バレンタインは雪あそび の商品レビュー
ティンカーズコーヴの主婦シリーズ第五弾。 今回は、新聞社の仕事は臨時記者で出勤しなくても良いみたいだが、図書館の理事となったルーシー。 ただでさえ、高校生筆頭の子育てに忙しいのに、ボランティアに参加するのはいかにもアメリカっぽい。 毎回ルーシーの状況が変わるのが人気の秘密かも...
ティンカーズコーヴの主婦シリーズ第五弾。 今回は、新聞社の仕事は臨時記者で出勤しなくても良いみたいだが、図書館の理事となったルーシー。 ただでさえ、高校生筆頭の子育てに忙しいのに、ボランティアに参加するのはいかにもアメリカっぽい。 毎回ルーシーの状況が変わるのが人気の秘密かもしれないが、 ちょっとついていけないところも。 吹雪の夜、夫の様子を見に行こうとルーシーがスノーモービルを引っ張り出した時に、 長男のトビーが運転を買って出たのには、ぐっときた。
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主婦探偵ルーシーシリーズ5作目。 新聞社は退職し、フリーのライターを始めたルーシだったが、図書館理事も引き受けることになった。理事として初めて理事会に出席した日、ルーシーは司書のビッツィの射殺体を発見する。さらに、同じ理事でありアンティーク店を経営するヘイデンの死体が発見され、警...
主婦探偵ルーシーシリーズ5作目。 新聞社は退職し、フリーのライターを始めたルーシだったが、図書館理事も引き受けることになった。理事として初めて理事会に出席した日、ルーシーは司書のビッツィの射殺体を発見する。さらに、同じ理事でありアンティーク店を経営するヘイデンの死体が発見され、警察はヘイデンがビッツィを殺し自殺したものと考える。それに納得いかないルーシーは独自に捜査を始め、その原因が街の文化遺産であるタンカードでないかと推察する。やがて、ルーシー回りに不審なことが起こり始める。 謎解きものとしては、まあ普通。犯人の意外性も少ないが、解決に至る最後の状況は全く想定外。
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主婦探偵ルーシー・ストーンのシリーズ。6作目。 図書館の理事に選ばれたルーシー。 名誉職みたいなものですが、何人もいる理事の一人に。 理事の会議が行われる、あわただしい日。 初日だけど、子供達の世話で忙しく、遅刻してしまうルーシー。 末娘のゾーイも一緒に連れての移動で、子供のため...
主婦探偵ルーシー・ストーンのシリーズ。6作目。 図書館の理事に選ばれたルーシー。 名誉職みたいなものですが、何人もいる理事の一人に。 理事の会議が行われる、あわただしい日。 初日だけど、子供達の世話で忙しく、遅刻してしまうルーシー。 末娘のゾーイも一緒に連れての移動で、子供のための本の読み聞かせも同じ日にあるのです。 司書のビッツィを呼びにいったルーシーは、死体を発見してしまいます。 理事達に次々降りかかる不運。 長年、司書を務めてきたミス・ティリーも、今では理事の一人。 今の司書に不満があった様子。 理事の一人、骨董店を営むヘイデンはゲイで、反感を持っている理事もいました。 大学を隠退したばかりで、いかにも紳士的な理事にも問題が?! ミス・ティリーと口げんかになってしまったルーシーは、お詫びの印にと、図書館の象徴的な存在に似たものを探します。 ピューター(しろめ)という合金の蓋付きのジョッキが図書館に寄贈されていて、飾ってあったのです。 小さなジョッキを手に入れ、掘り出し物ではないかと、値打ちについて調べるうちに、ある疑惑に突き当たります。 バレンタインは、夫ビルからの素敵なプレゼントが! 欧米では別に女性が男性に告白する日ではなく、カップルが愛を確認する日という雰囲気。 ルーシーは家族みんなで食べる甘いカップケーキを作ります。 そして夫と二人で出かけるのを楽しみに、ドレスを買って待っていましたが… 吹雪でそれは流れてしまいましたけどね。 成長した長男のトビーも活躍。
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雪に埋もれた世界が楽しそうでした。展開の読めなさがイラっとせずにいられてよかった。ふむふむ、相棒がいないのが寂しいけど、ビルがいるからいいか...こどもたちも成長が楽しみ。
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楽しみにしている主婦探偵シリーズ。(#^.^#)今回、ルーシーは公立図書館の理事になってその初会合の日に殺人事件が!!題名からもわかるように、季節は冬でしかもニューイングランドの寒さって半端じゃないみたい。田舎町で主婦をしながら仕事をし、子どもを育て、友だちと付き合い、と日々のあ...
楽しみにしている主婦探偵シリーズ。(#^.^#)今回、ルーシーは公立図書館の理事になってその初会合の日に殺人事件が!!題名からもわかるように、季節は冬でしかもニューイングランドの寒さって半端じゃないみたい。田舎町で主婦をしながら仕事をし、子どもを育て、友だちと付き合い、と日々のあれこれに振り回されながらも、小マメに人に会い、事件の真相に近づいていくルーシーが好きだなぁ。私だったら、頑迷な老ミス・ティリーに腹をたてつつ後で気持ち切り替えて謝罪に行く、なんて、とてもできない・・・。シリーズが進むたびに子どもたちが大きくなっているのが嬉しい。上の4人は、今回パソコンに夢中で少々危ない気もするけど、猛吹雪の日に夫の身の危険を知り駆けつけようとするルーシーを乗せ、スノーモービルを運転してくれた長男・トビーの頼もしいことったら!!!赤ちゃんだったゾーイも就園前の慣らし教室に週に何回かいけるようになって、あぁ、段々子どもの手が離れていく時期なんだなぁ、なんて私のそのころを思い出したりね。伏線も上手に敷かれていたし、気の毒に、と思っていた人には嬉しいサプライズが用意されていたし、事件の話としても面白く読めました。また、保守的な地で、同性愛のカップルが住んでいる、という設定やそれにまつわる人々の反応には時代を感じさせられよかったけど、でも、パートナーに死なれたラルフの憔悴ぶりがあまりに可哀相で、そこだけがチリッとひっかかる箇所・・。
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ちょうどいい感じの長さ。でも、ちょっとシリーズの中休み的な感じもしなくもないような。いつもより、社会的な問題もうかがえなかったし、主人公ルーシーが主婦以外の生き方をさがすようなところもなかったし。主人公の子どもたちが大きくなったら、なんだかますますジル・チャーチルの主婦探偵シリー...
ちょうどいい感じの長さ。でも、ちょっとシリーズの中休み的な感じもしなくもないような。いつもより、社会的な問題もうかがえなかったし、主人公ルーシーが主婦以外の生き方をさがすようなところもなかったし。主人公の子どもたちが大きくなったら、なんだかますますジル・チャーチルの主婦探偵シリーズにそっくりになってきた気が。おもしろいからいいんだけど。このコージーシリーズ、特に個性的な人が出てくるわけでも、すごくユーモアがあるわけでもなく、突出した特徴があるわけじゃないんだけど、そこがかえってリアルでおもしろいような気がする。殺人事件に首をつっこんでいても、主人公の主婦ルーシーは、小さい娘をどこかに預けないと行動できないし、夕方になれば家族のごはんをつくらなきゃいけないし。小さな田舎町の人々もつきあって気持ちのいい人ばっかりでもないし。ルーシー自身いつも上機嫌とはいえなくて、すぐ疲れるし、パニックになるし、恋人を亡くした人を慰めにいかなきゃと思うけど実は気がめいるから行きたくないし。って、なんだかそういういちいちいちいちがリアルでわかるなーという。一方で、雪の日に子どもたちとそり遊びするとか、ほのぼのしたシーンもあって、コージーとしてバランスがいいっていうか。次作も楽しみ。
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図書館の理事を引き受けたルーシーは、初めての会合で司書の射殺死体を見つけてしまう。 警察に重要容疑者にされたことで犯人探しを始めるが…。 主婦探偵シリーズもはや5作目。 いつの間にやら子供たちは成長して、長男は18歳。前作でふにゃふにゃしていた末っ子も母親に口答えするようになっ...
図書館の理事を引き受けたルーシーは、初めての会合で司書の射殺死体を見つけてしまう。 警察に重要容疑者にされたことで犯人探しを始めるが…。 主婦探偵シリーズもはや5作目。 いつの間にやら子供たちは成長して、長男は18歳。前作でふにゃふにゃしていた末っ子も母親に口答えするようになっていてびっくり。 読んでいるコージーのシリーズのほとんどがもっとゆっくり時が流れているので、この時間経過の早さには驚かされる。 しかも携帯電話やらパソコンやらがルーシーの生活にも入り込んでいて、捜査の役に立ったりもしている。 う〜ん。なんかこの速さについていくのが大変で。 今回は重いテーマがなかった分、生活の変化に気をとられてしまったんだろうけど、違和感が強かったなぁ。 ミステリ部分は可もなく不可もなくなんだけど、出てくるキャラクタがみんな大なり小なり何らかの罪を犯しているってのはアメリカの病んだ一面なんだろうか? こちらにも馴染めないんだよなぁ。
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