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ハナシがはずむ! の商品レビュー

3.8

15件のお客様レビュー

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2019/08/15

今回はなかなか大きな話の動きもあり、楽しめました。これで話も中盤を超えました。最後はどうなっていくのか楽しみです。

Posted byブクログ

2018/06/26
  • ネタバレ

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襲名の話があったり、師匠の入院事件があったり 落語会の話なんだなぁ、と思えた一冊。 主人公が本当報われないが、過去作に比べ今回は 「奴は上手い」と明記された箇所が多かったかも。 兄弟子も嫌な部分しか描かれていないし(本当にそうかもしれないが) 姉弟子以外、きちんとキャラクターを把握している噺家がいないかも。。。 実際に落語をするシーンを耳で聞けば、特徴を捉えられるのかもしれないが。。。

Posted byブクログ

2018/01/08

笑酔亭梅駆シリーズ3作目。 独立し笑酔亭だけの事務所を設立したものの、 仕事は無いし、雑務だけが増えてしまった梅駆。 彼の周囲は相変わらず賑やか。 推理といえば推理ですが、 落語の世界と奇妙な人たちの話を読んでるだけで 楽しくなります。

Posted byブクログ

2017/06/08
  • ネタバレ

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目次 ・動物園 ・日和ちがい ・あくびの稽古 ・蛸芝居 ・浮かれの屑選り ・佐々木裁き ・はてなの茶碗 ・くやみ 段々ミステリ色が薄くなってきた。 竜二の成長物語ではあるのだが、どうにも落語に精進しているようには見えない。 コントがいいとか漫才がいいと言っていたうちはまだ、芸人としての悩みだったけど、今度は俳優? しかも、いつも竜二は底知れぬ才能を見出されるんだよね。 で、未だに才能は開花していない。 そして落語の話に戻ったかと思ったら、今度はまだ内弟子だというのに大物落語家の名前を継ぐことに!? もっと落ち着いて落語の話しようよ。 いや、あの師匠のもとで落ち着けるわけないのはわかるけど。 誰もが竜二の才能に気づいているのに、本人だけ自覚もなければ覚悟もない。 もったいなくてしょうがない。

Posted byブクログ

2014/12/25

シリーズ第3作。 かいせつ噺に落語作家の小佐田定男さんが書いていますが、「事件そのものよりも人物の心の動きの謎を解くミステリに変わってき」てます。 第1作は連作短編集でしたが、第3作は完全に長編の一部となっています。続きが気になります。

Posted byブクログ

2014/09/28
  • ネタバレ

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新書購入  推理。落語。現代。  続き物。  とさか頭の不良の竜二(芸名・梅駆)は、酒癖の悪く暴力を振るう師匠笑酔亭梅寿の元に住み込みで弟子入り中。  いろんな事件に巻き込まれて・・・。  いろんな才能があるらしい竜二。(演劇の才能も、落語家の才能も、推理能力もあるのですよ、彼は)  でも当人はまったく気がつかない。  思ったよりも素直・・・(お馬鹿さんなまでに素直)  師匠は理不尽だが、竜二のことをちゃんと考えているので、ときたますごーく能動的に裏で動く。  たびたび師匠の体の具合が悪いことが、作中に出ていたが、今回ついに入院。意識不明。  竜二は激しく動揺する。父親に倒れられたような心境に。  基本はギャグと人情物ですが・・・医者の言った言葉は深いです。 「笑芸人は死んだらあかん」  消えていくのみ。  そうでないと、客はその笑えるネタを思い出したときに、哀しい気分になるから。  なんだかとっても・・・厳しいですね。  

Posted byブクログ

2011/06/21

一気に3冊目読了。 「落語家」としての活動に収まらず、 役者活動や襲名のエピソードなど お話がどんどん大きくなってきた感じ。 まだ前座の竜二くん、どこまで行くのかなぁ(笑)。 「動物園」のキャラクターのネーミングがツボでしたw。

Posted byブクログ

2011/01/20
  • ネタバレ

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シーリズ3作目。相変わらず面白かったです(笑) だんだん具合の悪くなる梅寿師匠が心配だったけど、そこは梅寿師匠!奇跡が起きて良かった!!

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2011/01/02
  • ネタバレ

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謎解き・・・ってより、人情話、もしくは成長記、かな? 今回は突然振って湧いた襲名話がメインに据えられていますが、それはこれ。愛すべきお馬鹿達の活躍(?)により重たくなりすぎず、かといって軽くなりすぎず、読後の満足感はたっぷり味わえます。

Posted byブクログ

2019/01/16

モヒカン噺家「竜二」シリーズの第3弾。今回も彼を中心に 大きな問題やトラブルが続々と舞い込んできます。その 殆どが本人が望んでない事なのが可哀想ではあるw。 もちろん、今作も楽しく、ホロリとさせられる人情噺や バカバカしいオチも用意されており、面白いんですが この「竜二」のあまり...

モヒカン噺家「竜二」シリーズの第3弾。今回も彼を中心に 大きな問題やトラブルが続々と舞い込んできます。その 殆どが本人が望んでない事なのが可哀想ではあるw。 もちろん、今作も楽しく、ホロリとさせられる人情噺や バカバカしいオチも用意されており、面白いんですが この「竜二」のあまりにも周りに流される態度に 読んでいてイラっとします。 前作でもそうですが、落語に入り込めない為、スグに 自分の意識や興味が目移りしてしまうんですねー。 今回は俳優になりたい...なんてアホな夢見てますw。 まぁ、そんなたわけた夢はスグに師匠に 看破されてしまうんですが...。 まだまだこの竜二の成長を師匠たちと見届けたいですね。

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