1,800円以上の注文で送料無料

あとより恋の責めくれば の商品レビュー

3

2件のお客様レビュー

  1. 5つ

    0

  2. 4つ

    0

  3. 3つ

    2

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2016/08/18

御家人でありながらも狂歌の大家であった太田南畝が遊女に恋をしてしまい、両親や妻子と暮らしながらの生活の中 恋をした女性が病に倒れその女性のサポートをし続けて行くという江戸時代という時代を考えればさほど驚くほどの話ではないと思われ物語の展開もとても地味に展開するだけなのだが、彼を支...

御家人でありながらも狂歌の大家であった太田南畝が遊女に恋をしてしまい、両親や妻子と暮らしながらの生活の中 恋をした女性が病に倒れその女性のサポートをし続けて行くという江戸時代という時代を考えればさほど驚くほどの話ではないと思われ物語の展開もとても地味に展開するだけなのだが、彼を支える狂歌仲間との交流・吉原での遊びの様子・冬の寒空の下での立ち食い蕎麦で暖をとる様子など天保年間の暮らしの様子が鮮やかに描かれているので、心動くストーリー展開はほぼないのだが正直結構楽しめた。また狂歌仲間達が様々な形で南畝先生を支える様子はなぜそのようなサポートをみんながするかをいう点を考えると、年齢・性別・職業など関係なく真剣につきあい心通わせられる良き仲間を持つ事の大事さを考えさせてくれた。

Posted byブクログ

2010/05/16

大田南畝とその狂歌仲間の心からの交流。遊女三保崎への真実の愛。その辺はいいのだけれど、、妻との間に信頼が築けなかったのは寂しい事だ。

Posted byブクログ