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屋上の黄色いテント の商品レビュー

3.3

4件のお客様レビュー

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2015/04/23

多分、自分の経験を組み合わせて、広げて書いているのだと想像するが、やっぱり、うまいなあとしみじみ思ってしまう。

Posted byブクログ

2011/12/26

本来、あちこちに張り巡らされているはずの <それを越えれば、多少の困難や不便は伴うけれど、 おそらく人生の価値観は変わるであろう>見えない線を 故意に探し当て、 退屈を打破する様に 踏み越えていく足音のする物語。 要するに、椎名さん、相変わらず好奇心旺盛(^^♪

Posted byブクログ

2011/02/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

椎名さんの若いころのお話。 ある日仕事を終えて帰ると、家が突然の火事に。 友人から借りた登山用具や黄色いテントをもって、先ほど後にしたばかりの会社にまた逆戻り。 その建物の屋上にテントを張り、生活を始めた矢先、椎名さんは子犬を発見。大雨の中で震える子犬を抱きかかえ、テントに戻ります。 かくして、椎名さんと子犬の奇妙なテント生活が始まります。 「屋上の黄色いテント」 私達は普段経験しないことですが、実にリアルに書きつづられており、一気に読んでしまいました。 それ以外の短編「飛んで行った赤テント」「銀座の貧乏の物語」などもお勧めです。

Posted byブクログ

2010/09/06

 この一冊で“シーナワールド”を満喫!  彼が銀座の片隅で見つけた、屋上のテント生活―  1人のサラリーマンが余儀なく始めた、ビルの屋上テント生活。その意外な快適さを描く表題作の他、ホラーあり、人情話あり、ファンタジー童話あり、“とびいり”絵物語あり。椎名 誠の魅力満載の短編小...

 この一冊で“シーナワールド”を満喫!  彼が銀座の片隅で見つけた、屋上のテント生活―  1人のサラリーマンが余儀なく始めた、ビルの屋上テント生活。その意外な快適さを描く表題作の他、ホラーあり、人情話あり、ファンタジー童話あり、“とびいり”絵物語あり。椎名 誠の魅力満載の短編小説集。  フランス人女性クリエイターが、表題作をベースに描いたイラストレーション(フランスで発行)を特別収録。小説のイメージをさらに広げる、味わい深い作品。

Posted byブクログ