イッツ・オンリー・ロックンロール の商品レビュー
途中で投げだしそうになりましたが、なんとか読了 マジでク○! 犯罪行為が多すぎ コンビニのゴミ箱に捨てました ごめんなさい m(_ _)m
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
つまらないバイトとギターの練習に明け暮れる、もう若くもない売れないロッカー。彼がひょんな事から爆弾事件と関わり、時代の寵児へと登り詰めてゆく。プロットが宮藤官九郎の「少年メリケンサック」に似ているのが気になるけれども、キャラクターも話のテンポも良く、一気に引き込まれてしまった。博多弁がまたせつなくやるせないムードを醸し出している。
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妙な小説だった。 様々な場面で語られるロックのウンチク、熱い思いが印象的。これを楽しめるかどうかが評価の分かれどころだろう。ケニー・GのCDは笑えた。 ドラッグのトリップを文字を変形させて表現するという試みは興味深い。 実は核となる物語が存在していないが、先を読み進めたくなる。妙...
妙な小説だった。 様々な場面で語られるロックのウンチク、熱い思いが印象的。これを楽しめるかどうかが評価の分かれどころだろう。ケニー・GのCDは笑えた。 ドラッグのトリップを文字を変形させて表現するという試みは興味深い。 実は核となる物語が存在していないが、先を読み進めたくなる。妙な小説だった。
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201508/面白かったし、ところどころの文章やセリフもかっこいいんだけど…好みの問題だけど私の思うロックではないのでそこはちょっと違和感。
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内容(「BOOK」データベースより) おれは、博多に住む売れないロッカー、青木満三十四歳。安アパートで見果てぬ夢を抱きつつ、ギターの練習に明け暮れる毎日だ。そんな折、連続爆破事件の現場に遭遇。弾みで、バンドのCDが爆破犯の遺留品に紛れ込んでしまう。話題の犯人に影響を与えたカリス...
内容(「BOOK」データベースより) おれは、博多に住む売れないロッカー、青木満三十四歳。安アパートで見果てぬ夢を抱きつつ、ギターの練習に明け暮れる毎日だ。そんな折、連続爆破事件の現場に遭遇。弾みで、バンドのCDが爆破犯の遺留品に紛れ込んでしまう。話題の犯人に影響を与えたカリスマバンドとして、一躍有名になったおれたち。だが、ある日やつらは突然やって来た…。ロック魂迸る快作。
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音楽小説のつもりで読むと面白いと思います。 いつもの東山彰良さんの作品のような暴力やエロスやハラハラ感はちょっと足りない。
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おっさんロックンロール。 福岡に住む私にとって、かなり馴染み深い場所が出てきて、面白かった。 ノンフィクションの中にあるフィクションみたいな感じ。 ラストの方のセリフに思わず「かっこいい!」と口に出して言ってしまった。
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■これが4月初めの東北ロードで読了したやつだった。昨日のエントリは思いっ切り勘違い。(笑) そういえば仙台行き最終便の搭乗直前にANA FESTAでたまたま購入したんだった。それを過去エントリを見直していて思い出したぐらいにして。 ■だいぶ前に読了した、逃亡作法の東山 彰良の作...
■これが4月初めの東北ロードで読了したやつだった。昨日のエントリは思いっ切り勘違い。(笑) そういえば仙台行き最終便の搭乗直前にANA FESTAでたまたま購入したんだった。それを過去エントリを見直していて思い出したぐらいにして。 ■だいぶ前に読了した、逃亡作法の東山 彰良の作品...逃亡作法はジェットコースターみたいなストーリでめちゃめちゃ面白かったんだけど、今回は中年ロックバンドのロードムービーならぬロードストーリー..みたいな感じ。 ■ でもこれがめちゃめちゃ『ロック』してるんだよね。マジっ?って声が出ちゃうようなことばかりなんだけど、まがりなりにもロックバンドをカジったことのある自分にとっては読んでるだけでめっちゃ楽しい。笑いもアクションもペーソスもそしてもちろん音楽も全部入りの『たかがロックンロール』な物語。これは思わぬ見っけもんだった。
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暑かった。わけわからなかった。半分くらい音楽の話で、でもオトコ臭い仲間の話で、悲惨な病気に救いもなくて羨ましくなんかちっともないのに、だのに止まんなかった。 ‥と、文章までこう変わってしまうような、圧倒的なリズムと勢いがすごい。 ストーリーとしては逃亡作法やさようなら、ギャン...
暑かった。わけわからなかった。半分くらい音楽の話で、でもオトコ臭い仲間の話で、悲惨な病気に救いもなくて羨ましくなんかちっともないのに、だのに止まんなかった。 ‥と、文章までこう変わってしまうような、圧倒的なリズムと勢いがすごい。 ストーリーとしては逃亡作法やさようなら、ギャングランドの方が、物語としては面白いと思う。でも、なぜなんだろう、手が止まらなかった。 東山節にもしかしたら、がっつり捕まってしまったのかもしれない。 「愛を売りものにすれば、売りものじゃない愛はみすぼらしく目に映る。売れない愛は、価値のない愛だと思うようになる。自分にとっても、相手にとっても。愛に値段がつく。その値段で愛の深さが決まる」 面倒で暑苦しくてひねくれていてかわいげなくてめちゃくちゃで、到底愛せないけれどどうしても目を離せない誰かのキモチが、そこにある。ちっとも感情移入できないのに、なぜだか目が離せない。 あたしの中にこのマインドが巣食っているとは思えない。でも、だからって、このみじめさをけなすだけの、その傲岸さもやっぱりあたしには、ないみたい。
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『逃亡作法』は今ひとつだった荒れくれぶりが開花している感じ。登場人物が皆、狂ってる。ドラッグ(=バイアグラ)、セックス&ロックンロール…。暴力、同性愛、色情狂、犯罪、大麻、覚醒剤、自閉症、テロリズム、酒、タトゥー…、「つぎの選挙は共産党に入れてみるのも悪くない」ほど腐った社会。非...
『逃亡作法』は今ひとつだった荒れくれぶりが開花している感じ。登場人物が皆、狂ってる。ドラッグ(=バイアグラ)、セックス&ロックンロール…。暴力、同性愛、色情狂、犯罪、大麻、覚醒剤、自閉症、テロリズム、酒、タトゥー…、「つぎの選挙は共産党に入れてみるのも悪くない」ほど腐った社会。非常に乾いた世界観。ただ出てくる音楽の幅が広すぎて(クリストファー・クロスからロバート・ジョンソンまで)、肝心のロック魂が散漫になっているのではないか。
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