揚...
東京国際フォーラムで毎年GWに開催される「ラ・フォル・オ・ジュルネ・オ・ジャポン」についての本。 プロデューサー、ルネ・マルタンの想いと、それに賛同し影響された人々がいかに根気良く発展させていったか。 私はまだ一度しか行けていないけれど、それはとても幸せな空間だった。お祭りの高揚感と、溢れる音楽に包まれる一日。 この本を読んで、また絶対行こうと思わされた。
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なんか、ところどころ「ゾワっ」と感動する。 素晴らしい本でした。 来年のラ・フォル・ジュルネ、絶対行く。
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毎年GWに東京国際フォーラムなどで開かれるクラシックの祭典。100万人以上が押しかけるその舞台裏には、ルネ•マルタンというプロデューサーがいた。
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