ノーサイドの心 の商品レビュー

森喜朗(著者)

2024/06/18

(2010/3/24)
森元首相が、自分とラグビーとのかかわりを綴り、さらに文教族として日本の教育にラグビーが必要であることを訴えた本。
「ゆとり教育は必要」「花園の入場行進はしっかり」と持論を述べる勇気はある意味えらい。

元早大ラグビー部で市長の父親の影響で小学校のとき大西監督率いる早稲田ラグビー部に出合い、
自分もやりたいと思い、高校はSO。花園には行けず、学力もなかったが、大西監督のつてで早稲田入学。
ラグビー部入部半年にして胃潰瘍を患い退部。大学もやめようと思ったが大西監督に翻意される。
弁論部に入り、政治家となり、文教族に、首相に、ラグビーフットボール協会会長になる。
ラグビーは教育に最適。

という本。
森さんのラグビーとのかかわりを再認識したのが収穫。あとはラグビーをわかってない人の入門編になってる。
それだけの本です。