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しまった! の商品レビュー

3.4

15件のお客様レビュー

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2015/06/08

人は失敗する生き物です、という本。 様々な角度から人はいかに間違うのかを解説している。主題はいかにして失敗を防ぐのか、にあるはずだがあまりにも失敗ありきの書き振りなので、読み終わると「過つは人の常」という印象をもつ。過去の研究成果を連ねているのだが、引用から結論までが差っぴいて...

人は失敗する生き物です、という本。 様々な角度から人はいかに間違うのかを解説している。主題はいかにして失敗を防ぐのか、にあるはずだがあまりにも失敗ありきの書き振りなので、読み終わると「過つは人の常」という印象をもつ。過去の研究成果を連ねているのだが、引用から結論までが差っぴいてあるような感じがして、少し薄っぺらい反面、読みやすくもある。 そんな類の本ばかり読んでいるからなのだろうが、既読の実験が多く、復習になるも少々退屈だった。 新宿紀伊国屋の南口店で購入。面倒さからか南口ばかrにいってしまっている気がする。

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2014/07/29

過去の誰かの失敗を分析して、どうすべきだったというようなアプローチでなくて、人がどういう思考や行動をとり、そしてそれが失敗に繋がることがあるという演繹的な話で、抽象度が高い。 逆に言うと的が絞り切れてない印象を持った。 認知心理学の話になったりもして、内容的には選択の科学や、誰...

過去の誰かの失敗を分析して、どうすべきだったというようなアプローチでなくて、人がどういう思考や行動をとり、そしてそれが失敗に繋がることがあるという演繹的な話で、抽象度が高い。 逆に言うと的が絞り切れてない印象を持った。 認知心理学の話になったりもして、内容的には選択の科学や、誰のためのデザインと似てたり、全く同じだったりする部分がある。 ものを見慣れるにつれて気づくことは増えず、むしろ減りがちである。ものごとをありのままではなく、あるべきと思うように見るからだ。

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2013/09/28
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感想は以下。 http://masterka.seesaa.net/article/375997491.html

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2012/09/21
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人が起こす間違いについての本。 フレーミング、アンカリングについて。 人は見たもの聞いたものを客観的に判断出来ると思っている。しかし、実際には多分にバイアスがかかっている。このために間違いが生じる。

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2019/05/05

調査結果、研究結果をつらつらと論じている本は、ちょっと苦手です。読みはじめてから読了までに時間をかけすぎたのも評価が低くなってしまった要因だけど。

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2012/03/31
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 「しまった」と思う瞬間は、今までの人生で何回あったことか。とても両手・両足の指だけでは足りない。さまざまな「しまった」の原因を解き明かしているのが今回の本。  「最初の答え」にこだわるなでは、テストで迷って答を変えようとするとき、最初と変えた答のどちらが良いかという研究が載っている。そこでは、学生、教授、受験産業のいずれも答をころころ変えて軸がぶれるのは悪いことだと思っているが、変えると点数が上がっているという結果が出ている。にもかかわらず「最初の答えへのこだわり神話」は根強く生き残っていると著者は指摘している。  それなのに最初の答にこだわるかといえば、「後悔する」のがいやだから。「人の行く裏道に花あり」などという株の格言がある。リスクを取ることで得られる果実の実よりも現状維持を選ぶ人が多いのか。今度、テストを受ける時に迷ったら答えを変えようかと思う無節操なモクモク羊であった。  「道を尋ねるのがキライ」では、男が道を尋ねるのを渋ることについて解説がある。「男は自分が道に迷ったとは思っていないのです」と、研究に当たった教授の言葉が示すように、地理感覚に自信があるから間違っているとは思わない男心がある。あのモーゼが女性だったら40年もさまようことなく目的地に着いただろうと思ってしまう。それでは苦難の歴史を売り物にできなくなって信者を獲得できないだろうと怒られるか。  最近、ニュースで話題になっている投資会社のAIJ。一度も落ち込むことなく収益が右肩上がりなどとうまいことを言って次々と年金基金から資金を獲得して、解約を申し出た顧客に対して利子をつけて返しては新しい顧客を獲得するという、自転車操業をしていた。あの世界の投資家ウォーレン・バフェットでさえ損失を出したことがあるのに、そんなうまい話があるか。バフェット曰く「私は将来きっとまたミスを犯すことでしょう。ミスするほうに賭けてもらってもかまいません」と2007年の株主への手紙で記している。年金基金の運用担当者の大半が運用経験なしと聞いて驚いた。しかも社会保険庁からの天下りとは。「渡り鳥」の短期滞在リゾート地(?)としてAIJが活用されていたとはあきれてものが言えない。  「しまった」はサザエさんの専売特許ではない。ミスを減らすには、睡眠を良くとることとある。交通事故の原因に挙がり、医療ミスの原因に挙がる。単なるミスではなく、起こることが最初から予測できた事故になる。いかに「しまった」を減らすかこれからの人生を歩んでいくのに重要だ。

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2011/11/23

なぜ人は間違いやすいのかを事例を含めわかりやすく書いている良書。人はマルチタスクは出来ないんです。ミスしたくなければ同時に複数のことをやるのは止めましょう。

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2011/07/01

多くの人が数字は「7」を、色は「ブルー」を好む傾向をもつ テストの解答の変更はたいがいが誤答から正答へのもの>80年近くにわたる研究 一般的に人は「不作為」よりも「行為」に対して大きな責任を感じるものである。 人はマルチタスクに不向き 交渉で相手より先にオファーするだけで...

多くの人が数字は「7」を、色は「ブルー」を好む傾向をもつ テストの解答の変更はたいがいが誤答から正答へのもの>80年近くにわたる研究 一般的に人は「不作為」よりも「行為」に対して大きな責任を感じるものである。 人はマルチタスクに不向き 交渉で相手より先にオファーするだけでも、かなり優位に立てる 投資家は、金曜日の経済記事には月曜日の記事ほど注意を向けない。 学生は、教科書よりもサマリーを読むほうが、より多くを学べる ミスの原因を探り当てるのには、川下より川上を見よ 間違いを少なくする>「小さく考えること」 自分が買った株だけでなく、買おうかと思ったがやめた株の動きを追って見ると良い 体験談より平均値 睡眠不足にご用心 幸せはとても役に立つ 人の幸せはどこに住むかではなく、時間をどのように使うかだ。

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2010/11/03

色々な実験結果や統計から「失敗」に関わる心理学的トピックスを語ってくれる本。正直、耳に痛いことも多いけど要するに人間って自分を過信しているってことなのねー、とでも思えたら幸いです。

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2021/06/24

全般に豊富なデータ/研究を基にした認知の間違い?を紹介する本 ・自分が正しい、間違わないという認知が一番の原因か →本書ではフィードバックプロセスが重要と説いている なんでも後で自分は正しかったと間違って記憶してしまう(後知恵バイアス) みていても見えているとは限らない。スグに...

全般に豊富なデータ/研究を基にした認知の間違い?を紹介する本 ・自分が正しい、間違わないという認知が一番の原因か →本書ではフィードバックプロセスが重要と説いている なんでも後で自分は正しかったと間違って記憶してしまう(後知恵バイアス) みていても見えているとは限らない。スグにスキム(はっしょって)しまう 意味や物語を勝手に探して作ってしまう ちょっとしたことに大きく判断は影響をうける。フレーム、色や最初の判断等 自分の力を過信等、楽観的に見すぎる。 人間はマルチタスクに向いていない

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