1,800円以上の注文で送料無料

芸術脳 の商品レビュー

4.1

11件のお客様レビュー

  1. 5つ

    3

  2. 4つ

    6

  3. 3つ

    2

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2019/07/16

一つ一つの対談が濃い。それぞれの顔が浮かぶ。茂木さんとの微妙なコミュケーションの感じも読み取れるから面白い。「夢中になる。全てのリズム感。仮の場所と本当の場所はイコール。喪失と獲得。強いイメージ力が作る質感。自分の毒を制する。自分を笑わせない。イーオン時間とポリリズム。ユーモアは...

一つ一つの対談が濃い。それぞれの顔が浮かぶ。茂木さんとの微妙なコミュケーションの感じも読み取れるから面白い。「夢中になる。全てのリズム感。仮の場所と本当の場所はイコール。喪失と獲得。強いイメージ力が作る質感。自分の毒を制する。自分を笑わせない。イーオン時間とポリリズム。ユーモアは知性。日々の暗澹は続く。立つもの。自分の中から彼岸に送り出す。つまりは手放してものを考える。執着しない。」日々が一人一人に刻んで、刻まれていく感覚を味わった。対談ものって意外と面白いな。いくつかの言葉をつまんで、しばらく反芻する。

Posted byブクログ

2013/06/22

芸術脳が刺激されるとても良い本。 茂木さんと対談をするひとたちもみんな脳科学者なんじゃないかというくらい自分の頭の中で起きていることをしっかり認識して創作をしているんだなあと思った。メタ認知。 作品をリリースすることは大好きなものにサヨナラをすること。 というのはとても印象に残っ...

芸術脳が刺激されるとても良い本。 茂木さんと対談をするひとたちもみんな脳科学者なんじゃないかというくらい自分の頭の中で起きていることをしっかり認識して創作をしているんだなあと思った。メタ認知。 作品をリリースすることは大好きなものにサヨナラをすること。 というのはとても印象に残った。

Posted byブクログ

2012/09/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

稀代の知識人であり考える人である茂木さんの対談集。NHK『プロフェッショナル』では、「脳科学的にいうと…」と言葉をつないでいく人で、そういう部分を見ていると、つまらない人なんじゃないかと思いがちなんですが、それはそれ、テレビという中での一つの形式を演じていた部分のようで、カメラの回っていないところの茂木さん、それも少人数を相手にする茂木さんもしくは一人の時の茂木さんは面白くない人ではないようです。本作では、最初の佐藤雅彦さん、内藤礼さんのところが特に面白かったです。

Posted byブクログ

2012/03/10

〈内容〉松任谷由実、リリー・フランキー、菊地成孔、内藤礼、いとうせいこう、佐藤雅彦、天野祐吉…各界きっての実力者11人のクリエイティブな脳に、茂木健一郎が対峙する。懐かしい記憶が、社会への違和感が、自らへの信頼と不信が、思いもかけぬ互いの言葉を導き、異能同士のセッションを加速させ...

〈内容〉松任谷由実、リリー・フランキー、菊地成孔、内藤礼、いとうせいこう、佐藤雅彦、天野祐吉…各界きっての実力者11人のクリエイティブな脳に、茂木健一郎が対峙する。懐かしい記憶が、社会への違和感が、自らへの信頼と不信が、思いもかけぬ互いの言葉を導き、異能同士のセッションを加速させてゆく―いつしか深い「気づき」に誘われる、人生へのヒントに満ちた刺激的な対談集。

Posted byブクログ

2011/11/14

菊地成孔の名前を見つけると手当たり次第に欲しくなる。2007年あたりに行われた対談のようだが、即興、時間、逸脱、ダンスなどなど菊地ワールドの術後はいつも生き生きしており、歴史伝統を広範に踏まえた上で今をとらえる鋭い視線は卓越たるものだ。誰よりも適役な菊地ミュージックの解説者として...

菊地成孔の名前を見つけると手当たり次第に欲しくなる。2007年あたりに行われた対談のようだが、即興、時間、逸脱、ダンスなどなど菊地ワールドの術後はいつも生き生きしており、歴史伝統を広範に踏まえた上で今をとらえる鋭い視線は卓越たるものだ。誰よりも適役な菊地ミュージックの解説者としての菊地自身の言葉である。ル・クレジオも指摘している21世紀における音楽の役割、これを悲観とせずに“いま”を大切にしたいものである。 佐藤雅彦も面白かった。大自然や宇宙と対峙したリズム、グルーブ。一日一アハ。ステュディオス!

Posted byブクログ

2011/04/13

茂木さんにはあまり興味はなかったんだが、対談してる人たちが面白そうだったので読んでみたが、これは当たりだった。ハッとする部分がたくさんあったし、何より対談なので頭に入ってきやすい。茂木さんは天性の「陽」の人だな。

Posted byブクログ

2011/02/13

創作物ではなく、対談集。 名言が大量に詰まった面白い本! 名言をつまみ食いするだけでも超お得な本。

Posted byブクログ

2011/01/25

様々なジャンルの人との対談集。 それぞれ信念を持って生きている人達なので、語る言葉もイキイキとして面白い。 茂木さんも、興味の幅が広いなぁ。

Posted byブクログ

2016/04/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

対談形式でおもしろい。 小さい頃に熱中する経験をもつこと。 一日一クオリア。 どの芸術家もただアウトプットするだけでなく、それを冷静に見る自分がいること。 ツイッターでも茂木さんの話はおもしろいなあ。

Posted byブクログ

2010/07/15

生きることの理解を促す本。 アナログとデジタルの両輪のバランス(いとうせいこう) 服は裸な恒温動物な人間の肌を包んでいるもの(山本耀司) 対象を育てるための批評(天野)

Posted byブクログ