エネルギー問題! の商品レビュー
自分がいかにエネルギー問題について無知か/「その道の第一人者」やマスメディアの言うことを信じてきたかを痛感した… 幅広く色々勉強しなければ。。
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エネルギーについて、科学知識・歴史的動向・政策など、多様な視点から分析・解説した本。 エネルギー問題のことをある程度知っている人が、さらに理解を深めることができるだろう。 特に、電力政策・原子力政策を詳しく解説している。
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3.11後、日本人や日本在住者は否応なしにエネルギー問題の重要さをその脳裏に刻みつけられることになった。そんな日本人や日本在住者がエネルギー問題を考察し議論する材料を提供してくれるのが本書だ。日本語でエネルギー問題を論じた本の中でも、最もバランスのとれた書籍の一つであり、池田信夫...
3.11後、日本人や日本在住者は否応なしにエネルギー問題の重要さをその脳裏に刻みつけられることになった。そんな日本人や日本在住者がエネルギー問題を考察し議論する材料を提供してくれるのが本書だ。日本語でエネルギー問題を論じた本の中でも、最もバランスのとれた書籍の一つであり、池田信夫ブログの「エネルギー問題の読書ガイド(http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51713122.html)」の中で唯一の日本語書籍として紹介されている。 基本的な内容は以下に箇条書きにする。 石油枯渇・価格への基本的な理解/石油以外の化石燃料、石炭・天然ガスへの基本的な理解/原子力への基本的な理解/再生可能エネルギーへの基本的な理解/地球温暖化の議論の問題点/文明論的な視点/日本のエネルギー政策の歴史/未来への視点 以上のように、日本のエネルギー問題を検討する上で抑えておくべき事柄が網羅されている。 著書も本書の冒頭で認めるようにエネルギー問題は様々な面から考えることができる。技術系の人は技術面から考えるし、経済系の人は経済面から考える。しかし、ある面だけ見ていても全体を理解するのは困難だ。本書を通読すれば、エネルギー問題の様々な側面の各論点を把握でき、おぼろげながらエネルギー問題の全体像が見えてくるはずだ。3.11を、エネルギー問題に関心を持つきっかけにしたい人にオススメの一冊だ。
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日本のエネルギー問題につき、わかりやすく書かれた入門書。勝手なエネルギー論を語る前に、ぜひ一読しておくべき良書。
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エネルギー問題の初心者でも、理解できるよう平易な文体で書かれている。 地球温暖化問題点までを含めて、包括的・総合的に捉えた本書は、各論を全てのごとく捉えた書籍が多い中、非常にバランスの取れた一冊と言える。 原子力エネルギーの今後の可能性についても、記述があったが「3・11前」...
エネルギー問題の初心者でも、理解できるよう平易な文体で書かれている。 地球温暖化問題点までを含めて、包括的・総合的に捉えた本書は、各論を全てのごとく捉えた書籍が多い中、非常にバランスの取れた一冊と言える。 原子力エネルギーの今後の可能性についても、記述があったが「3・11前」に書かれたものだけに、「3・11後」を踏まえたエネルギー問題についても読んでみたいと、思った次第だ。
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2010年出版。著者は原子力推進派です。 3.11前の日本のエネルギー政策・歴史を学ぶ本としてよく出来ていると思います。決して全編を通じて原発推進を唱えている本ではなく、日本の政策・外圧との戦いなどの経緯や、他のエネルギーの事情などもかなり砕いて説明しています。知らなかったことが...
2010年出版。著者は原子力推進派です。 3.11前の日本のエネルギー政策・歴史を学ぶ本としてよく出来ていると思います。決して全編を通じて原発推進を唱えている本ではなく、日本の政策・外圧との戦いなどの経緯や、他のエネルギーの事情などもかなり砕いて説明しています。知らなかったことがいくつもありました。 原発推進派の嘘があるかもしれない、などと、バイアスを掛けながら読んでしまう面はありますが、むしろ、最近の本にありがちな「3.11ヒステリー」ともいえる興奮した内容がありませんので、落ち着いて読めます。 著者は今でもなお原子力推進派です。だからといって毛嫌いせず、脱原発をいう人にも、読む価値のある本だと思います。
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エネルギーの常識問題を、歴史を踏まえて素人向けに解説した本。図表がないため一部理系にはかえってわかりにくい。後半は筆者の見解・主張が中心だが、成長前提の技術進歩への期待だけで、核燃料サイクル確立が最重要と述べているのは、物足りなさと違和感を覚える。
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もう一度読む。地震後の今はエネルギー政策を根本から考え直す必要があるかと思われるが、よくまとめられていて勉強になる本。
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当然311、福島原発事故前に書かれた本。 事故前も後も事実は変わらない。 変わったとすれば人々の気持ち、関心。 原子力はライフスタイルを変えるエネルギーと位置づけ、核燃料サイクルの重要性にも触れる。 きちんと問題点も上げており、エネルギー問題に関心を持ったなら読んでみる価値はあ...
当然311、福島原発事故前に書かれた本。 事故前も後も事実は変わらない。 変わったとすれば人々の気持ち、関心。 原子力はライフスタイルを変えるエネルギーと位置づけ、核燃料サイクルの重要性にも触れる。 きちんと問題点も上げており、エネルギー問題に関心を持ったなら読んでみる価値はある。 図書館返却期限切れにて実は読んだのは途中まで。 また予約しておく。
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「エネルギー」という言葉が何を指しているのかの意識を変えさせられた本。石炭や石油はかつての「エネルギー」の中心であり、現在でも重要な地位を占めている。 パラダイムシフトの結果、原子力がエネルギーの先端となったが、著者はこれを今後の中心として進めていくべきとし、そのメリットと乗り越...
「エネルギー」という言葉が何を指しているのかの意識を変えさせられた本。石炭や石油はかつての「エネルギー」の中心であり、現在でも重要な地位を占めている。 パラダイムシフトの結果、原子力がエネルギーの先端となったが、著者はこれを今後の中心として進めていくべきとし、そのメリットと乗り越えるべきデメリットを整理して提示している。 フクシマの状況を考慮すると、エネルギーの新たなパラダイムシフトが起こってくることが期待されるが、これまでのエネルギー事情の変遷と各エネルギーの特徴を掴んでいくことが重要であると考えられる。
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