学園島の殺人 の商品レビュー

山口芳宏【著】

2012/06/23

風呂敷を広げすぎた感がいなめない。面白いけれど、舞台装置にこだわりすぎてつじつま合わせのため結末を迎えてしまった気がする。

2012/03/22

痛快。
探偵役も大概だが、よく考えればワトソン役も大概(笑)ってな素敵作品。
さくっと面白く読める、って素敵。
女の子が可愛い。

2010/08/17

学園都市兼島につたわる伝説・黒いサンタクロース、島に眠るひほう・島の行く末を暗示する詩、異国から来日する王女、などのキーワードがこの物語に関しては挙げられるが、詰め込みすぎている感があった。詰め込んでいる割にあくまでそれぞれがガジェットに過ぎずそれ以上の意味が無く薄く感じられた。
だが、学生生活、ラッキースケベ、北斗の拳ネタ、モヒカンが嫌いでないのでこういう評価に。

2010/07/19

「妖精島の殺人」に続く島シリーズ。今度の島も予想通り、なかなかにとんでもない仕掛けがありますねえ……。あの部屋の仕掛けは怖すぎますよ～。そしてそこで起こるこれまたとんでもない事件。真野原のはちゃめちゃぶりも健在。
裏で糸を引いていたのはやはりあの人。まさしくこれは世代を超えた対決では。となると気になるのは……お父さんの世代の事件もきっとあるよね。

2010/05/08

苦戦したなー。小ネタの応酬にイマイチ乗れなかった事も
原因ですが、主要な登場人物のキャラにハマらなかった...。
唯一ハマった好青年のモヒカン君...速攻被害者になってるしw。

色んなことが雑多に詰め込まれた大作なんですが、
重厚感は殆ど感じられないから、読んでいても期待感や
ワクワク感をハナから期待してない自分がいましたー。
この575Pをなーんとなく目で追っている状態がダラダラ
続くのはシンドかったー。
年代的にはドンピシャですが北斗の拳...実は読んだ事ないしw。

生首消失〜移動のトリック、黒いサンタクロース、島に伝わる
「再生の書」、小国の王女が持つ「浄化の鍵」...様々なギミックに
対してそれぞれ一応の解答はあるものの...「あ。うん...。そっか...。」
程度な印象。大掛かりな想像を越えたバカっぽい必殺のトリックも
健在なのですが、その他の小ネタがそれを相殺してしまっていて
驚きも半減になってしまった。
「100人館〜」はどうなんだろ? ちょっと読むのを躊躇しそう...。

2010/04/29

妖精島の殺人が面白かったので、楽しみに読んだがなんだかウケ狙いは多いし、大掛かりなトリックもいまいちリアリティに欠けていてちょっとガッカリだった。

2010/04/05

　学園物推理小説といった雰囲気で読み始めましたが、コミカルアドベンチャーといったところでしょうか。
　事件について考えてしまうよりも、次の展開を楽しみに一気に読んでしまうえる小説でした。

2010/03/31

学園島で消えた女子高生・桜。桜の友人の奇妙な行動。消えた菜緒子。菜緒子の捜索の為に学園島に生徒として侵入した森崎と教師として侵入した真野原。生首を運ぶ黒いサンタクロース、学園島に伝わる「再生の書」。15年前の行方不明事件。首を切られた死体。留学中の王女様の正体。あらたな首切り殺人。立ち入り禁止地区に隠された秘密。

船橋図書館
　２０１０年３月３１日読了

2010/03/25

相変わらず純粋に楽しいエンターテインメント「本格おとぎ話」。大作ですがサクサク読めて苦になりません。ただ、この表紙はちょっと勘弁して欲しい。児童ポルノと勘違いされるじゃないの。電車で読むのに勇気が要りました。