プロジェクトマネジメント標準PMBOK入門 の商品レビュー

広兼修【著】

2018/10/13

プロジェクトマネジメント体系的に学ぶ入り口となる一冊。

KKDだけではダメ、かといってPMBOKだけでもダメ。
知識と経験のバランスが大事だという事が
わかりました。

プロジェクトマネージャをやる方なら
まず第一歩として読むのには最適な一冊。

2014/10/16

ようやく読み終わりました。ただ、これはPMBOK第四版の内容を反映したものなので、少し古いですが。
体系立てて、プロジェクトマネジメントの方法が整理されて、紹介されていることは非常にわかりやすく良かったです。
最後に実際に起きそうな問題を並べていて、何が問題だったのかを書いてあったところが、一番良かったかも。

これから取り組むプロジェクトには少しずつこれらのフレームを活用していけたらと思います。

とにかく実践しないことには身につかないはずなので。

2015/03/24

PMBOKの入門本．そもそもプロジェクトとは何かというところから始め，関連用語の解説，プロセス群の全体像を示した後，知識エリアごとにそれに含まれるプロセスを説明している．またタイム・マネジメントではCP法，コスト・マネジメントでは進捗評価に用いるEVMなど，各知識エリアで利用される手法等についても併記してある．
一通り上記の解説が終わると，システム導入プロジェクトを例にプロジェクトを複数のフェーズに分けた場合のPMBOKの適用例について紹介している．
一通り必要な事柄は網羅できているように思うし，結構読みやすい．

2013/12/01

プロジェクトマネージャの仕事を統括するプロジェクトオーナ的な仕事をする事が多くなってきたので、基本的なことを体系的に学び直したかった。
仕様を落とし込んでいる作業の中で、色々と進め方について参考になる部分があったが、これがあらゆるケースに必ずしも有効な方法だとは思わない。
そもそもISOのやり方とそぐわないが、似たところがあるので上手くミックス出来れば設計審査にも応用出来る気がする。

・・・読み終わってからしばしば読み返すことがあり、基本的なことを纏めてあるという意味では非常に有効な本であることがわかってきた。星一つUP！

2013/02/27

9つの知識エリア、42のプロセス、5つのプロセス群をざっくりと理解するにはいい本。こういうのが入門っていうんだろうな。
また、各プロセスではどのような成果物があってっていうのを記載してくれているので、プロジェクトマネージャーって何する人なん？っていうのにも答えてくれている。

2012/04/29

PMBOKって難しいという概念が和らぐ本です。

前半にPMBOK用語の説明をし、
後半は例をベースにプロジェクトマネジメントについて
計画～運用保守フェーズまでわかりやすく説明されています。

普段小中規模なPMもどきをやっている自分には、
状況をイメージしやすい内容でした。

一通り読んだら、１、２章を読みなおすと
PMBOKへの理解がより深まると思いました。

入門って書いてありますが、ホントに分かりやすい。
いい本です。

2012/04/07

4月7日読了。PMP資格受験のための手っ取り早い勉強本として紹介された本。「入門」とあるとおり簡単な内容だが、PMBOKの全体感がつかめるかつITシステム開発に即した具体的な事例が挙げられており理解しやすい。これを読むと、PMBOKのテキストがいかに自分の言いたいことだけを書きなぐっており、「読み手に理解しやすく」という観点が全くない記述をしていることに改めて気付かされる･･･。コミュニケーションに常に気を配ること、気付いたリスクを全て管理対象として明確化すること、他にもあるがこの二点がPMが最も気を使い管理すべきことであるようだ。PMBOKの用語ばかりふりかざし実際にプロジェクトを回せなくては意味がないもんだ。

2012/02/29

入門で事例集などもあって読みやすいと思う。PMBOKガイドは見たことなくて、もっと細かくいろいろ定義されているんだろうと思うけど、ひとまず概要レベルで。。。

2012/02/18

　PMBOKの全体像とプロジェクトマネジメントの流れの両方をつかむのにちょうどいい本。前半でPMBOKの用語の説明、後半でプロジェクトマネジメントの説明をしている。プロジェクトマネジメントでは計画から運用・保守までのフェーズについて開設しており、その際、PMBOKの該当する部分はどこであるかを示しているため、どういった局面でPMBOKのどの部分を利用すればよいかがわかるようになっていたのが良かった。クイズ形式のプロジェクト失敗の原因を探す簡単な事例集もありどこに気をつけるべきかという点も押さえられていた。
　全体を通してコニュニケーションについてふれられていたのが印象的で、プロジェクトの遂行の肝は道具ではなくコニュニケーションであると著者は考えているということがよく伝わってきた。

2011/08/15

PMBOKの基本的な知識を
サクっと学ぶことができる一冊です。

プロジェクトマネージャ以外でもプロジェクトの設計や開発フェーズで、
リーダを行う人もプロジェクトマネージャ側の視点を少しでも理解できれば、
もっと円滑なプロジェクトになると思います。

特に付録の「プロジェクトの失敗原因を探せ！」が
ちょっとしたプロマネになった気分で、面白かったです。
簡単に説明すると、
分かりやすい例でプロジェクトの概要と状況を説明し、
現在発生している問題に対して、
どのような対策をとればよいかを問う形となっています。

後は、コラムが多かったのがよかったです。
私自身が今までのプロジェクトで、
経験した失敗等と重なる部分があり、
「こういうことだったか～」
と納得する点も多々ありました。

チームリーダ層、プロマネ候補の方にはオススメです。