やさしく、強く、そして正直に の商品レビュー
本書は2011年6月に読んでいます。 著者、上村愛子さんは、18歳で長野オリンピックに出場されましたが、現在は44歳ですか。 早いものです。 上村愛子さん、どのような方かというと、ウィキペディアには、次のように書かれています。 ---引用開始 上村 愛子(うえむら あい...
本書は2011年6月に読んでいます。 著者、上村愛子さんは、18歳で長野オリンピックに出場されましたが、現在は44歳ですか。 早いものです。 上村愛子さん、どのような方かというと、ウィキペディアには、次のように書かれています。 ---引用開始 上村 愛子(うえむら あいこ、1979年12月9日 - )は、日本の女子フリースタイルスキー・モーグル元選手。兵庫県伊丹市出身、長野県北安曇郡白馬村育ち。血液型AB型。2008年度紫綬褒章受章者。JOCスポーツ賞特別貢献賞受賞者。 冬季オリンピックでは、5大会連続(1998年長野・2002年ソルトレークシティ・2006年トリノ・2010年バンクーバー・2014年ソチ)で女子モーグル日本代表として出場し、いずれも4~7位の入賞を達成する。 ---引用終了 で、本書の内容は、次のとおり。 ---引用開始 世界の頂点を極めたモーグルスキーヤー上村愛子が語る、紆余曲折の人生。 小学生のときに受けたイジメ、カナダで出合ったモーグルスキー、3度のオリンピック出場、 挫折、選手活動の停止、ワールドカップ総合優勝、世界選手権2冠。 そして、アルペンスキーヤー皆川賢太郎との結婚。 タイトルの「やさしく、強く、そして正直に」は、自身が母を評した言葉。 そんな素敵な女性になりたいと語る。 「のんびりと、コツコツとしか進めない」と記す上村愛子の真実とは? 感動の特別寄稿「お母さんから愛子へ」も収録。 ---引用終了
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世界のトップを歩んだアスリートとは思えない、とても優しく素直な感じを受けた本でした。きっと著者(上村愛子さん)の性格が出ているのでしょう。 この本は、4回目のオリンピック直前に書かれたものですが、ご存知のように、この後、5回目のオリンピックまで挑んでいます。こんなやさしい感じのす...
世界のトップを歩んだアスリートとは思えない、とても優しく素直な感じを受けた本でした。きっと著者(上村愛子さん)の性格が出ているのでしょう。 この本は、4回目のオリンピック直前に書かれたものですが、ご存知のように、この後、5回目のオリンピックまで挑んでいます。こんなやさしい感じのする子のどこにそんなパワーがあるのか驚きます。 個人的には、最後には、メダル取らせてあげたかったな。(そんなこと言っちゃだめですね)
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自分を知ること、向き合うこと、頑張ることってなんなのか、考えていきたい。 そして、私も優しく強い人なりたい。
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上村愛子選手って、本当にすごい人なんだなぁ。 努力って大切。 旦那さんとの馴れ初めが素敵だった。 ドラマみたい!!
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上村愛子という人の魅力と…、ここが大事なのだけれど、誠実さっていうものが、十分に感じられて、それだけで最後まで読めてしまうところがあります。
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カナダ・バンクーバー五輪が開幕しましたね。開会式は華やかでしたがかなり予定時間をオーバーしていました。 熱戦のスタートです。 「スポーツブックレビュー.com」 最初の一冊は、モーグルスキーヤー上村愛子の自伝です。 著者は高校時代から世界のトップで滑り続けてきたアスリ...
カナダ・バンクーバー五輪が開幕しましたね。開会式は華やかでしたがかなり予定時間をオーバーしていました。 熱戦のスタートです。 「スポーツブックレビュー.com」 最初の一冊は、モーグルスキーヤー上村愛子の自伝です。 著者は高校時代から世界のトップで滑り続けてきたアスリート。 ワールドカップで日本人初の総合チャンピオン、世界選手権2冠など華々しい成績を残しています。 テレビCMでの明るい笑顔と、どんな状況でも真摯に取材に受け答えしている様子は、ご存知の通り。 そんな著者ですが、まだ手にしていない称号があります。 1998年長野(7位)、2002年ソルトレイク(6位)、2006年トリノ(5位)。 今回4度目の挑戦で、オリンピックのメダル獲得を目指しています。 4度五輪に出場するだけでもスゴイことだと思いますが、もちろん順風満帆だった訳はなく、ひたすら地道な努力を重ねていった様子が、本書では克明に記されています。 ◆◆目次◆◆ プロローグ スキーとの出合い 第1章 世界の頂点から見えたもの 第2章 選手としてのわたし 第3章 大切な人たち 第4章 わたしの好きなもの 第5章 運命の場所で エピローグ 愛子から皆さまへ 特別寄稿 母から愛子へ 愛子の軌跡1979‐2010 ワールドカップ・世界選手権・オリンピックの記録 モーグルスキーってどんなもの? 本書には同じ五輪代表で入籍されたばかりの皆川賢太郎さんとの話も、それからオリンピック後のことについても書かれています。 また、副題には「弱い心との向き合い方」とあります。 そこから彼女の人生観が読み取れるような気がします。 人生の荒波はいくつも彼女を呑み込もうと襲ってきます。 彼女は一つ一つ丁寧に、困難を克服していきます。 病気、仲間外れ、アスリートとしての心の弱さ、ケガ・故障。 ものの見事に全てをプラスに変えていく様子に、読後は爽快感を覚えました。 よくトップアスリートの活躍を「彼(彼女)は天才だから」と、一言で片づけてしまう人がいます。 でも、私が見てきたほとんどのアスリートの場合、それは当てはまりません。 彼らの努力を見れば、「天才」だから活躍したのではなく「努力したから」活躍したのだということがよく分かります。 本書は、どんな荒波や困難をも、努力によって打ち破り、呑み込むことができるということを証明しているような気がします。 荒波を呑み込み、モーグルのコブをいくつも乗り越え、著者が雪達磨のようにどんどん大きくたくましくなっていく様子、つまり、雪ダルマ型人生観を見習いたい方は、必読です。 【スポーツ本書評のスポーツブックレビュー.com】
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2010/02.14G モーグル決勝を観たあとに本屋に寄ったら、気付いたら上村さんの本がないか探していました、何で彼女はあんなにも綺麗で強くってカッコイイんだろうって知りたくなって。 こんな言い方が合っているか分からないけど、とってもファンになりました。 これからも、選手である...
2010/02.14G モーグル決勝を観たあとに本屋に寄ったら、気付いたら上村さんの本がないか探していました、何で彼女はあんなにも綺麗で強くってカッコイイんだろうって知りたくなって。 こんな言い方が合っているか分からないけど、とってもファンになりました。 これからも、選手である彼女を応援したいし、ひとりの女性として彼女が言った言葉は忘れられない。 ありきたりな言い方であれだけど、ほんとにほんとに感動しました!ありがとう!!
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