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生産管理システム構築のすべて の商品レビュー

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2024/02/12

実務として生産管理を担当していたので、読み進めるのに困ることはなかった。 附章の「本書内容をベースとした生産管理システムの外部設計書」がとても参考になった記憶あり。 生産管理を知らないエンジニアが読む場合、それを理解するにはいいと思う。ひとまず、BOMの構築には気を付けたほうが...

実務として生産管理を担当していたので、読み進めるのに困ることはなかった。 附章の「本書内容をベースとした生産管理システムの外部設計書」がとても参考になった記憶あり。 生産管理を知らないエンジニアが読む場合、それを理解するにはいいと思う。ひとまず、BOMの構築には気を付けたほうが良い。

Posted byブクログ

2013/07/08

生産管理システムの全体像が実例も交えて分かりやすく説明されている。 特に最後に書かれている生産管理システムの外部設計書は他の本にはない有用なもの。

Posted byブクログ

2010/05/06

 本書の最大の特徴は、生産管理システムを工場管理全般まで広げて捉え、システム利用者の視点から生産実務を説明していることであり、これまでには無かった視点から生産管理を捉えている。  えてしてSEは「習ったこと、聞いたこと」を前提に、システムの枠組みを造ってしまい勝ちで、生産管理とい...

 本書の最大の特徴は、生産管理システムを工場管理全般まで広げて捉え、システム利用者の視点から生産実務を説明していることであり、これまでには無かった視点から生産管理を捉えている。  えてしてSEは「習ったこと、聞いたこと」を前提に、システムの枠組みを造ってしまい勝ちで、生産管理というと直ちにMRPと考えてしまうが、本書を読むとMRPやBOMなどは、現実の製造現場とは関わりの無い、理論やITの問題という、当り前のことに気づかされる。現実に生産管理システムは導入しているが、機能していない、使い勝手が悪い、という工場が多い。SEはもっと現場・現実を見ろということであろう。  本書の内容に基づく生産管理パッケージが実際に開発されており、その「外部設計書」が附章となっているのも珍しい。著者が言うようにシステム開発に際してのテンプレートとして活用できそうだ。また管理者層には、現在の自工場のITシステムを再評価するベンチマークとして活用できるのではないか。  アプリケーションSEと発注側の工場担当者、両者にとって実務書として推薦できる良書と思われる。

Posted byブクログ