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モノクロームの13手 の商品レビュー

2.4

11件のお客様レビュー

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2020/08/26

突如異次元の世界で起きた生死を分ける人間オセロゲーム。場面が頭に入って来づらくて情景が浮かびづらいのと、各登場人物のキャラ設定が薄く、いろんな人物が出てきてもいまいち誰が誰だかわかりづらかった。オチもなんだかふに落ちなくてあまりハマれなかった。

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2019/10/05

オセロと小説が融合して生死の審判がオセロのルールで下される話。なんだけれどひたすらオセロとそれの石になった人々の悲喜交々があっただけって感じな話だった。短編ならもっと面白く思えたかもしれない。

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2016/01/15

うーん、ネタとしてオセロのコマを人に見たてるのは面白いけど、登場人物が多くなりすぎてよく分からなくなる…。一人一人がばらばらの出自だからかな? 最後もちょっともやもやした感じで終わるので、ちょっと残念。

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2014/05/25

異界で繰り広げられる命を懸けたボードゲーム。何もわからないまま、登場人物たちは否応なくゲームに参加させられる。ストーリーの輪郭は漫画のGANTZに似ているかもしれない。分からないという状態は、気持ちが悪い。

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2013/04/27

おもしろかったー!!途中で頭がこんがらがったし、カタカナの名前は覚えるのが大変だったけど。 随所にステキな表現がちりばめられていて良かったなー♪ 最近の他の作品は続物みたいだが途中からでもわかるかなあ。。

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2012/03/10

加門耕次郎が気がつくと、見たこともない異様な世界にいた。荒れ果てた大地、濁った空、そして大地に描かれたマス目に配置された人々―。たくさんの人々が倒れている中、目覚めているのは4人だけ。生者の上空には白い丸が、死者の上空には黒い丸が浮かんでいた。どうやら、この世界はオセロゲームのル...

加門耕次郎が気がつくと、見たこともない異様な世界にいた。荒れ果てた大地、濁った空、そして大地に描かれたマス目に配置された人々―。たくさんの人々が倒れている中、目覚めているのは4人だけ。生者の上空には白い丸が、死者の上空には黒い丸が浮かんでいた。どうやら、この世界はオセロゲームのルールに則って生死が決定されるらしい。圧倒的に不利な状況の中、神の手に対抗し、より多くの人々を甦らせる逆転の手はあるのか?一手ごとに緊張感が高まる中、加門たちの運命は(「BOOK」データベースより) 人が駒になるオセロゲームという設定は面白い。 ただ一指しごとにいちいちページをめくってオセロ盤のあるところに戻らないといけないのが面倒だったな(頭の中だけで思い描けないのよ!!)。 一つの手を打つたびに、家族や恋人の運命がころころ変わるっていう状況はつらいねぇ。 物語の中で愛憎渦巻いちゃうのもよくわかる。 夫婦間の愛情と姉妹愛がごちゃまぜになったグループは、ほんっとごちゃごちゃしててわかりにくくてうんざりだったのだけれど、他は理解できる範囲内。 ただあのラストはなんなのか。 ああいう終わり方はないだろうと期待していたので、尚のことがっかりしてしまった。 これなら実際当人同士が戦う、貴志祐介の『ダークゾーン』の方が(あっちはチェスだけど)面白かったな。わかりやすいし。 似たような終わり方だけど、あちらの方はしっくりきてたのよね。 次の一手はどうするんだろう・・・というドキドキ感は十分味わえたので、その点は満足な一冊。

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2011/12/02

設定も面白かったし、読みやすかったですが、いろいろと消化不良だったので 、好みじゃなかったかな。 盤面図がつくのでなんとか理解できましたが、活字だけだったら登場人物が多い上に位置関係覚えられなくてきつかったかも。 映像作品としてみれば面白い内容だと思います。

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2011/04/10

今どこが白石で黒石か文字で読むよりやっぱ目視している 方が解りやすい どこに石が置いてるのか記憶して読めるほど頭良くないんで どのみち、あの置かれ方では角は確実に取られる事必須ですが 素人でも、あの石配置であれば勝てる配列でもある事は 解ります。 芥川龍之介の「蜘蛛の糸」的内...

今どこが白石で黒石か文字で読むよりやっぱ目視している 方が解りやすい どこに石が置いてるのか記憶して読めるほど頭良くないんで どのみち、あの置かれ方では角は確実に取られる事必須ですが 素人でも、あの石配置であれば勝てる配列でもある事は 解ります。 芥川龍之介の「蜘蛛の糸」的内容かな。 登場人物達が物分かりが良いのが多いですが結果、登場人物が増える。 実際、神(?)と戦う人とそのアシスタントだけに絞り あとはサラッと流した方が読みやすい思うけど オセロが進むにつれ登場人物が増えるし設定が各々つくし で話しに関係あるのか?思ったらたいしてないし… すぐ消える人物もいるから 結果、話しがゴチャつく なのでオセロは面白い部分の評価で★3つ

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2011/01/27

オセロゲームの設定で山田悠介みたいだなと(笑)思ってしまいました。最後まで読ませる力はありますが、今回は会話文が中心で、従来の柄刀作品最大の魅力である背景描写が少なかったのが残念でしたね。あと、話のオチにもがっかりしました。肝心な所でプッツリ切れるので、消化不良な気分です。そこに...

オセロゲームの設定で山田悠介みたいだなと(笑)思ってしまいました。最後まで読ませる力はありますが、今回は会話文が中心で、従来の柄刀作品最大の魅力である背景描写が少なかったのが残念でしたね。あと、話のオチにもがっかりしました。肝心な所でプッツリ切れるので、消化不良な気分です。そこに至るまでの話の展開は面白く、また非常に読みやすい。しかし柄刀氏らしさが感じられず、もどかしさの残る作品でした。

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2010/04/04

美しいタイトルですが、このタイトルが結構なネタバレとも言えます。それだけ、タイトルが世界観にぴったりマッチしているということです。 うん、この世界観、ありそうで、今まで無かったと思うなあ~すごいなあ~ 本格ミステリと、ゲームやパズルが好きな方は、絶対面白いと思います。 読んだ後...

美しいタイトルですが、このタイトルが結構なネタバレとも言えます。それだけ、タイトルが世界観にぴったりマッチしているということです。 うん、この世界観、ありそうで、今まで無かったと思うなあ~すごいなあ~ 本格ミステリと、ゲームやパズルが好きな方は、絶対面白いと思います。 読んだ後に、ひゅるりら~、と一抹の虚無感が漂うけどね……

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