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ピラミッド帽子よ、さようなら の商品レビュー

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6件のお客様レビュー

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2018/10/23

新海誠氏が10歳のときに読んで感銘を受けたという本。 作者が執筆途中で亡くなってしまったため、結末は別の人の手によるもので、新海氏は「これは違う」と感じたとのこと。また、「人が亡くなる」=「作品を最後まで書けない」ということが衝撃だったとのこと。

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2016/08/21

ダビンチに載っていたので、興味があって読んでみた。映画監督のオススメということだった。 中学生の森川は、団地に住んでいる。船乗りで留守をしている父親と非常勤看護師の母親の3人暮らし。ある日、団地の向かいの誰も住んでいないはずの404号室に明かりが灯るのを発見。その光は、自作...

ダビンチに載っていたので、興味があって読んでみた。映画監督のオススメということだった。 中学生の森川は、団地に住んでいる。船乗りで留守をしている父親と非常勤看護師の母親の3人暮らし。ある日、団地の向かいの誰も住んでいないはずの404号室に明かりが灯るのを発見。その光は、自作したピラミッド帽子を被っていないと見えないようだ。 映像研究会の部長、通称熊さんと一緒にその謎を明かすことにした森川。映像研究会に属する女子部員そっくりな女の子と知り合い、冒険が始まる。 児童図書だからなのか、少し中学生の団体が大人ぽく書かれている。何でも出来るし、勇気のある中学生みたいな。大人の私から見ると、ちょっと失笑なところとか森川の母親の気持ちだったりする。 そして、この物語の最大なモヤモヤは未完で終わってしまったこと。作家の乙骨さんが亡くなったことにより、森川たちの冒険が強制的に終わってしまった。いや、終わったんじゃなくて、あそこに置き去りにされたかんじだ。 色んな謎があったのに、未完なんてひどいよと言いたくなるけど、他の人が代筆したらそれは森川たちの冒険じゃなくなるしな。 難しい問題だ。 2016.8.21 読了   

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2014/08/06

アニメ映画監督の新海誠さんがオススメ本として紹介されていたので読んでみました。 新海誠監督のアニメ作品『星を追う子ども』と重なるところがたくさんあって面白かったです♪

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2013/06/11

尊敬する児童文学評論家の清水真砂子さんが『子どもの本の現在』で乙骨淑子をとりあげていたので、借りてみましたが・・・いったいいつの時代のどこの話かと思うような中学生の話し言葉と、今はなき『ムー』ばりの内容にドン引き。すいません・・・別の作品で乙骨淑子に出会いなおしたい。

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2013/02/02

未完の本を読むってつらい。この本が新海監督の星を追う子どものイメージになってるんやって分かりました。

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2011/08/08

「星を追う子ども」の基になったという作品。 新海監督が幼い頃に読んで、ずっと気になっていたという本だそうで、読んでみたら本当におもしろい。 人類の記憶に残らない歴史があったのではないか?という投げかけがあったり、想像力がかきたてられる。 未完なのが本当に悔やまれる。

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