びりっかすの子ねこ の商品レビュー
生まれた時からびりっかすの子ねこ。お母さんにも兄弟にもついていけず、落ちたところにたまたまいた目の見えない犬の側で過ごすようになる。でもある時、外に出た子ねこはもとの場所に戻れなくなってしまう。未知の世界をさまよう子ねこ。子ねこにとったら家たった7軒分の距離も、たった1日だけの出...
生まれた時からびりっかすの子ねこ。お母さんにも兄弟にもついていけず、落ちたところにたまたまいた目の見えない犬の側で過ごすようになる。でもある時、外に出た子ねこはもとの場所に戻れなくなってしまう。未知の世界をさまよう子ねこ。子ねこにとったら家たった7軒分の距離も、たった1日だけの出来事も大冒険で。世界も冒険も目の前にある。最後にちゃんといいところにたどり着けたのは子ねこが頑張ったからだと思いたい。よかった。
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懐かしさで久しぶりに読んでみた。子供の頃に読んだ時の感覚がど~っと押し寄せてくる感じ。幼少期の読書体験は本当に貴重なものだと今さらながらに思う。
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「もう読みたくない。」「嫌い。」何度もそう言って、読むのを拒む娘を説き伏せながら、毎日読みました。最後の日、娘が晴れやかな顔で「この人、すごくいい人だったね。この本、本当は楽しかった。」と言った。びりっかすの子ねこの一晩の冒険は、特に、誰かにいじめられたり、ひどい目にあったりする...
「もう読みたくない。」「嫌い。」何度もそう言って、読むのを拒む娘を説き伏せながら、毎日読みました。最後の日、娘が晴れやかな顔で「この人、すごくいい人だったね。この本、本当は楽しかった。」と言った。びりっかすの子ねこの一晩の冒険は、特に、誰かにいじめられたり、ひどい目にあったりする訳ではなかったのだけれど、娘には、とてもとても辛いものだったらしい。でも、最後の最後には、最高のハッピーエンド。年より犬を男の人が連れてきたときに、はっと息を飲んだ娘の様子が、とても印象的だった。大人にとっては大したことがない出来事が、どれだけ、子どもにとって大きいことなのかを思い知らされる。そう考えると、テレビに氾濫している物語は、刺激的すぎるんだな。きっと。子どもに携わる人は、このことを肝に銘じておかないといけないといけないと心から感じた一冊。
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7番目に生まれた小さなびりっかすの子ねこは、兄弟からはみだされお母さんのおっぱいにもありつけずにひもじい思いをします。しかも生まれたのは犬やさんのすみっこの檻。 そんな不運なびりっかすの子ねこのお話です。こどもむけにシンプルな文章で書かれていますが、ときどきはっとするような喜び...
7番目に生まれた小さなびりっかすの子ねこは、兄弟からはみだされお母さんのおっぱいにもありつけずにひもじい思いをします。しかも生まれたのは犬やさんのすみっこの檻。 そんな不運なびりっかすの子ねこのお話です。こどもむけにシンプルな文章で書かれていますが、ときどきはっとするような喜びにあふれた表現があり、感動してしまいます。 とくに長い夜があけて太陽が世界をあたためていくときの表現は、じぶんも小さな子ねこになったかのように感じられます。ぬくもりやおいしい食べ物、あたたかい場所そういうものの大切さを思いおこさせてくれるすばらしい童話です。
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犬屋さんで生まれ、7人兄弟の7番目のびりっかすの子ネコのはなし。 兄弟の中にいては食事ももらえず、母さん猫の散歩についていくこともできない子ネコ。 そんなびりっかすの子ネコの友達は、犬やさんの飼い犬の老犬。 ある日、いつものように老犬のあごの下で温まっていた子ネコは、明るい光で目...
犬屋さんで生まれ、7人兄弟の7番目のびりっかすの子ネコのはなし。 兄弟の中にいては食事ももらえず、母さん猫の散歩についていくこともできない子ネコ。 そんなびりっかすの子ネコの友達は、犬やさんの飼い犬の老犬。 ある日、いつものように老犬のあごの下で温まっていた子ネコは、明るい光で目覚めて、 そのまま外の世界にでてしまい、家に帰れなくなってしまいます。 犬はやさしい生き物、人間はミルクをくれる暖かい人と信じて幸せを探す子ネコ。 子ネコは無事に自分の居場所を見つけることができるのでしょうか。 やさしさがいっぱいのおはなし。
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シリーズで惹かれて、 切なかった記憶 確か市立公民館の図書室 そうとう前だ 公民館でこういう本が手軽に読めるというのはいいですね
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七番目に生まれた子ネコは兄たちに負けて、母ネコのお乳を十分に飲めなかったり、暖かい寝床にしっかりとは入れなかったり。 それでも小さいなりに頑張って、幸運も手伝って、よい環境にめぐり合うお話。
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