赤々煉恋 の商品レビュー
もうとにかく怖い。ホラー。エログロ。 こんなの書いていいんか???というくらいの徹底ぶりを感じる…凄かった…。 まさか屍姦ネタと両腕欠損愛好が出ると思わないじゃないですか…。
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普通、ではない人達の愛情のお話 怖さもあり、切なさもあり 「わたしはフランセス」が好き なんとなく、文庫じゃなくてハードカバーで読めて良かった っておもいました、なんとなく
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ホラーテイストな短編小説。 ちょうどSimon & GarfunkelのApril Come She Willを聴いていたのもあり、レイニーエレーンが好き。 「ヤスラカニネムレ、ワスレナイ」からの「君が好きだった」でグッときた。
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少しグロくて少しホラーでファンタジーな短編集。たぶん同じ設定で同じようなストーリーを経ても、ラストが違う方向に転べば好きな人はたくさんいるのだと思います。でもこれ、好きだ!と言い切ると人格を疑われそうなラストが並んでいます。印象深かったのは一番最初だからか衝撃が大きかった「死体写...
少しグロくて少しホラーでファンタジーな短編集。たぶん同じ設定で同じようなストーリーを経ても、ラストが違う方向に転べば好きな人はたくさんいるのだと思います。でもこれ、好きだ!と言い切ると人格を疑われそうなラストが並んでいます。印象深かったのは一番最初だからか衝撃が大きかった「死体写真師」とラストシーンに心のおさまりがつかずしばらく放心した「レイニー・エレーン」。好みは「私はフランセス」と「アタシの、いちばん、ほしいもの」。誰にでもすすめられるものではありませんが、私はこのダークな世界観がかなり好きです。
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表紙が違う。。。 女性が片手を伸ばしているイラストだったのだが、該当なし。 なかなかぶっ飛んだ題材を扱っているのに、 さらりさらりと表現してしまうのが毎回凄い。 性的な関係も絡むので、中高生にお薦めできるのと出来ないのがあるが。。 3作目は読んで欲しい。 『死体写真師』 →写真師の動機は何なのだろう。。あくまでも、その後のシステムは商売人である葬儀社の思惑から来ているのだろうし。 『レイニー・エレーン』 →これまた、主人公は何故にそういった行為に走ったのか。。。本当、子供がいる人はそちらを優先して欲しいと思うのは綺麗ごとなのだろうか。。 『アタシの、いちばん、ほしいもの』 →欲しいものは何なのだろう、というのにナルホドな、という答え。 言葉が足りない時、逆に説明しすぎてしまう時、何となく、そうなってしまった時の心情。 もやもやする思春期の感情をこうも的確に表現できるとは。。。 読み終えた時、一番苦しくなる作品。 『私はフランセス』 →マイノリティであることを理解しながら生きるのは辛い。。こんな長文の手紙をもらったら読みきれないが、本当、作家さんの力は凄い。 『いつか、静かの海に』 →どうなるのだろう、という展開に対し静かな結末。 けれど、これからどう転ぶかは分からない。。
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2004年から2005年にかけて雑誌『ミステリーズ!』に発表された短編5編からなる短編集。 5編のうち1編はネクロフィリア(死体性愛)、もう1編はアクロトモフィリア(四肢欠損性愛)、更にもう1編は アポテムノフィリア(身体欠損性愛)、というなかなかド変態な内容ですが、朱川湊人氏の筆にかかると、ダークなファンタジーになります。 5編のうちもう2編は幽霊もので、変態性はありません。 5編に共通してバッド・エンディングですが、イヤーな感じのするエンディングではなく、切なくホロ苦く哀しい、という感じです。 この感じ、何かに似ていると考えると、解説の中の「特撮」というキーワードから、市川森一脚本に思い当たりました。 刑事ドラマや特撮ヒーローもので、何とも言えない苦ーい結末を迎えることもある市川森一脚本回。変態性は別にして、後味はこの作品集と共通する気がします。 そういう意味では、自分の世代には、これもノスタルジー作品集といえます。。
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題名から勝手に恋愛モノと思い込んだ自分に苦笑い。ある意味間違ってはいないが真っ当でもない。 「アタシの、いちばん、ほしいもの」の真っ暗さに言葉を失い、「私はフランセス」の行きつくとこまで行っちまった幸福感は清々しさ通り越して冷え冷え。どの短編も気味悪さとおぞましさが混ざり合いジワ...
題名から勝手に恋愛モノと思い込んだ自分に苦笑い。ある意味間違ってはいないが真っ当でもない。 「アタシの、いちばん、ほしいもの」の真っ暗さに言葉を失い、「私はフランセス」の行きつくとこまで行っちまった幸福感は清々しさ通り越して冷え冷え。どの短編も気味悪さとおぞましさが混ざり合いジワジワ広がっていく。 心を捉われた人間のダークな隙間に赤々と燻る狂おしい想い。それが放つ毒気は風邪で弱っていた身には少々キツかった。嫌いじゃないんだけどな~。読み時を誤る。
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本作品はネクロフィリアやアポテムノフィリアという病的なテーマを扱っているので嫌悪感を覚える読者もいるだろう。相変わらずネタもバラエティーに富んで読ませる力もあるので、やっぱりこの人の短編集はハズレが無い。物語途中から急に気色悪くなる展開の斬れ味は流石。この展開の落差が病みつ...
本作品はネクロフィリアやアポテムノフィリアという病的なテーマを扱っているので嫌悪感を覚える読者もいるだろう。相変わらずネタもバラエティーに富んで読ませる力もあるので、やっぱりこの人の短編集はハズレが無い。物語途中から急に気色悪くなる展開の斬れ味は流石。この展開の落差が病みつきになる。泣かせどこなど1片も無くグロい話なんだけど、どこか美しくさせるのも朱川湊人の筆力と人柄であろう(笑)。歪みきった愛や性癖のおぞましさを切なく感じた心の余韻は今もざらついている。
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朱川湊人がノスタルジー色を抑えて、ホラーと幻想を押しだしたら、こういう短編を書くのだなぁ、とある意味感心した1冊。古き良き郷愁を存分に味わいたい人にとっては、この本は外れなんだろうな。実際評価も割れているようである。 俺は、これはこれでアリだと思う。こういうのが読みたくない気分の日もあるんだけど、そうじゃない日は妖艶に耽溺したいタイミングもある。(俺的に)ちょっと歪んだ性癖を、リアル体験する趣味はないし勇気もないが、怖いもの見たさって野次馬根性はある。その欲求を程度の低い媒体で満たそうとすると悪酔いしてしまいがち。気分が悪くなる程度なら自業自得と納得もできるが、酔いが行動に出そうになると…非常に怖い。 この本では、そんな低い次元の酔い方せずに「こういう世界もあるんだなぁ」的に、野次馬根性を満足させられた。もっとも嵌まってしまって行動に出ると、それが悪酔いじゃないだけに一層ヤバいことになるんだろうけど…。 余談:収録作品「アタシの、いちばん、ほしいもの」が映画化されている。その映画の監督さんが「ウルトラマンメビウス」の監督だったらしく、メビウスの脚本を数本書いた「朱川湊人」作品を是非映画化したい、というとこから話が進展したらしい。 映画はどっちでも良いが、朱川脚本のメビウス、これは観てみたいぞ。
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本当に怖いのは霊魂ではなく、理性のたがが外れた恨み辛み妬み嫉み欲を抱えた人。一線を越えた人の行為は本当に恐ろしい。だけど、個人的には優しく無償の奉仕を行えるのもまた人だと思うのでいちばん怖いのは人と結論付けることはしたくはないかな。
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