相手の隠しごとを丸ハダカにする方法 の商品レビュー
人に話をする仕方によって答えが変わる。 この答えにミソがありチェックするポイントもある。 そのことを示してくれた。
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なんだか攻撃的なタイトルだなあと手に取ってみました。 心理学というよりは、アメリカ発対人対処法や、自己啓発的な要素が強いのではないかと思って著者のプロフィールを見ると、学術論的心理学者というより実践応用的な対人関係指導者のようです。 ここまで強烈なタイトルを掲げる以上は、内容もさ...
なんだか攻撃的なタイトルだなあと手に取ってみました。 心理学というよりは、アメリカ発対人対処法や、自己啓発的な要素が強いのではないかと思って著者のプロフィールを見ると、学術論的心理学者というより実践応用的な対人関係指導者のようです。 ここまで強烈なタイトルを掲げる以上は、内容もさぞかしセンセーショナルなことが描かれているに違いないと、読んでみました。 はじめから、(騙されないぞ、お手並み拝見)と斜に構えていたら、意外にも内容は、非現実的でも、活用不可能なものでもありませんでした。 人が誰でも持っている自尊心と自制心と自信を調整することが、著者の説く方法に繋がるようです。 プライドや劣等感のバランスとその歪みに沿ったアプローチが、例文と一緒に紹介されていました。 言い方を少し変えてみることが、真実を引き出す方法だとする著者。 確かにその通りですが、「事例レッスン」の通りに会話が運ぶとも限らず、またその方法は完全ではありません。 反応する相手の行動心理やメンタリティでは、まだまだいくらでも本心を隠しとおせる段階です。 日本人の間では、「探りを入れる」ような言い方は、普通に行われることですが、ストレートな物言いを常とするアメリカでは、珍しい着眼点なのでしょうか。 対面セラピーなどはアメリカの方がはるかに進んでいるので、斬新なアイデアだとも思えませんが、たとえばカウンセリングや警察の取り調べ室で使われる方法を、一般用に紹介したというところが真新しいのかもしれません。 逆に、タイトル通りの内容だったらどうしましょう、と内心動揺していたので、無難な内容に安心しました。 タイトルを忘れてみると、なかなか面白い内容です。 「恋愛関係で暴力的になる人の危険信号」に、「僕は君なしでは生きられない」という人が挙げられていました。 なるほど、気をつけなくては。 自尊心と自信は全く別のものだ、ということを心得ていれば、対人関係で卑屈になりすぎることも、簡単に動揺するようなことも減りそうだと気がつきました。 自尊心はプライドのことだと思うと、高すぎるのは考えものだ、という気持ちになりますが、この本では、自尊心が高いほど自己実現要求が高く、人としての質が向上する、と書かれていました。 やはり自分の感情をきちんと把握し、ある程度コントロールできる人間になることが、社会生活や人間関係を送る上では大切なのだな、とこの本を最後まで読んで思い、それは本のタイトルの「人の隠したい心理を暴く」とは正反対の話になることに気がついて、なんだかおかしな気持ちになりました。
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~1028 第1部 七つの人間考察 相手を素早く、簡単に読み取るテクニック 第1章 隠し事をしていないか? ・「マインド・リーダー」で相手を丸裸にする ・「猫に鈴」で反応を引き出す ・「二つの反応」が明確な答えを出している ・「一つの事実」が見えない部分を見抜く ・「恐れる気持...
~1028 第1部 七つの人間考察 相手を素早く、簡単に読み取るテクニック 第1章 隠し事をしていないか? ・「マインド・リーダー」で相手を丸裸にする ・「猫に鈴」で反応を引き出す ・「二つの反応」が明確な答えを出している ・「一つの事実」が見えない部分を見抜く ・「恐れる気持ち」を抱いているのは誰か ・「あなたならどうする?」の答えがわざとらしければ、、、 第2章 本当は好きか嫌いか? ・「世界は鏡」ー相手は何を投影している? ・「湾曲な言葉チェック」で真実が見える ・「よい兆候」に共感するか無視するか 第3章 自信は本物かハッタリか? ・「見せかけの素振り」を削ぎ落とす ・「印象操作」のパターンを知る ・「追い詰められて」どう出るか 第4章 本心はどこにあるのか? ・「自己認識」三つのタイプをつかむ ・「悲観か楽観か」質問を投げ掛けてみる ・「矛盾するジェスチャー」は本心のサイン ・「未来予測」がいまの気分を決めている 第5章 興味はあるか無関心か? ・「自分本意」という人間の基本に立ち返る ・「好奇心」は関心の高さに比例する ・「状況変化」に対する反応を見る 第6章 味方か敵か? ・「お手伝いしましょうか」の裏を読む ・「自由な情報交換」を常日頃からしておく ・「人当たりのいい人」の怪しさを見抜く ・「六つの要素」で好意を測る ・「油断させる」と本音が引き出せる ・「感情コントロール」に使われる言葉 第7章 穏やかで良識的な人か? ・「正常と異常のはざま」に気づく ・「抑えきれない怒り」はこうして生まれる ・「危険信号」はあらゆるところで点滅している 第2部 心の詳細分析 相手の意思決定プロセスがすべてわる 第8章 性格分類と「SNAP分析」の違い 第9章 人の思考を作り出す要素とは ・人の心を形成する三原色 第10章 人読みの最重要ポイント=自尊心 ・自尊心と自我は反比例する ・自我が強い人の思考回路 ・自尊心の高低はどう表れるか 第11章 自尊心を左右する六大要因 ・利害関係 ・自信 ・努力 ・価値観と理念 ・正当化と合理化 ・気分 第12章 自尊心が高い人、高い素振りをしている人 ・自尊心と自我の混同 ・自尊心と自信の混同 ・見た目の成功 ・謙遜に隠されたいじけ ・自尊心と気分の混同 第13章 たった一つの自尊心探知機 第14章 プロファイリングが明かす三種類の人物像 第15章 実例で身に付くプロファイリング技術 ・「利害関係」の分類がポイント ・クラスA 結果と自分の利害がからんでいない場合 ・クラスAで自尊心が高いと思われる人のプロフィール ・クラスAで自尊心が低いと思われる人のプロフィール ・クラスB 結果が大きく自分の利害とからんでいる場合 ・クラスBで自尊心が高いと思われる人のプロフィール ・実践 なぜ、あの人はこんな行動をとるのか? ・実践 このとき誰がどう動くのか
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■心理 ①人間は恐怖によって引き起こされる刺激から逃れようとする。恐怖を作り出せれば、人間の行動を変えることが可能になる。恐怖に駆られると、人間はだんだんと子供っぽくなり動物的な動機へと逆戻りする。 ②瞳孔。面白そうだと感じたり、気持ちが高揚すると、瞳孔が拡張し、もっとよく見て情...
■心理 ①人間は恐怖によって引き起こされる刺激から逃れようとする。恐怖を作り出せれば、人間の行動を変えることが可能になる。恐怖に駆られると、人間はだんだんと子供っぽくなり動物的な動機へと逆戻りする。 ②瞳孔。面白そうだと感じたり、気持ちが高揚すると、瞳孔が拡張し、もっとよく見て情報を収取できるように、より多くの光を取り込もうとする。あまり相手を受け入れる気持ちがなければ、瞳孔は縮小する。 ③発見とは誰もが目にしているものを見ながら、誰もが考えたことのないことを考えることである。
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著者は、デビット氏である。 誰だ?と思われるかもしれないが、どうやら人間関係や対人関係については、 著名な人らしい。(自分も知らなかった) そして、内容であるが、結論からいうと結構ためになると思うし、 別にこれらのチェックポイントを暗記しなくても、このように考えれば応用が利く。...
著者は、デビット氏である。 誰だ?と思われるかもしれないが、どうやら人間関係や対人関係については、 著名な人らしい。(自分も知らなかった) そして、内容であるが、結論からいうと結構ためになると思うし、 別にこれらのチェックポイントを暗記しなくても、このように考えれば応用が利く。 というのは、出来ると思う。 で、特に親友というか「友人」を図るものさしが記載されていたので、 参考のために記載しておきたいと思う。 友人を図る時は、以下を参考にする。 1.関心:自分に感心があるか。 2.忠誠心:秘密であるという事を秘密にしてくれるか。 3.誇り:成功した時に、一緒に喜んでくれるか。 4.正直:ダメなものはダメと叱ってくれるか。 5.尊敬:相手を尊敬し、根掘り葉掘り聞く事をしないか。 6:犠牲:譲歩をしてくれるか。 以上の6つだ。 まぁ、この中でも特に友人というか、親しくなれそうなのは、 1、4、3あたりがキーポイントとなるだろうな。 意外とここらへんってしないし、されないよなって思う。 それをしてくれる友人は大切にしようかなってこっちも思う。 まぁ、上記以外も結構おもしろい内容だったので、 立ち読み程度にはいいかもしれない。 以上
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