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葬式は、要らない の商品レビュー

3.5

109件のお客様レビュー

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2024/05/05

葬式と墓、コロナ禍後大きく変わってしまった。 11年前の父の葬儀は必要以上に費用をかけてしまった。立派な葬儀をすることが残された家族の努めだと思っていた。 コロナ禍の2020年の母の葬儀は、限られた身内だけで自宅で行なった。 今度は自分の番となり、葬儀と墓について考えざるを得ない...

葬式と墓、コロナ禍後大きく変わってしまった。 11年前の父の葬儀は必要以上に費用をかけてしまった。立派な葬儀をすることが残された家族の努めだと思っていた。 コロナ禍の2020年の母の葬儀は、限られた身内だけで自宅で行なった。 今度は自分の番となり、葬儀と墓について考えざるを得ない。 この本は良い道標となりました

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2024/03/02

葬式の文化や背景を紐解きながら、データを交えていて見やすい構成でした。 本書を見て、自身が死んだ時も葬式は必要最低限にしようと決意できました。

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2024/02/17

仏教、儒教、葬式、檀家等の前提知識が必要でちょっと葬式初心者(?)には読みづらい点もあったけど戒名は自分でつけられる、とかそもそも戒名とは何かとかお金がどのくらいかかるのか、とか基本的なことを抑えてくれていて大変勉強になった。読みづらいけど。

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2024/02/10

法外な戒名料にお布施。 日本の葬式費用は優に 諸外国の十倍以上。 これを異常値と言わず に何と言うのでしょう。 当事者たる日本人にも 葬式仏教を疑問に思う 人は少なくありません。 かく言う私もその一人。 ・・・ だった、というべきか。 本書を読んで目から鱗。 事実、 ...

法外な戒名料にお布施。 日本の葬式費用は優に 諸外国の十倍以上。 これを異常値と言わず に何と言うのでしょう。 当事者たる日本人にも 葬式仏教を疑問に思う 人は少なくありません。 かく言う私もその一人。 ・・・ だった、というべきか。 本書を読んで目から鱗。 事実、 多くの寺院は葬式以外 に収入源がありません。 現代の寺院がおかれた 状況を考えれば、 葬式仏教化は必然です。 そして住職は毎日本尊 の前で檀家の故人たち の冥福を祈り読経して います。 そう、私たちは檀那寺 に対し御先祖様の供養 を委託しているのです。 私たちにはその自覚が 足りません。 足りないが故に高額の 戒名料やお布施に不満 を感じ批判する。 本当にそれでいいのか。 故人を偲ぶこと二の次。 世間体という見栄欲に 振り回されて、 金額の多寡にこだわる。 そんな葬式は要らない。 たしかにそう思います。

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2023/07/26
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『世界のすごいお葬式』(ケイトリン・ドーティ)を読んで、 「自分の葬儀は簡素にしてほしい。面倒な手続きもいらない」と思ってた時に見つけた『葬式は、いらない』(島田裕巳)。 葬式の流れを読んで、「直葬でいいし、お墓はいらない。何なら散骨してほしい」という思いが強くなった。 自分のためにお金がかけられる事が馬鹿馬鹿しい。

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2023/05/21
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いつになるかわからぬが、将来の自分の葬式を考えるに大変参考になった。遺された者に良かれと思う限り、宗教、形式まして費用にこだわる必要は全くないのだと。高額の戒名料に頼らざるを得ない葬式仏教寺院の背景や破戒僧が戒名を与えることの矛盾などは特に興味深く読んだ。

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2023/01/12

日本人が葬式にお金をどれくらいかけているのか、すごくわかりやすく説明されていました。また、"伝統"といいつつその歴史も浅いもの、という宗教的なこともせつめいされていてなるほどなと。

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2023/01/09

何となく葬式は出さなければいけないものと思い込んでいるけれども、法律で定められているのは、死後24時間は火葬埋葬をしてはいけないことと、定められた場所以外で火葬埋葬をしてはいけないということだけ。生活様式が都市化するにつれ、直葬(通夜告別式を経ずに火葬場へ直行)が増えているという...

何となく葬式は出さなければいけないものと思い込んでいるけれども、法律で定められているのは、死後24時間は火葬埋葬をしてはいけないことと、定められた場所以外で火葬埋葬をしてはいけないということだけ。生活様式が都市化するにつれ、直葬(通夜告別式を経ずに火葬場へ直行)が増えているという。私もそれで構わない。無宗教なのに戒名などを買わされて仏教徒にされるのは真っ平だ。家族がどうしてもというなら無宗教葬で。浮いたお金で良い肉でも食えと遺言しておこう。

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2022/07/31
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 世間体、見栄、名誉などは気にしないようにして生きています。特に退職後は。死後についてはなおさらです。戒名不要、葬式不要、墓不要で、直葬、手元供養(自宅供養)か樹木葬でお願いしたいと思っています。10~20万円位で済ませて欲しいです。島田裕巳「葬式は、要らない」、2010.1発行。

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2022/07/13

勉強になった。 単なる葬式無用論ではなかった。 戒名の意味、葬儀がともすれば豪奢になってしまう理由、葬式仏教とならざるを得ない寺院の現状がよく理解できた。 自分の葬儀はできるだけ地味にとボンヤリと考えていたのですが、その根拠とすべき物を見出せた気がする。

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