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ケーススタディM&A・組織再編の税務処理 の商品レビュー

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2012/05/30
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「適格分割」を中心に知識が欲しくて購入。全く触れたことが無い分野だがのんびりしてる時間もないので、ポイントが探しやすくかつ説明が深い本を探して購入。 著者の廣川昭廣氏。廣が2回続いて違和感あるな。国税局出身⇒税務署長⇒税理士。の方だ。 感想。経歴に裏打ちされた幅広いケースが数多く記載されている。巻頭にそもそも論が端的に記されているのもわかりやすい。でもベースの知識が足りずに読み飛ばすかたちになってしまった。税務知識ってをちょっと侮っていた。これを駆使する方々ってのはまさにプロだな。 備忘録。 適格合併・適格分割:判定フローが複雑で端的に説明しづらいが、課税が組織再編の弊害にならないように、資産・負債の法人間移転が形式的なものであり、実態的には支配関係等が変わらないことが、各種要件を満たすことで確認できる場合の、会社合併や会社分割等のこと。この場合、資産・負債を、時価評価ベースではなく、簿価のまま移転することができるため、移転に伴う譲渡損益は繰り延べられる(含み益がある資産を譲渡しても課税されない)。 その他に現物出資・事後設立・株式交換の場合もあったが、全くわからず。 読み込みしきれないので、参考書化。

Posted byブクログ