あらすじで読むジョージ・エリオットの小説 の商品レビュー
なかなか手に入らない本もあるのであらすじだけでも、と思って。しかし、エリオットの本は登場人物が複雑に入ってて入り組むので粗筋で読むと誰が誰だか混乱する。それでも、ああこの本は読みたいなとか気づきもあるので目的にはかなったと言える。 あらすじ以外にも書評のような内容やブロンテやオ...
なかなか手に入らない本もあるのであらすじだけでも、と思って。しかし、エリオットの本は登場人物が複雑に入ってて入り組むので粗筋で読むと誰が誰だか混乱する。それでも、ああこの本は読みたいなとか気づきもあるので目的にはかなったと言える。 あらすじ以外にも書評のような内容やブロンテやオースティンとの相関性なんかも書かれていて興味深いのだけど、ミドルマーチのドロシアを「自己中心的な生き方」と解釈しているところは違和感を覚えた。現代に生きる私には理解できないのか、時代関係なく理解できないのか。ドロシアが自己中心な生き方をしているとは(まだ3巻までしか読んでない)思わないのだが。 エチカをラテン語から英語に訳したって、、エリオットは学者のような人だなあ。
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