1,800円以上の注文で送料無料

発達障害に気づかない大人たち の商品レビュー

3.7

126件のお客様レビュー

  1. 5つ

    19

  2. 4つ

    45

  3. 3つ

    45

  4. 2つ

    4

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2023/11/10

発達障がいの症状、付き合い方、治療法などが詳しく書かれていて勉強になった。基本が全体的に学べる良書。 まずは自分が発達障害であることを認めること、そして周りの理解も必要である点が特に重要だと学んだ。 対策で特にこれいいな、って思った点は3点。 1点目は仕事の優先順位が苦手なら、や...

発達障がいの症状、付き合い方、治療法などが詳しく書かれていて勉強になった。基本が全体的に学べる良書。 まずは自分が発達障害であることを認めること、そして周りの理解も必要である点が特に重要だと学んだ。 対策で特にこれいいな、って思った点は3点。 1点目は仕事の優先順位が苦手なら、やるべきことを一覧表にまとめ、優先度が高い順で印をつける。◎、○、△と。 2点目は職場や上司と共有すること。騒音が気になるならイヤホンをつける、人事管理が苦手なら管理職につかないようにするなどを話しておく。 3点目は意外と食事管理。マグネシウム、鉄分など必要な栄養素がある。睡眠も同様で乱れると、症状が悪化。 生活のリズムを整える努力は必須。

Posted byブクログ

2022/10/28

 発達障害のとらえ方から、AS/ADHDを中心に具体的症状、合併症、原因とメカニズム、治療・対応方法、発達障害の肯定、の流れで書かれています。  自閉症、学習障害については別読が必要。   新発見:発達障害の薬物療法以外の治し方(5章)、過去障害が見逃されてきた理由、症状の男...

 発達障害のとらえ方から、AS/ADHDを中心に具体的症状、合併症、原因とメカニズム、治療・対応方法、発達障害の肯定、の流れで書かれています。  自閉症、学習障害については別読が必要。   新発見:発達障害の薬物療法以外の治し方(5章)、過去障害が見逃されてきた理由、症状の男女差、ADHDの合併症(うつ病・躁うつ病・依存症・異常性愛など>P132)、恋愛・結婚などでの注意点(6章最後)  5・6章はとても参考になった。再読の必要あり。

Posted byブクログ

2022/04/24

この本を読んで”障害”とは、”病気”とは何かについて考えさせられた。列挙されている発達障害の特徴は多かれ少なかれ誰にも当てはまるものだが、子供の12%が発達障害だとすると1.5σ。これを身長で例えてみる。身長もあまりにも高すぎたり低すぎたりすれば生きづらいことに変わりはない。日本...

この本を読んで”障害”とは、”病気”とは何かについて考えさせられた。列挙されている発達障害の特徴は多かれ少なかれ誰にも当てはまるものだが、子供の12%が発達障害だとすると1.5σ。これを身長で例えてみる。身長もあまりにも高すぎたり低すぎたりすれば生きづらいことに変わりはない。日本人の成人男性の平均身長が172cmで標準偏差が6cmなので、身長が172-6×1.5=163cm未満の人はもれなく“身長障害”と言われることになる。こんな事ってありうる? ASもADHDも一昔前なら「個性的な人」で済んでたのに。 こうやって病名を付けることで救われる人もいるだろうが、なんでもかんでも病気にしてしまうのは問題があるように思う。せめて3σ(出現確率が1000人に3人程度)くらい外れた人でないと“障害”と呼ぶべきではないだろう。

Posted byブクログ

2021/10/17

発達障害者を理解し自分自身を診断する意味でも読み始めた。結論的には、私は、ただの「怠けもの」であった。それはさておき、多くの人が発達障害に苦しんでいる。発達障害者とともに生きていくにはどうしたらよいのか。現代の課題の一つであることを認識した。

Posted byブクログ

2021/08/15

家族の事でで困っていたことに当てはまる。今まで自分だけが困っていて、トラブルになっていたのが実は違ったのだと書いてあって引き込まれた。できれば本人にも読んで欲しいが難しいのだろう。

Posted byブクログ

2021/02/09

非常に面白い。自分の過去の症状と一致するものが多く、納得がいく。ただし、著者は「がんは食事で治る」「末期がんを克服するゲルソン療法」とか意味不明なことをヌかすゲテモノなので信用しすぎない方がいいかも。 ADHDの治し方でパートナーの補助が大切みたいにあったけど、なんでADHDで...

非常に面白い。自分の過去の症状と一致するものが多く、納得がいく。ただし、著者は「がんは食事で治る」「末期がんを克服するゲルソン療法」とか意味不明なことをヌかすゲテモノなので信用しすぎない方がいいかも。 ADHDの治し方でパートナーの補助が大切みたいにあったけど、なんでADHDで結婚している前提なんですかね……! 救急救命医にはADHDが多いのは草。注意欠陥が出たらやばいけど、純粋に多動なだけなのかな?

Posted byブクログ

2021/01/13

【概略】  「空気が読めない」「話を聞けない」「片づけられない」「時間にルーズ」「すぐキレる」・・・発達障害は、子ども達だけのものではなく、大人にだってあるもの。うつ病や依存症につながる負の可能性と同時に、適正な職業や周囲のサポートで大いなる未来という正の可能性も秘める発達障害を...

【概略】  「空気が読めない」「話を聞けない」「片づけられない」「時間にルーズ」「すぐキレる」・・・発達障害は、子ども達だけのものではなく、大人にだってあるもの。うつ病や依存症につながる負の可能性と同時に、適正な職業や周囲のサポートで大いなる未来という正の可能性も秘める発達障害を大人になった後、どのように向き合っていくか、考える一冊。 2011年11月05日 読了 2020年12月26日 読了 【書評】  「自分はきっと発達障害だ」と思うようになったのは、何年ぐらい前のことだったかな。やはり同様に発達障害の可能性があった部下と一緒に検査をしにいってね。自分は発達障害という認定はされなかったけどね。そうはいっても、「そうかもしれない」と思うぐらいだから、気になってね。それで手に取ったのがこの本だったなぁ、当時。  発達障害の認定はされなかったけれど、自分の性質として、言い換えると「なんとか改善したい項目」として、どうやって立ち向かっていけばいいのだろうと、ずっと思っていて。同時に「自分の良さ」をなくすことなくそういった項目を改善させるということも考えないといけなくて。そりゃ負の可能性・負のスパイラルに陥る人、いるよなぁ~なんて思いながら読ませてもらったなぁ。  自分に関しては、周囲の人に恵まれているなぁというのが最初に思ったこと。あとはもう少しだけ、「キチッとした人」がいたら申し分ない状態になると思う。「人に投資する」という概念がここ数年増しているのもそれが根っこにあるのかもねぇ。  視力に問題があったり、聴力に問題があったり・・・それでもそこで「障害」という言葉が使われることに反発があると思うけど、ここでの「障害」という言葉についても、ひっかかる。・・・というよりも、「本来あるべき姿」(障害じゃない姿?)って、どんなものを指すの?っての、知りたい(笑)でもそれは誰もがきっと明示することができないよなぁとも思う。  万が一、明示できたとしたら、下手したらその姿って逆に無個性として記憶に残らないような・・・そんな姿なんじゃないだろうか?・・・とも思ったりする。

Posted byブクログ

2020/08/30

2010年の本にして、発達障害(特にADHD)についてここまで理解されていたことに驚きを隠せない。 2013年時点で41刷が発行されているほどのベストセラーと言えるが、発達障害は症状があまりにも幅広いため、健常者が自分も発達障害なのではないかと過度に不安を覚える可能性が今後高ま...

2010年の本にして、発達障害(特にADHD)についてここまで理解されていたことに驚きを隠せない。 2013年時点で41刷が発行されているほどのベストセラーと言えるが、発達障害は症状があまりにも幅広いため、健常者が自分も発達障害なのではないかと過度に不安を覚える可能性が今後高まることには注意が必要かもしれないと感じた。

Posted byブクログ

2020/06/27

大人の発達障害についてわかりやすく書いてある。 こんな人職場にいたなぁと思う事例が挙げてあった。 一方的にダメなヤツだと決めつけてはいけない。 理由があるのかもしれない。と感じた。

Posted byブクログ

2020/03/18

脳の情報フィルター機能の低下 人の話を聞いている際にも周りの音が聞こえてしまう 衝動性 思ったことを言ってしまう、無遠慮な言葉

Posted byブクログ