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秘蔵写真 京の御所と離宮 の商品レビュー

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2021/03/29

京都御所はもとより、1600年代の造営の建物がきちんと残っていることにいまさらながら驚く。後水尾天皇関係のが3点あるが、天皇が死んだあともきちんと遺されたということだ。 ・京都御所  794年(延暦13年)桓武天皇の平安遷都より、天皇の住居にして政の場。 ・仙洞御所  162...

京都御所はもとより、1600年代の造営の建物がきちんと残っていることにいまさらながら驚く。後水尾天皇関係のが3点あるが、天皇が死んだあともきちんと遺されたということだ。 ・京都御所  794年(延暦13年)桓武天皇の平安遷都より、天皇の住居にして政の場。 ・仙洞御所  1627年から1630年(寛永4年~7年)にかけ、徳川家光によって、後水尾上皇の隠居所として建てられる。  ・大宮御所  1630年に造営が完成。後水尾天皇の中宮、東福門院和子の住まい。仙洞御所とは長廊下で結ばれていた。東福門院は徳川秀忠の娘で、母は浅井長政の娘達子。 ・桂離宮  17世紀初頭に造営。桂宮家の前身である、八条宮智仁親王と、その子智忠親王により造営。 ・修学院離宮  1655年~1959年(明暦元年~万治2年)にかけて造営。後水尾天皇の山荘。 表紙は京都御所、紫辰殿南庭。場所は794年の当初の平安宮殿跡より東へ1.7キロ東北にあたる。1331年(元弘元年)北朝の光厳天皇がここで即位してからのちはずっと定位置。何度も焼失しているが、織田信長、徳川家康らが修復。江戸時代も火災が何度もあり計8回再建造営があった。1855年(安政2年)の再建の際のものが現在の京都御所にあたる建物とされる。障壁画がすごい。 2010.1.10第1刷 図書館

Posted byブクログ