松前先生と美貌の作家 の商品レビュー

遠野春日【著】

マンガが好きでノベルが出るんだ・・・

[ゴロー]

覆面作家・小櫃由布の正体は、旧侯爵家の櫻井家の次男・春之だった。彼は美貌の持ち主だったが、末っ子で家族には甘やかされ、周りには気を使われし、つむじ曲がりでプライドが高い天邪鬼になっていた。そんな性格が災いし、ある日サロンで会った名前も知らない男に、つい憧れの挿絵画家・松前千種の悪口を言ってしまう。その後やっと人気の松前千種と仕事ができることになり、紹介されたのは先日サロンで言い合いになった男で―!？

春之は性格悪いのに何故か嫌いにはなれないキャラということで、こんな好き勝手やってるのに許されるなんて羨ましい限りですww 春之が松前に惹かれていくのは良くわかったんですが、松前が春之に惹かれたのが良く分からない。ま、最初っからキャンキャンやりあうぐらいの方が楽しかったようなのでゲテモノ食いということでしょうか。しかし主人公が誤解を解くきっかけが人づてに聞いた話、というのがどうにも受け身感が拭えず★４つとなりました。誤解したきっかけも噂話からだったのでおあいこじゃないかと言えばそうなのですが、そこはもうちょっと主人公が頑張ったことによってクリアして欲しかったというか。ま、箱入りのお坊ちゃまですからこれぐらいが現実的なのかもしれませんが。
そういえばこのノベルは木下けい子さんの由利先生シリーズが好きな作者が、スピンオフ？的な形で出させてもらったのだとか。小説をマンガ化は良く見るけど、反対もありなんですね。世界が広がるなあ。

2013/09/06

世間知らずで天邪鬼、イラっとくるくらいオレ様。でもそんな彼が恋に落ちると、かわいいんだな、萌えた。　
兄様の【恋人】というのもちょっと気になるところですなｗｗｗｗ

2011/04/13

初っ端から春之にムカついてムカついて…読むのやめようかと何回思ったか（苦笑）こういう春之のような鼻に付くタイプの受けってイライラしてばっかりで好きじゃないので…；でも！読み進めて行く内に、ただの高慢で自意識過剰で我が儘で…だけじゃない、可愛らしいところが沢山見えてきて、後半は見事春之にやられてしまいました（笑）そしてそして！六車くんも登場☆こういうコラボってすごく好きなので嬉しかったです。春之と兄・秋継のやり取りも好きでしたｖブラコン萌えw二人の本が無事刊行されるところまで読みたかったな。

2010/12/04

[挿絵画家×小説家]

私の大好きな木下けい子さんの挿絵。
私の大好きなカワイイ傲慢受け
かなりツボな作品でした。
そして木下さんの「由利先生シリーズ」より
あの六車くんが登場！！
なんと素晴らしいコラボでしょう。
凄く面白かったです。

やっと両思いになれた感じでしたので、
是非これは続編などが出たら嬉しいと思うばかりです。
この二人の更なる波乱が読みたいと思うのは私だけではないはずです。

☆あらすじ☆
ぼくはあなたのものになる。だから、あなたはぼくだけのものになって欲しい―渋谷は松涛に屋敷を構える元侯爵櫻井家の若様、春之は人も羨む美貌の持ち主だ。末っ子として家族中に甘やかされ、友人たちからちやほやされ、気づけば負けず嫌いで、我が侭で、そのうえ傲慢な若様になっていた。そんな春之にはひとつだけ、誰にも知られたくない秘密があった。それは覆面作家、小櫃由布であるということ…。憧れの挿画家・松前千種にいつかは絵をつけてもらいたいと思っていた春之だが、ある日、紳士倶楽部で出逢った見知らぬ男に松前千種の悪口を言ってしまう。ところが、その男こそが松前千種だった。

2010/05/02

木下けい子さんの由利先生シリーズのファンなんです。
そこに出てくる受けの六車くんが出てくるのを楽しみにしているんだけど・・
読みながら飽きちゃってなかなか進まないよー。
半分くらいだがけっこう平行線ですすんでいます。
おもしろいんだけどねー
高飛車で美人な受けが意外にうぶ！