走れ！T校バスケット部(1) の商品レビュー

松崎洋【著】

2017/01/12

読みやすくわかりやすい王道のストーリー。
バスケというスピード勝負のスポーツに対する描写も
うまく描かれていたのではないかと。

いわゆるザッツ青春と言った感じの内容。
とは言え、やはり人物設定の際の深みが薄いとこは薄かった。
自殺まで考えた陽一、あんなに大好きだったバスケとの決別。
そんな彼がT校へ転入し、そこで出会ったバスケ部メンバーとの
交流を経て、再びバスケを始める。
しかし、あそこまで追い詰められた彼が再びバスケを選ぶ、
その葛藤と復活までの描写があまりにスラッと書かれていて
少々、感情移入にも戸惑った。

とは言え、王道の青春ストーリーだけあって、
読みやすさは問題無し。
少々の時代とのズレも目を瞑ってはどうだろうか。

2016/09/30

こちらも題名に惹かれて買ってみたら、とても面白く読みやすい。ざっくり言うとスラムダンクみたいなストーリー。ただし、イジメという題材ははいっていますが。読んでいて、映像がイメージしやすく、思わず笑えたり、泣けたりととても友情み溢れる物語です。

2015/01/17

デビュー作なんですね･･･
展開のイージーさにビックリ。
ラノベ並だけど､少年の成長物語としてはラノベよりはいいから、星３つ。

2014/12/06

個性的なメンバーと共にバスケで青春を謳歌する話。最初俊介が主人公かと思った。人間ドラマが深い。学校試合の部分が初心者には読んでてつまらなかった

2014/08/27

弱小バスケ部と、名門校から転校してきたキャプテンのサクセスストーリー。

単純だけど、それだけに面白い。
一切裏のない話や順当に進みすぎて、淡泊にまとまっているが、十分楽しめました。

ミニバスを始めた子どもに読ませたい本になりました。

2014/05/18

バスケ経験者には物足りない印象が否めません。スラムダンクが好きなので、熱く努力したり、悩んだりを期待していました…
陽一だけが唯一バスケに真摯に向き合っている印象。
バスケを借りて、友情やいじめを描きたかったのかなあ、と。バスケよりも陽一とお父さんの話が一番熱く語られていたかな。

2014/04/09

王道中の王道で、全く奇をてらっていない展開・内容。

なのになんでこんなに面白いんだろう。

それは数多の作家はオリジナリティにこだわるあまり、意外なことにこういった作品が生まれてこなかったからなのかなぁ？

とか、小生意気な分析(?)はどうでも良くて、感想とか本作の良いところとかは松島尚美さんのあとがきがすべて語ってくれていました。

「気持ちええくらい前向きで、陰の部分が一切ない」

これにつきるかな、と。このあと何作も続いているようなので、それらも手に取ってみようと思います。

2014/01/19

私もバスケ部なので楽しく読ませてもらいました。

才能のある主人公をみていると何だか少し悔しい気持ちになりました。
そして、それと同時にこんなこと現実では無いだろうなと悲しくなりました。
私にもあんな才能に恵まれたら、あの時怪我をし無ければ、いろいろなことが頭の中を駆け巡りました。

何があっても最終的にバスケを続けることを選んだ主人公にあこがれました。
私は今もバスケを続けています。
あの時諦めなくて良かったといえるように。
この本が私に元気と勇気を与えてくれました。

いつか大舞台にたてるよう頑張るぞ！w

2013/12/15

すぐに読めるため、小説に慣れていない人にオススメの一冊。
内容はよくあるスポーツものといった感じ。
バスケ経験者からすれば、リアリティに欠けている割りにドラマチックな展開があるため、少々冷めた感じで読んでしまった。
いい感じにのめり込むことができれば、ハマるのではないか。

2013/10/22

子供がバスケ部なので買ってみたが、全然読んでくれないので、先に読んでみた。

笑いも感動もありでなかなか楽しく読めました

次は2巻！