1,800円以上の注文で送料無料

ちょんまげぷりん(1) の商品レビュー

3.7

287件のお客様レビュー

  1. 5つ

    35

  2. 4つ

    117

  3. 3つ

    97

  4. 2つ

    13

  5. 1つ

    1

レビューを投稿

2024/05/12

 江戸時代からタイムスリップしてきたお侍が巻き起こすドタバタスイーツコメディです。  卒園を控えた男児を育てるシングルマザーの前に現れたのは180年前の江戸時代からタイムスリップしてきたお侍。ひょんなことから居候させることになったそのお侍は、恩返しにと申し出てくれた家事などを任...

 江戸時代からタイムスリップしてきたお侍が巻き起こすドタバタスイーツコメディです。  卒園を控えた男児を育てるシングルマザーの前に現れたのは180年前の江戸時代からタイムスリップしてきたお侍。ひょんなことから居候させることになったそのお侍は、恩返しにと申し出てくれた家事などを任せると意外な才能を発揮して、いつの間にかテレビで一躍時の人に。  近頃目にする転生物や異世界転移物のご都合主義の多さに辟易していたため、気になっていたけれどなかなか手を出せないでいたお話でした。けれど、読んでみてびっくり。物語の作り込み、テンポ、やりとりが素晴らしく、オーディブルで聴いている間も何度も噴き出して笑ってしまうほど。とても読みやすく楽しめました。  江戸時代から来たお侍と現代では価値観が違って当然ですが、一所懸命に物事に取り組む姿勢、現代人がなくしてしまった教育観など、妙にリアルに考えさせるところがあり、見習わなくてはいけないなと感じました。  そして、最後の物語の閉じ方が秀逸です。  こちらは続編もあるお話とのことなので、続きを読むのが楽しみです。

Posted byブクログ

2023/11/12

同僚におすすめされた本。 安兵衛が家事に必死に取り組む姿がよかった。 メモ書きが、安兵衛自身が生きた時代の言葉で記されているのが、当たり前のことではあるけれど、なんか良かった。

Posted byブクログ

2023/09/08

大河ドラマの影響で江戸時代に興味持ち積読にあったことを思い出して読んでみた。タイムスリップものでコミカルな内容で予想外だったけれどサラッと読めた。もう少し歴史の実話のような内容が読みたかったからちょっと選書間違えたかも。それでも続編が出てるようなので見つけたら読んでしまうかなぁ。

Posted byブクログ

2023/05/15

思わず頬があがってニコっとしてしまうようなシーンが多く、心が温まった。 特に大会の場面では、自然と応援し、息を飲んでしまうほど引き込まれ、喜んでしまったことに、深く作品に没入している感覚になった。 「この本と出会えてよかったな〜。」と微笑ましく思うような作品。最後の結末も素晴らし...

思わず頬があがってニコっとしてしまうようなシーンが多く、心が温まった。 特に大会の場面では、自然と応援し、息を飲んでしまうほど引き込まれ、喜んでしまったことに、深く作品に没入している感覚になった。 「この本と出会えてよかったな〜。」と微笑ましく思うような作品。最後の結末も素晴らしかった。

Posted byブクログ

2023/05/11

オススメされて借りた本 自分では手に取らない本ながら 読んだらすごく面白かったー(*σ´ω`*)σ 解説にある通り ただのSFじゃなくて ちゃんと現代家族の闇?も考えさせられる安兵衛節 ただ、表紙のイケメンを想像しながら読んでいたのに 岩みたいなオジサン⁈って… ちょっと...

オススメされて借りた本 自分では手に取らない本ながら 読んだらすごく面白かったー(*σ´ω`*)σ 解説にある通り ただのSFじゃなくて ちゃんと現代家族の闇?も考えさせられる安兵衛節 ただ、表紙のイケメンを想像しながら読んでいたのに 岩みたいなオジサン⁈って… ちょっとテンションが下がったのはナイショ

Posted byブクログ

2023/05/01

原作は「ふしぎの国の安兵衛」という題名だが、文庫本化されたときに「ちょんまげぷりん」に改題された。 映画化の影響だろうな。 内容は、映画のCMもバンバン流れていたのでお解りであろう。 江戸時代の侍が現代にタイムスリップし、パティシエになるというお話。 この手のタイムスリップもの...

原作は「ふしぎの国の安兵衛」という題名だが、文庫本化されたときに「ちょんまげぷりん」に改題された。 映画化の影響だろうな。 内容は、映画のCMもバンバン流れていたのでお解りであろう。 江戸時代の侍が現代にタイムスリップし、パティシエになるというお話。 この手のタイムスリップものは、いくらでもあるんだけど、やっぱり面白いよね。 マンガみたいでさ。 「王様のブランチ」だったか、この作者のインタビューを見た覚えがあるけど、実生活を小説にしたようなものだと。 奥様が仕事に出て、旦那が家事を勤める。 この小説も、江戸から着た侍、外でウロウロする訳にも行かず、仕事もなく、居候することになった母子家庭の家事を手伝う内にケーキ作りがもの凄く旨くなって、テレビ番組のコンテストに出場し、そのキャラ(侍言葉や考え方)がテレビ受けし人気者になる。 しかし、ケーキ作りは男のすることではないと基本的には思っているあたりが良いねぇ。 結末も、たいしたカラクリがあるわけではないけど楽しめる本でした。 早速、「ちょんまげぷりん2」の読書開始でござる。(笑)

Posted byブクログ

2022/12/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

どうなる?どうなるのか? と先が気になり一気読み。 それは急に来たけれど、良い終わり方だと思った。 過去に戻った安兵衛の未来が見えたのが良かった。

Posted byブクログ

2022/11/17

タイトルに惹かれて読み出したら、面白くて一気に読み終えてしまいました!頭と心の休憩としての秋の読書にオススメです。

Posted byブクログ

2022/11/11

タイトルだけを頼りにフィーリングで本を選んで良いんだと腑に落ちたので。 (「教室に並んだ背表紙」のお陰で) 半身浴のお供になりそうな、脳がグニャグニャ軟らかくなりそうな軽い読み物を求めてタイトル買い。 でもやっぱり気になって裏表紙のあらすじ見ちゃった。 え?全部書いちゃってな...

タイトルだけを頼りにフィーリングで本を選んで良いんだと腑に落ちたので。 (「教室に並んだ背表紙」のお陰で) 半身浴のお供になりそうな、脳がグニャグニャ軟らかくなりそうな軽い読み物を求めてタイトル買い。 でもやっぱり気になって裏表紙のあらすじ見ちゃった。 え?全部書いちゃってない?これ大丈夫? 中学生の子どももこれを見て、「小学生が本の紹介の作文で書いたみたいなすごいネタバラシ」と。 表紙も、画業の人なら10分くらいで書けそうな簡単なイラストだし… ものすごい駄作だったらどうしよう、とおっかなびっくり読み始めました。 うんうん、求めていたのはこの軽やかさ。読みやすいストーリー、身近な舞台。予想外のどんでん返しなどなく、キャラクターが無理なく物語を転がして。めでたしめでたし、で幕。 小学校中学年の子も、この本の親しみやすい佇まいに誘われて、珍しく自分から読み出し読了していました。 物語が登場人物の男の子の目線で語られていたら、児童文学として成り立っただろうと思います。

Posted byブクログ

2022/05/18

子どもの頃に読んだことがあったが、視点が変わったのか全く新しいストーリーとして引き込まれていった。著者が「ござる」をつかった登場人物のセリフを創造しているところが良かった。

Posted byブクログ