楽園 の商品レビュー
「作家」の枠には収まりきれない鈴木光司さんの処女作。 処女作!? 読了後、1万年分の邂逅に、自分自身がふわっとした。 読み終えたの、もう4回目くらいかな。
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すすめられて読んでみました。物語はゴビ砂漠から始まってアメリカに渡る。しかも恐ろしく長い月日をかけて。(現代では飛行機でわずかな時間だけれども・・)人類の歴史と共にそこに宿った人の強い思いを成就させるべく物語は進んで行く。ま~「最後はここか。赤い鹿はここまで旅してきたのか。」と...
すすめられて読んでみました。物語はゴビ砂漠から始まってアメリカに渡る。しかも恐ろしく長い月日をかけて。(現代では飛行機でわずかな時間だけれども・・)人類の歴史と共にそこに宿った人の強い思いを成就させるべく物語は進んで行く。ま~「最後はここか。赤い鹿はここまで旅してきたのか。」と納得で読み終えました。
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太古のゴビ砂漠。部族の若者ボグドは、美しき少女ファヤウを自らの力で迎え入れ、夫婦となるが、他部族の襲撃により引き裂かれてしまう。ボグドは、遙か彼方に連れ去られた妻の姿を求め、一人旅立つが…!?そして、舞台は18世紀南太平洋、現代アメリカの地底湖へ。時空を超えた愛の邂逅と、戦うがゆ...
太古のゴビ砂漠。部族の若者ボグドは、美しき少女ファヤウを自らの力で迎え入れ、夫婦となるが、他部族の襲撃により引き裂かれてしまう。ボグドは、遙か彼方に連れ去られた妻の姿を求め、一人旅立つが…!?そして、舞台は18世紀南太平洋、現代アメリカの地底湖へ。時空を超えた愛の邂逅と、戦うがゆえに手にできる“楽園”の意味を壮大に描く、日本ファンタジーノベル大賞優秀賞受賞作にしてデビュー作。 ・レビュー 古代→中世→現代という時代を舞台にした三部構成だが、物語は一貫する意志で繋がる。 特に面白いのは18世紀南太平洋を舞台にした第二部。鈴木光司の作品には個性的で特異なキャラクターが登場するが、第二部のタイラーというキャラクターは 鈴木光司作品特有の「強い男」そのもの。主人公でない所がまた面白い。 鈴木光司の作品の原点で、いろんな鈴木光司作品の要素が含まれている。 この作品で描かれる遺伝子で繋がる愛情は感動できる。
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前半はちょっと映画『アポカリプス』を思い出した。 太古の昔に分かたれた呼び合う魂が 時代を超えて再会する物語
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20年以上前にアニメ版を見た。 古代の1部、中世の2部はぐいぐいと引き込まれましたが、 現代の3部がちょっとイマイチ。 1万年を超えるボグドとファヤウの愛、ですが、 中世と現代では、転生した肉体が純潔を保っていないのがなんとなく引っかかる。1万年分のヘヴィー級の愛なのに、待てなか...
20年以上前にアニメ版を見た。 古代の1部、中世の2部はぐいぐいと引き込まれましたが、 現代の3部がちょっとイマイチ。 1万年を超えるボグドとファヤウの愛、ですが、 中世と現代では、転生した肉体が純潔を保っていないのがなんとなく引っかかる。1万年分のヘヴィー級の愛なのに、待てなかったのかと。
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これにものすごく似たお話を読んだことがあるような気がする・・・と思いつつ、最後まで楽しく読めました。読み終わって本棚にしまおうと思ったら、そこには新潮文庫版の同じ本が・・・。 いえね、買うときから「あれ?」と思ってはいたんですよ。でも奥付を確認したら初版だし、気のせいかと思って。...
これにものすごく似たお話を読んだことがあるような気がする・・・と思いつつ、最後まで楽しく読めました。読み終わって本棚にしまおうと思ったら、そこには新潮文庫版の同じ本が・・・。 いえね、買うときから「あれ?」と思ってはいたんですよ。でも奥付を確認したら初版だし、気のせいかと思って。ショックなのは最後まで読んでも再読だということに気がつかなかったことですよね。何よりも信じられないのは悲しいことに自分自身の記憶です。 けど、出版社さんも何か一言あってもいいと思うんですよね。出版社をまたいでいるので難しいのでしょうか。まあ、自分でしっかり覚えていられれば何の問題もないんですけどね(泣)
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