中央アジアを知るための60章 の商品レビュー
図書館で借りた。 「~スタン」の国々が乱立する中央アジア。ほとんどの日本人からは縁遠い存在だが、各国・各民族にはアイデンティティがあるはず、…と思い本書を読んだ。 正直読み終わっても「~スタン」の説明はまだまだできないが、少しだけ身近に感じることができたかもしれない。 意外だっ...
図書館で借りた。 「~スタン」の国々が乱立する中央アジア。ほとんどの日本人からは縁遠い存在だが、各国・各民族にはアイデンティティがあるはず、…と思い本書を読んだ。 正直読み終わっても「~スタン」の説明はまだまだできないが、少しだけ身近に感じることができたかもしれない。 意外だったのは、中央アジアに一定数の朝鮮民族が居ること。日本とは違う面をここで感じるとは思わなかったが、朝鮮もユーラシア大陸の一部であるということか。
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中央アジアに関して、様々な観点から解説されていて、1章あたり4~5ページで書かれているので読みやすい。 カザフスタン・キルギスを旅行中(2016/5)に読み、中央アジアの各国は共和制を謳いながら、ウズベキスタン・カザフスタンの両国は独立後、大統領の交代は一度もなく、トルクメニス...
中央アジアに関して、様々な観点から解説されていて、1章あたり4~5ページで書かれているので読みやすい。 カザフスタン・キルギスを旅行中(2016/5)に読み、中央アジアの各国は共和制を謳いながら、ウズベキスタン・カザフスタンの両国は独立後、大統領の交代は一度もなく、トルクメニスタンは大統領の死去により、一度だけ。タジキスタンも内戦後の一度だけと事実上の独裁体制となっている。 キルギスのみ、独立後4人目の大統領となっている。
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中央アジアにアフガニスタンを含めないのはなぜだろう。 政治、文化、宗教、経済、歴史がわかった。 シルクロード、日本との関係など、今後の理解の手掛かりは得られた。
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トルクメニスタンはニヤゾフ政権末期に一種の鎖国政策を行うことになり、その中で映画館を封鎖され、映画製作も行われなくなった。しかしニヤゾフの死後、状況は穏やかだが変わり、2009年春には一部の映画館が再開されたようだ。 中央アジアでロシア人にそのルーツを訪ねてみると両親や祖父母にロ...
トルクメニスタンはニヤゾフ政権末期に一種の鎖国政策を行うことになり、その中で映画館を封鎖され、映画製作も行われなくなった。しかしニヤゾフの死後、状況は穏やかだが変わり、2009年春には一部の映画館が再開されたようだ。 中央アジアでロシア人にそのルーツを訪ねてみると両親や祖父母にロシア人以外の民族出身がいることが非常に多い。地元の民族など。 中央アジアという土地への愛着も人によって様々であり、地元民族の言語や文化を尊重する人も蔑視する人もいる。 ロシアから中央アジアへの移住はロシア帝国による中央アジア支配の確立とロシアにおける農奴解放を背景に19世紀後半から始まる、20世紀初頭に急増した。
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