Waltz(1) の商品レビュー

大須賀めぐみ(著者)

2011/01/25

『グラスホッパー』に登場する殺し屋の少年・蝉の４年前の話と聞いて、読んでみました。
（蝉は、ちゃんと義務教育を終えたのかな？)と気になっていたので。
でも、好みの絵でなく、読むのがちょっとつらかったです。
目がかわいくないし、『デスノート』のエルみたいにクマができています。
それで、殺伐としたオーラが出ています。

まさか蝉が長髪とは思っていなかったので、そこも意外でした。
ただ、食うや食わずのネットカフェ暮らしの中で、床屋に行ける余裕はそうないのなら、髪も伸びるかも、とは思います。

人と交流せず、ケータイと一生縁がないと思っていた彼が、岩西と知り合って、仕事のためとはいえ、ケータイをもらうシーンには、ちょっとじーんときました。
でも、この話はそういう感動ものではないのですね。
自分が殺すために、別の殺し屋たちを一人で引き受け、その場はターゲットを助けようとする彼。
でもターゲットは、顔が似ているだけの赤の他人。

緊張の展開のまま、次巻へと続きますが、あまりに話がダークすぎて、ちょっと読むパワーが出なさそう。
絵がない文字で読みたいのですが、これは、小説としては出ていないのでしょうか？

2010/10/06

最初の1ページでびっくり！！
いきなりそのシーンですか！！
殺し屋の話ですね。結構おもしろい。蝉がどのように成長していくのか、とても楽しみです。
これは漫画版『魔王』のスピンオフとのことですが、まだ『魔王』は未読です。
きっとあわせて読むとおもしろいんだろうなと思ったりしてます。
衝動的に、魔王、買いそうです・・・。
本当におもしろかったです！！

2010/10/04

普段マンガはあまり読まないし
買う程、好きではないのですが

伊坂 幸太郎 × 大須賀 めぐみ　の最強コンビ復活！
問答無用で即購入！
と嬉々として何も考えずに手に取りました。

話しは蝉の（簡単な）生い立ちから始まります
岩西との出会い、殺し屋になるまで・・・。
結構ショッキングな、残酷な描写が出てくるので
こう言ったシーンが苦手な私は
最初『ひっ！』と引いてしまいましたが
殺し屋の話しなので、仕方がないだろうし
それでも
『大須賀めぐみ』の絵の良さ、動きには敵いません。
すっかり魅入りました（笑

グラスホッパーから入ると
蝉に対して、違和感を感じるかも。
でもマンガの魔王から入ると
スンナリと、受け入れられるかも。

個人的には
これは二人の作品であると考えているので
どちらかだけを意識せずに読んだ方が良いかなあ。
と思っています。

2010/08/24

…好きじゃないのよこういうthe少年漫画。
だけど伊坂さんが原作って言うなら、それが世の中でどう広まっているのかを知っていなくちゃと思うじゃないか。
…読むしかないよね。

絵もさぁ、気合い入ってんだろうけど、ゴチャゴチャうるさい。無いことの怖さとかさ、そういうただ描くだけじゃない表現を学んで欲しいよね。
っつーか中二病すぎんだよ、これ。ナイフ振り回してウサ耳服着た不良少年って。本当にグラスホッパー読んだのかよ作者。
魔王もさぁ…あんなんだし、もう伊坂さんに他メディアが手出すのやめてくんないかなぁ…、はぁ。

2010/07/30

魔王ＪＲに登場する殺し屋、蝉の４年前の話。岩西との出会い。
魔王ＪＲの最終巻あたりの絵柄が好きな人にはたまらない絵柄になってます。ストーリーも面白い。揺れ動く青少年の純粋な心を弄ぶ（？）中年おやじにときめく方にはかなりおすすめ。

ちょっと難点なのはＢＬっぽい匂いがする点。
気にする方にはきついかも。

2010/07/15

魔王JRのスピンオフ作品
蝉が主人公の漫画です
漫画、そして原作（グラスホッパー）でも明かされていない蝉と岩西の過去のお話
とてもこの先が楽しみです

2010/06/29

伊坂幸太郎の小説は、何作か漫画化されていますが、
この人の手がけた「魔王」は、ホントに出来が良かったです。
で、その時の蝉が活躍すると聞いて。

「魔王」でも思ったのですが、大須賀さんはホント書き分けが上手い。
うまく外見を特徴付けるので、「この人誰だっけ？」がないんです。
それは伊坂小説の最大の魅力、テンポの良さを損なわないばかりか
更に活かすという、かなりの漫画力です。

原作から蝉が好きだったので、コレは読まないわけにはいかないです。
グラスホッパー遡ること、４年ほど前という設定で。
蝉が、蝉となる背景を丁寧に、
しかし冗長になりすぎない程度の書き込みでした。

絵の雰囲気は若干女性向けかもしれませんが、
内容は、どちらも楽しめると思います。
小説にもある、容赦無い冷酷さは健在ですし、
アクションも、硬派です。

まぁ、私のような蝉好きには、小学生の頃の彼はご褒美でしたｗ
二巻、楽しみにしています☆

2010/06/30

面白い！！いきなり血飛沫からはじまりますが・・。グロテスクで暗く、ちょっと細部までまじまじと見れない描写のページがあります。でも、生きるためのなんたるかとか、真実とか、そゆのがキラっと見えます。狂人で天才なキャラクター達。生きてる場所が場所ですから、そゆ真実が引き立ちます。魅力的です！

１巻だけではまだ何も分かりませんが、いや１巻で既にがっちり期待させられてます。魔王JRの面白さに興奮したので、きっと面白くなるだろう！と思っています！今度に期待！わくわく！

2010/06/22

１巻発売時の時点では個人的に「蝉タン萌え～、ﾊｧﾊｧ♡」でしかなかった漫画ですが、物語としてもどんどん面白くなってきています！
早く続き発刊されないかな～♪

2010/04/13

最近の最も好きなキャラクター蝉のオリジナルストーリー

岩西との出会いや蝉の内面が読み取れる、素敵な漫画になってます。
でも1番気になるのはジャック・クリスピンだな！