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世界が指摘する岡田ジャパンの決定的戦術ミス の商品レビュー

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14件のお客様レビュー

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2010/06/12

デイアゴナーレ(三角形)、スカラトゥーラ(上下左右動)という、それぞれ基本的な配置、動きを元に守備の連動を説明している。

Posted byブクログ

2010/06/05

これは面白かった。こういう分析本を待っていた。一気読みしました。日本代表の7試合をイタリア人監督5名が徹底分析したもの。昨年か一昨年の『Number』でイタリア人の戦術オタクの代表や浦和レッズなどのゲーム分析がやたら面白かったので、本書にも同じ匂いを感じ購入しました。 果たして...

これは面白かった。こういう分析本を待っていた。一気読みしました。日本代表の7試合をイタリア人監督5名が徹底分析したもの。昨年か一昨年の『Number』でイタリア人の戦術オタクの代表や浦和レッズなどのゲーム分析がやたら面白かったので、本書にも同じ匂いを感じ購入しました。 果たしてその結果は、ディフェンスのセオリーがまったく出来ていないというもの。それを極めて具体的に示している。オビに「サッカーの見方が劇的に変わる「具体的」戦術論」と書かれていますが、正しくその通り。これからは、「ああ、あのディフェンスの位置取りが間違っている」「時間稼ぎの守備ができていない」などと判断できるようになりますね。 現在の日本代表のサッカーを見ていると、何かが根本的にダメなんじゃないかと感じているのですが、それが何なのかわからず――例えば、先日の東アジア選手権での闘莉王の上がりをみると「もう岡田ジャパンはダメだ」と絶望的な気分になっていました。セットプレイ以外で闘莉王が上がるということは、闘莉王自身がこのままの戦い方・攻め方を諦めているということですからね。かといって、そのプレイがなぜ嫌いなのか説明できなかったのでイライラしていたわけです。 そこで本書。読んで、やはり「きちんとした守備」は美しいということ、そして闘莉王の上がりはそれを壊すものだから嫌なのだということがわかりました。 いままでのサッカーの戦術本のなかでナンバー1ですね。すごい勉強になりました。ただ、岡田監督は本書で書かれていることを知った上で、今の新しい戦術を構築しているのではないか、という気がしましたが。また、本書はあくまでもイタリアの考え方であって、他の国の考え方も知りたいものです。

Posted byブクログ

2010/05/07

それぞれの監督が、とても丁寧に戦術的なセオリーから一つひとつのプレーを細かくレビューし紐解く構成となっている。代表の現状を認識できるだけでなく、サッカーの見方を整理するうえでも参考になる一冊。

Posted byブクログ

2010/05/02

日本のサッカーがいかに海外から遠いかがわかった。しかしながらその差は既にこの本で明らかになっているのだから、近い将来、海外のトップチームに勝てる日がくるんだろうと思ってたりもする。

Posted byブクログ