こどもの体温 彼は花園で夢を見る(文庫版) の商品レビュー
大奥のドラマ化が決まり、大奥を読み返したことでもっと面白さがわかりドラマをみて…と大奥にハマり、よしながふみさんの対談やインタビューを読んで他の作品も読みたくなり手に取りました。 どちらも人のぬくもりやヒリヒリやひんやりするものがあって面白かった。
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涙に着目する解説の安彦良和がさすがだと思った…。あけっぴろげな自己開示ぶりも。「こどもの体温」←最高のタイトル。
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よしながさんは、人と人のつながりを コマの動きで魅せるのが本当にお上手だと思う。 セリフ、っていうのは所詮作られた言葉であって 現実はセリフでみんな会話をしてない。 表情や動きや、そういうものでコミュニケーションをとってる。 そのことがよく伝わってくるなあ、と思った一冊。
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二編とも傑作 「彼は花園で夢を見る」は、やまざき貴子の「マリー・ブランシュに伝えて」を彷彿とさせる こちらのほうがやや救われる。
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表題作の【こどもの体温】はよしながふみらしく、大きく感情をつき動かして感動!! というタイプの話では無いですが読み終わった後に心にスッと入ってくる感動があります。 設定が重苦しいのにサラっと読めてしまいます。
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こういう、深刻どころか命がけのラブコメも嫌いじゃない。 サラサララ~って読めるのに、中身がしんどい。 本編だけで泣けるのに、安彦良和の巻末解説が、また泣ける。
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2010.12 冒頭の話が一番好き。おじいちゃまと作る鳥の香草焼きは、「きのう~」で作っていたクリスマス・ディナーのあれかな。「花園」のラストにほっ。あれがあるのとないのとでは、話の印象が全く違う。後悔するところだった。
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安彦良和が解説で、よしながふみの「描く涙は美しい。」と書いているが、よしながふみを読む方も、こらえにこらえた涙が、あるコマで堰を切ってどばーっと流れ出すのであった…。そして涙を流したあと、清々しい気持ちになる。 収録作どちらも、非常に大切なものを永遠に失った(しかも自分のせいで)...
安彦良和が解説で、よしながふみの「描く涙は美しい。」と書いているが、よしながふみを読む方も、こらえにこらえた涙が、あるコマで堰を切ってどばーっと流れ出すのであった…。そして涙を流したあと、清々しい気持ちになる。 収録作どちらも、非常に大切なものを永遠に失った(しかも自分のせいで)という悲惨を抱えているんだけども。抱えつつも、どうにか生きて、あたたかい思いをしたりもするのであった。という話。
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本筋とは全然関係ないけど、バレエ王子(笑)の話の中で、ローザンヌバレエコンクールの解説のおばちゃんの激辛メッタ切りコメントが笑えた。 ローザンヌバレエコンクールを見る人にしか解らないけど、本っ当~にそっくり。実際の彼女も本っ当~にあれぐらい激辛でメッタ切る。「あのおばちゃん絶対...
本筋とは全然関係ないけど、バレエ王子(笑)の話の中で、ローザンヌバレエコンクールの解説のおばちゃんの激辛メッタ切りコメントが笑えた。 ローザンヌバレエコンクールを見る人にしか解らないけど、本っ当~にそっくり。実際の彼女も本っ当~にあれぐらい激辛でメッタ切る。「あのおばちゃん絶対言うよね~、こういうこと」って友人と大盛り上がり(笑)。 ちなみに今は別の方が解説されてます。あぁ残念、、、
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以前単行本で読んだことがある話だけど久し振りに読みたかったので購入。よしながさんの描く男は繊細で優しく、女はしなやかで強い。
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