これからの自転車読本 の商品レビュー

川口友万,村田正洋,石川望【著】

2013/05/28

2013年5月27日読了。クロスバイクを中心として、通勤に・レジャーに・ダイエットに自転車を活用する生活のすすめとそのはじめ方、都市の整備・法の改正の必要など様々なトピックを扱った本。「街中を走り回る」用途に使うならばまず選ぶべきはシティサイクル（ママチャリ）ではなく3万円程度から手に入るクロスバイクである、との指摘はもっとも。誰も彼もがプロのレーサー並みのスピードを自転車で出したいわけじゃないからな。よいことづくめの自転車生活だが、「車道と歩道のどこを走ればよい？」「マナーの悪い（知らない）自転車をなくすにはどうすればよい？」「事故を起こした際の補償はどうすればよい？」「駐輪場の不足・違法駐輪の防止をどうすればよい？」など、自転車はエコだよいいよいいよと言って売るだけではなく、行政・業者・個人がなすべきことはたくさんあるものだ。

2011/09/14

自転車選び、自転車の改造から、サイクリングまで、幅広い内容になっています。

鉄道に自転車を乗せていくことを、輪行というとのこと。
鉄道にそのまま載せるのは禁止されている場合があるが、輪行バックという覆いをつければ、手荷物として持ち込めるとのこと。しかも、今は無料らしい。
いろいろ自転車の知らないことが書かれていて、参考になりました。

自分が編集を担当するなら、
自転車道に対する４０年近い取り組み、自転車の低価格化、
安全のためのオートライトの普及など、もう少し、幅をさらに広げて、
きめ細かい整理の仕方もあるのではないかと思いました。