犬として育てられた少年 の商品レビュー

ブルース・D.ペリー,マイアサラヴィッツ【著】,仁木めぐみ【訳】,杉山登志郎【解説】

2010/05/11

　すごいなぁ。
　中身はタイトルの通りかなり過酷な事象を記述している。
　著者の（あるいは翻訳者の）、患者というか、人間に対する愛情のある姿勢が読んでいるつらさを感じさせない。

　過去になにがあっても、やり直せるということと、ものの見方は１つではなく多様であり、それは救いであるということが分かる。

2010/05/01

10人の子供の話と、子供とそれを取り巻くコミュニティの話しから成る。
強烈なトラウマの話し。
子供に愛情が必要な理由。適切なスキンシップが必要な理由。

『三つ子の魂百まで』はなんて理に叶った言葉なんでしょうか？

子供に対して、ちょっと見方が変わった本。
勉強になりました。

何しろ私には子供が居ないんで…(^^ゞ

2010/03/15

幼少期の育てられ方で、脳の発達が阻害され、一生にひずみを残す例、ひずみはあったが適切なケアで人間的な発達が見られる例。
そのどちらの例も、今子育てしている親ばかさんたちに大きな勇気を与えてくれるでしょう。