宇宙兄弟(9) の商品レビュー

小山宙哉(著者)

2013/05/29

と言うことで、同僚の思うつぼでハマった「宇宙兄弟」9巻。

月でアレになった日々人から、シャロンの夢も抱え、ムッタ再びヒューストンへ。

2012/10/02

日々人が凄まじい危機に陥る。具体的に危機敵状況を描いたことで、ジェニファーが以前触れていた、「最悪の場合を想定して行動」するという地上のスタッフの動向を描けている。そこで日々人を救うために吾妻と、まだ日本にいる六太を活躍させる展開が今後の展開を予想しても非常に巧い構成だと感じさせる。六太だけが活躍するわけでもないため、主人公を過度に持ち上げさせない活躍のバランスをとっている。
故人であるブライアンの扱いが特に凄い。回想でしか出てこないのにこれだけ感動的に仕上げるのは見事過ぎる。そして兄を出すことで南波兄弟の決意にも繋げる徹底っぷり。
ヒューストンに行く前に日々人のこの危機を経たことで六太の周囲に比べて自分を下に見る癖が解消される方向に持って行くので作品全体の構成として素晴らしい。

2012/10/01

宇宙開発がいかに大変で危険に満ちているかがよく分かった。
酸素のない中でのヒビトくんの頑張り、ムッちゃんの案を信じた吾妻さん、その吾妻さんが指揮するブライアンの名がつけられた探査機がかけつけて…という流れが最高だった。
宇宙への夢も恐ろしさも、人と人の繋がりも、全てが物語の中で輝いていたと思う。

2012/09/28

BRIAN最高！！
吾妻さん最高！！
さすがお兄ちゃん！！

これは人前では読めない。
大号泣―――――

☆☆☆☆☆☆☆

2012/09/24

酸素が無くなるエピソードでちょっとプラネテスを思い出しました。
確かアニメのオリジナルストーリーだったように記憶しているのですが、タナベが月でテロリストの女性を助けようとしてみたいな話だった気が‥‥
でも、あのときタナベはどうして助かったんだったかなぁ～

2012/06/13

みんなの想いがひとつになってこその日々人救出…泣けた。ムッタ…シャロンさんとの約束果たすために月へいけ！！

2012/05/07

ブライアンほんとイケメン。死んでもなおイケメン。日々人が『BRIAN』から酸素の供給受けたとき涙がでた

2012/05/06

９巻もドキドキのしっぱなしでした。
そして感動のしっぱなしです。
劇場版もこの辺りの話がクライマックスになるのではないでしょうか？

極限状態の月面世界でヒビトががんばり、ムッタはヒビトを信じている。
この絆はやはり兄弟ならではですね。仲間では作れない関係が地球と月をつないでいます。
がんばれヒビト！！

2012/05/02

日々人のブライアン・Jの回想シーンから涙の波が襲う。酸素がなくなった時の日々人の死の顔。BRAINで生還した瞬間の日々人。そして日々人が六太に放つ言葉が、感動的で、とにかくカッコいいんだわ。
死ってこういうことなのかもしれないと思わされる程の画力。 宇宙・月って神秘的だけど、怖い。
怖さも悲しみも、命の尊さも、夢も…全て奮い立たせてくれた巻。
まさに『宇宙兄弟』な一冊。

2012/04/02

宇宙開発が未知への挑戦だということを実感する巻。

命の危険にさらされた日々人。
たすけてくれた三人の宇宙飛行士の話がとてもよかった。

ムッちゃんの反応と判断に兄弟の絆を感じます。