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グラスハート の商品レビュー

4.5

18件のお客様レビュー

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2024/04/15

よくできた音楽アニメを観た感じになった。さらさら読めて面白かった。イラストもかっこよかった。 この繊細でイケメンな天才達のバンドの行く末を最後まで見届けたくなって、図書館で全部予約。 ドラマになるとか? どうかなあ? アニメ化もいいなあ。

Posted byブクログ

2024/04/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

中高生の時にハマっていたシリーズ 少し前に完結をしたと噂で耳にし、今度、佐藤健君のプロデュースでドラマ化されるという話を聞いてびっくりした 途中までは読んでいたけれど、どうせなら最初からと思って手に取る 懐かしい~! 昔はふわっとしか読めていなかった謎めいた言葉も 今はこういうことを意味していたのだなと分かるところもあり 30年くらい前の作品だけれど、今も十分楽しめるなと思った ちなみにドラマのキャスト 西城朱音 オーディションっで選ばれた新人さん? 藤谷直季 佐藤健 (佐藤健くんは好きだけど…。とらえどころのない雰囲気を持つ、この難しい役どころを、しかも実年齢よりも10歳くらい若く音楽界のアマデウスと言われる天才をどう演じるんだろう…) 高岡尚 町田啓太(町田君あんまり知らず…どうなんだろう~?) 坂本一至 志尊淳 (志尊君も好きだけど…。坂本と西城は年があまり変わらない設定で、高校生役なので…心配) 真崎桐哉 菅田将暉(これは良い気がする!うまく演じてくれそう) 楽しみだけど、不安もあるドラマ化 でも来年ってことなので、先に完結まで小説を愉しもうと思います

Posted byブクログ

2018/04/13

10代の頃読んでいたら、「わかる!」「この作者、わかってる!」って、すごく感じたはず。 音楽というジャンルに限らず、ものの感じ方とか、反応の拙さとか、幼い自分へのはがゆさとか。 と言いつつ、大人になってから初めて読んでも、「わかる~」と身もだえ。 途中、だいぶ間があいた時期もあ...

10代の頃読んでいたら、「わかる!」「この作者、わかってる!」って、すごく感じたはず。 音楽というジャンルに限らず、ものの感じ方とか、反応の拙さとか、幼い自分へのはがゆさとか。 と言いつつ、大人になってから初めて読んでも、「わかる~」と身もだえ。 途中、だいぶ間があいた時期もあったそうですが、 そこは後発の強み、シリーズ最終巻『イデアマスター』まで一気読みしました。 読んでいると呼吸が浅くなる文章。 熱とスピードに持っていかれる。 特に坂本くんパート、あの感じを小説にしてくれるなんて。 すごい。すごい。ありがとう!

Posted byブクログ

2015/03/24

バンド小説。彼らが音楽を奏でるシーンはどれも鳥肌がたつくらいかっこいいです。レコーディング中の神経すりへらす大喧嘩とか、熱狂的ファンの驚異的行動とか、音楽業界のドロドロしたところとか、いろんなものが詰め込まれています。最終巻のラストシーンが最高に好きです。

Posted byブクログ

2012/04/15

女だからとバンドをクビになった西条朱音は天才ミュージシャン・藤谷直季から突然バンドの誘いを受ける。 奥付けみたら、10年近く前の本なのに、まったく古さを感じませんでした。興奮した! 軽めの文体だけに、情景描写に物足りなさを感じますが、さらっと読めます。 早くもテン・ブランクのフ...

女だからとバンドをクビになった西条朱音は天才ミュージシャン・藤谷直季から突然バンドの誘いを受ける。 奥付けみたら、10年近く前の本なのに、まったく古さを感じませんでした。興奮した! 軽めの文体だけに、情景描写に物足りなさを感じますが、さらっと読めます。 早くもテン・ブランクのファンになっている気がします。

Posted byブクログ

2012/11/19

十五年くらい前に集英社のコバルト文庫から出ていたグラスハートシリーズの新装版第一巻。完結編が新装版での出版となり、書き下ろしの掌編につられて新しく揃えなおした。神童と呼ばれていた天才音楽家と彼が見つけだしたり拾ったり拾われたりして作ったバンドが音楽シーンを席巻し互いにぎすぎすした...

十五年くらい前に集英社のコバルト文庫から出ていたグラスハートシリーズの新装版第一巻。完結編が新装版での出版となり、書き下ろしの掌編につられて新しく揃えなおした。神童と呼ばれていた天才音楽家と彼が見つけだしたり拾ったり拾われたりして作ったバンドが音楽シーンを席巻し互いにぎすぎすしたり衝突したり道を見失ったりうろうろしながらも最高の音楽を生み出すためにひた走り音楽に向き合っていく物語。天才に弱いのでかなりはまった。完結しようやくスタートラインに立ったようにも思え続編を今も熱望している。新装版全五巻。

Posted byブクログ

2011/10/15

私が、学生時代に読んで衝撃を受けたシリーズの新装版。 この本と藤田貴美さんの「EXIT」の影響で大のバンド好きになりました。 ライブに行って生音を聴かないと!と思ったのもこの頃からだったな~。 今、読んでも面白いです。

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2011/09/21

若木未生さんは、私は、彼女の代表作の「ハイスクールオーラバスターシリーズ」が苦手で、作品の人気がピークだった頃もどうしても馴染めなくって、「この作家さんとは、私、相性が悪いのかな」と思っていたのです。 その後、この「グラスハートシリーズ」がコバルトに連載され、たまたま読んでみたら...

若木未生さんは、私は、彼女の代表作の「ハイスクールオーラバスターシリーズ」が苦手で、作品の人気がピークだった頃もどうしても馴染めなくって、「この作家さんとは、私、相性が悪いのかな」と思っていたのです。 その後、この「グラスハートシリーズ」がコバルトに連載され、たまたま読んでみたら、これなら私にも、おもしろさがわかる! となりまして、作品が中断するまで、文庫も全部も買って、お話の続きが書かれることを心のどこかでずっと待っていたのでした。 テンブランク、本当に十年の空白(テンブランク)だったよ。というくらい待たされた気がします。 テンブランクとは、作中での主人公たちのバンドの名前です。 天才音楽家と面倒みのいい美形ギタリスト、繊細な音楽オタク少年、熱血ドラム少女の四人がメンバーで、彼らは音楽と情熱を武器に、世間や業界にたちむかっていきます。 音楽家が多いせいか、登場人物たちが誰も彼もやたら繊細で、結果としていろいろしちメンドくさくて、読んでて多少しんどくなりますが、そこがこの作品のおもしろさですよね。 誰もが持っていたはずなのに、いつしかなくしてしまったガラス細工の繊細な心、グラスハートをなくさずにどこまでも純粋に音楽する主人公たち。 私のような、ちょっとトシをとってしまった人たちに、若い頃の気持ちを思い出させるお話として、オススメします。

Posted byブクログ

2011/06/21

あぁ。なんか、まだ、みんな。若いな。と。ムダにキャーキャーしているというか。熱とか。そういう。なくしたモノがここにあって。ちょっち。さみしくなる。

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2011/04/18

cobalt連載時に飛び飛びで読んでいた。当時は西条のキャラクターが苦手で、感覚的な文体が苦手で、藤谷先生が意味不明だし、バンド物はEXITがあるから正直小説はどうなんだろう、と本を買うまではしていなかったので、いろいろ読み逃していたんだなあ、と今痛感する。確かに最初は文章がとに...

cobalt連載時に飛び飛びで読んでいた。当時は西条のキャラクターが苦手で、感覚的な文体が苦手で、藤谷先生が意味不明だし、バンド物はEXITがあるから正直小説はどうなんだろう、と本を買うまではしていなかったので、いろいろ読み逃していたんだなあ、と今痛感する。確かに最初は文章がとにかく読みづらいんだけれど、こんなに透明で繊細で痛々しい、身を削るような話だったんだ、と引き込まれた。すごいなあ、十代ってこんな感じだったかもしれない。もう一度読めて良かった。 書き下ろしもあるので、買うのを迷っている人も買って良し。

Posted byブクログ