ココロコネクト ヒトランダム の商品レビュー
白身魚さんの絵に惹かれ、購入。 たぶん発売してすぐの頃だったと思います。 私は学園ものが好きなのですが… ライトノベルでありがちな、明らかに萌え要素を狙ってきているハーレム状態のものはあまり好まないので、 丁度よさそうなものを探してたらこれに辿り着きました。 キャラクターも期待通...
白身魚さんの絵に惹かれ、購入。 たぶん発売してすぐの頃だったと思います。 私は学園ものが好きなのですが… ライトノベルでありがちな、明らかに萌え要素を狙ってきているハーレム状態のものはあまり好まないので、 丁度よさそうなものを探してたらこれに辿り着きました。 キャラクターも期待通りで、みんな個性的で可愛らしいです。 内容はファンタジックなもの。 しかし突然起こるファンタジックな現象に登場人物たちが葛藤する物語なので、現実みのあるとらえ方です。 そのファンタジックな現象というのは、「5人の中身(人格)がアトランダムに入れ替わる」という、まぁありきたりといったらありきたりなもの…。 あたりまえではない現象に慣れてしまってあたりまえになっていく恐怖、それに比例して深まっていく絆がよく描かれていると思います。 でも少し何かが足りないかな…という気がするので-1。
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アニメから入ったのですがとても満足できました かわいいキャラ、重い話 そして恋愛 自分の好きなう要素が詰め込まれていたので ★×5を付けさせてきただきました 読んだ感じ一冊で完結しているようにも見えたのですが 続編が出てるみたいなので読むのが楽しみです
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純粋に面白かった。非常識な事が起こって浮かれた事を描写するだけでなく誰にでもある傷をさらけ出すことで変わってくる人間模様。アニメ化する時にはどういう描写になるか楽しみ。
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登場人物たちはみんな明るい性格で、ふざけあっていることも多い。けれど、人格が入れ替わるという現象の中で、それぞれの悩みとかトラウマとかが見えてきて、それが物語を良い感じにシリアスにしていると思った。それぞれの悩みを主人公がわりと早急に解決しちゃっているのは、ほんの少しだけ気にな...
登場人物たちはみんな明るい性格で、ふざけあっていることも多い。けれど、人格が入れ替わるという現象の中で、それぞれの悩みとかトラウマとかが見えてきて、それが物語を良い感じにシリアスにしていると思った。それぞれの悩みを主人公がわりと早急に解決しちゃっているのは、ほんの少しだけ気になったが。 明るくなりすぎず、暗くなりすぎずという平坦な感じで話が進んでいくので、最後までそういうふうに話しが進んでいくのかと思ったが、最後の方は結構重かった。続編(あらすじは知らないが)が出ていることは知っていたから、なんとなくオチは読めていたけど、結構緊張のシーンだった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
2010年2月当時の日記転載 今月15冊目、「ココロコネクト ヒトランダム」読了です。 今日は帰れないので携帯からだけど書きたい。 昨日に引き続き「今更?」って言われそうだけど、俺も思ったさ! 何でもっと早く読まなかったのかと…!! いやね、人格入れ替わりネタでしょ? エロネタ混じりの萌え小説かなとか思うじゃないですか… 全然そんなことは無かった。 人格入れ替わり対象は高校生男女五人。 タイミングも、場所も、人も、長さもランダムに入れ替わります。 その中で、それぞれがそれぞれの強さや弱さ、トラウマなんかに向き合っていくお話です。青春です。 昨日のパンデミックも良かったけど、更に良いとか…やるなファミ通… 「恋の話をしようか」が楽しめて、禁書の上条さんみたいな主人公に違和感を感じない人ならだいたい楽しめるかと。 あ、あとご都合主義が平気な人。
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来月からアニメ化されると聞いて話題作りのためにという軽い気持ちで読んでみました。 率直な感想を言うと、ごくありふれた高校生が思い悩む模様を非科学的な「人格入れ替わり」という現象をミックスさせてすっごい日常的なことなんだけどたまに非現実なことが起こるボクの中では新鮮なお話でした。...
来月からアニメ化されると聞いて話題作りのためにという軽い気持ちで読んでみました。 率直な感想を言うと、ごくありふれた高校生が思い悩む模様を非科学的な「人格入れ替わり」という現象をミックスさせてすっごい日常的なことなんだけどたまに非現実なことが起こるボクの中では新鮮なお話でした。 内容はほんとに普通な高校生活なんだけど登場人物が各々すっごく仲がいいんだけどでもやっぱりそんな心の奥に秘めた「闇」をさらけ出せない。そんな「闇」を「人格入れ替わり」という非現実な事象が起こっていく中でその高校生たちが持っていた「闇」と取り払っていくお話です。 ボクは恋愛体質というか本とか二次元で出たキャラが実際3次元でいるとどうなんだろう。と考える少し痛い考え持った人間なんですが、実際今回出てきたメインメンバーはほんとに実際にいてもボクは友だちとしていたいなと思った。ラノベってしばしば3次元でいても・・・と思うのもちらほらなんですがココロコネクトは違いました。特に、伊織ちゃんはいいなと思いました。ものすごく天真爛漫でいわばネコみたいな性格かとおもいきや犬みたいななつく性格も持ち合わせてるんだけど、やっぱりこの子も「闇」を持ち合わせているんですが。 長いこと書いて薄っぺらいことしか書いてないですが、普段の生活にスパイス(刺激)が足りないなと思った方は読んでほしいです。 ほんのちょっとの刺激有りラストのスピード感も良かったかな?
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【読了】庵田定夏「ココロコネクト ヒトランダム」 今月10冊目。 7月からアニメも始まるココロコネクトシリーズ。書店では何度も見かけるも見送っていたのだけど、BOOKWALKERで350円で売っていたので、まずは1冊と初巻を読み始めることに。 この巻の興味深いところは、初巻に...
【読了】庵田定夏「ココロコネクト ヒトランダム」 今月10冊目。 7月からアニメも始まるココロコネクトシリーズ。書店では何度も見かけるも見送っていたのだけど、BOOKWALKERで350円で売っていたので、まずは1冊と初巻を読み始めることに。 この巻の興味深いところは、初巻にして人格入れ替わりモノをやってしまったというところにある。普通ならばキャラが固まって、読者もキャラを頭に入れたところで、入れ替わりネタが入ったりするのだが、この作品は最初からやった。 最初、なんでこんな分かりにくいことをするのだろうと思いながら読み進めていたのだけど(実際、読んでいて混乱する)、終盤まで読み続けて、なんとなく理由みたいなものが分かってきた。 つまるところ、この作品はキャラを入れ替えるということによって、より深くキャラの紹介を試みるという、野心的とも技巧的ともいえるチャレンジを行っているのだ。 それは同時に自己とは何か、人格とは何か、他人の中の自分は自分なのか、ビジュアルだけは自分なのか、ビジュアルと切り離されたら自分はどうなるのか・・・・という劇中における登場人物達の葛藤を描くと同時に、キャラ小説とも揶揄されるライトノベルの存在の意義を皮肉を込めて読者に突き付けているのではないか。 ただその技術的な挑戦が完璧に成功しているかと問われれば、やはりデビュー作ということもあり、洗練されているとは言い難い。会話文に入った時の誰が話しているのか・・・この辺りの描写法はもう少し練った方がいいと思われる。誰が話しているのか分からないのはストレスに感じてしまう。上手い人は意識しなくても誰の発言か分かるものである。 さて小難しく書いてみたけど、結局は伊織ちゃんが可愛いと思います。
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話題の小説なので試しに読んでみました。 先に結論を述べると、話題になるだけあって大変面白かったです。 心理描写とそれぞれの葛藤の姿が実に秀麗に描かれております。 「青春期の学生」という設定も巧みにストーリーに絡められており、物語を引き立てております(^O^)
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最近読んだラノベの中では話が可也確りしていると感じました。 所謂人格入れ替わりものなのですが、既出のそれらと幾分異なるのは 2人ではなく5人の間で起こった事。 入替えは固定されず、ランダムに発生する事。 入れ替わり時間は短時間。 と言う点でしょうか。 第三者の介...
最近読んだラノベの中では話が可也確りしていると感じました。 所謂人格入れ替わりものなのですが、既出のそれらと幾分異なるのは 2人ではなく5人の間で起こった事。 入替えは固定されず、ランダムに発生する事。 入れ替わり時間は短時間。 と言う点でしょうか。 第三者の介入によると言う点では、漫画《オレンジチョコレート》のそれですが、 互いを求め合っている関係で入れ替わるのと、 仲の良い関係を保っていた中で、隠していたものが露呈されるかもしれないのとでは様相が大分異なるでしょう。 幾ら仲の良い相手でもやはり他人との思いはあるでしょう。 混乱し、葛藤しながらも仲を保とうとする心理描写はなかなか興味深く感じられました。 主人公の男子の自己犠牲で天然であるところが出来過ぎな嫌いもあるものの、続編を読むとそこの辺りが何気に殺がれるのは一寸予想外。ここでの状況の中ではまだそれほどの危機感を持たずに済んだ、キャパを超えなかったからこその言動であるので、目くじらを立てるほどではないでしょう。恐らく続編を読めば主人公だった筈の少年の、ここでの自己犠牲的心情もまた違って見えるかと思います。 是非、二冊をセットお読み下さい。 程度の差こそあれ、皆、こうした悩みを抱えて生き、 人との関係を育てているのでしょう。 それを人格入替えを用いて上手く描いており、ラノベの括りで考えずとも楽しめる話なのではないかと。 オカズの件は笑えました。
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