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カルテット! の商品レビュー

3.1

52件のお客様レビュー

  1. 5つ

    2

  2. 4つ

    10

  3. 3つ

    24

  4. 2つ

    8

  5. 1つ

    1

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2018/10/08

36:某巨大本屋の「話題の本」コーナーで見つけて予約したもの。……うん、これでほろっと来ないはずがない、という意味ですごく王道な展開です。ものすごく文章がうまいかといえば、そうでもない(←失礼)のですが、挫折、失敗、困難、離婚危機……とくれば、主人公の開くんの選択は読者的には当然...

36:某巨大本屋の「話題の本」コーナーで見つけて予約したもの。……うん、これでほろっと来ないはずがない、という意味ですごく王道な展開です。ものすごく文章がうまいかといえば、そうでもない(←失礼)のですが、挫折、失敗、困難、離婚危機……とくれば、主人公の開くんの選択は読者的には当然だったので、そのあたりの葛藤がもう少し楽しみたかったです。開くんがいい子すぎたのかなあ。いや、頑張り屋さんで可愛いんですけど。というか、千尋先生が実はものすごい人なんじゃ……!?

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2017/02/04

1ページに対しての文字が少ないから、読みやすくて1時間くらいで読めました。家族で一番、中学生の開くんが大人な考え方してましたね。面白かったけれど、展開が速すぎたかもしれないです。何故、カルテットに反対だった母親が、そんなあっさりとビラ配り?とか。でも、やっぱり音楽はいいですね。自...

1ページに対しての文字が少ないから、読みやすくて1時間くらいで読めました。家族で一番、中学生の開くんが大人な考え方してましたね。面白かったけれど、展開が速すぎたかもしれないです。何故、カルテットに反対だった母親が、そんなあっさりとビラ配り?とか。でも、やっぱり音楽はいいですね。自分も何か楽器を始めたくなりました。

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2016/11/03

家族全員が楽器経験者の開の一家。カルテットを組み演奏会を目標にする中で家族の再生を描く。 読みやすいんだけどメリハリに欠ける感じかなー。もうちょっと演奏とか音楽の描写があったら良かった気もする。

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2013/11/05

永江カルテットのいざなう世界…起承転結のやわらかさは伝わるのだけれど、メリハリの強弱と一捻りには欠けるかなぁ!。上手くまとまり過ぎの分、フルート・美咲ちゃんが気になって仕方なかったなぁ♪

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2013/09/20

バラバラになりかけている家族で、カルテットを組んで、絆をもう一度取り戻していくお話。メンバー内の力量の差とか、モチベーションの違いとか、そういうのを抱えながらも、みんなで夢中になって一つの音楽を作っていくというのは、やっぱりいいものだ。

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2013/09/11

お店でカレーを食べる時は、どうがんばっても中辛。 ペペロンチーノも、ひとかけらずつ唐辛子をよけてから食べるほど 辛いものが苦手なのだけれど。。。 ごめんなさい! 今日の私は辛口です。 ああ、スカイエマさんの表紙はこんなに素敵なのに! 音楽を通して家族の再生を描く、というテーマも...

お店でカレーを食べる時は、どうがんばっても中辛。 ペペロンチーノも、ひとかけらずつ唐辛子をよけてから食べるほど 辛いものが苦手なのだけれど。。。 ごめんなさい! 今日の私は辛口です。 ああ、スカイエマさんの表紙はこんなに素敵なのに! 音楽を通して家族の再生を描く、というテーマも大好物なのに! 永江カルテットがコンサートに選ぶ曲目も素晴らしいのに! しかもこの本、舞台化したとき、美咲役を知人が演じたというのに! なんだか音楽が、双六でいえばサイコロのように 物語を進めるための、取り換えのきく道具みたいに感じられるのがやりきれなくて。 ろくに練習もしないで派手なパフォーマンスとトークだけでチップをもらう姉の美咲も 音大のピアノ科出身なのに、そんな娘を舞台に上げてしまう父、直樹も 息子を一流の演奏家にするという野心のためだけにカルテットに参加する母のひろみも う~んう~ん、どうしても好きになれないなぁ。ごめんね、永江家のみんな。 でも、家族を音楽で繋げようとする開くんだけには見所がある!と思っていたら。。。 選抜オーケストラの第一バイオリン最前列というポジションに選ばれていながら いくら日にちのかぶった家族コンサートに参加したいからとはいえ、 演奏会当日、開演直前に演奏をすっぽかすなんて! たとえ学生オケでも、インフルエンザにかかって演奏できなくなった子が 熱で朦朧としながら代役を探し回っていた姿を見たことがある私には 開くん、音楽への愛情が足りないよ、と言わずにはいられません。 ましてや、演奏をすっぽかしたその日のうちに 家族をひとつにしてくれた音楽っていいね、ぼく指揮者になるよ、だなんて。 今すぐ選抜オケに選んで熱心に指導してくれた重松先生のところに 開くんを引っ張っていって、平身低頭、一緒に謝りたくなってしまいます。 願わくば、半端な演奏で謝礼をもらってきた永江家のみんなが 慢心することなくこの先も真摯に練習を続け、 音楽の素晴らしさを本当の意味で伝えられるカルテットになりますように。 だってせっかく、かけがえのない家族としてまた歩み始めたのですもの。

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2013/03/31

音楽を通して、家族が絆を取り戻していく話。 すれ違ってきた家族それぞれの思いが少しずつ噛み合っていく。 ピアノ、チェロ、フルート、バイオリン…私もまた音楽をしてみたくなりました。 共通の趣味があるこんな家族、良いですね。

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2012/03/10

崩壊寸前の一家4人が、10年ぶりに家族でカルテット(4人組での演奏)を結成。当然最初は演奏も人間関係もめちゃくちゃで…。 先の展開も結末も予想通りなので安心して読めます。 結末が分かっていても、人前で演奏する際の緊張や気持ち良さの描写にリアリティがあるので、楽器を自分で演奏す...

崩壊寸前の一家4人が、10年ぶりに家族でカルテット(4人組での演奏)を結成。当然最初は演奏も人間関係もめちゃくちゃで…。 先の展開も結末も予想通りなので安心して読めます。 結末が分かっていても、人前で演奏する際の緊張や気持ち良さの描写にリアリティがあるので、楽器を自分で演奏する立場から、面白く読めました。 音楽のステージに立ったことがある人なら、演奏中のトラブル発生の緊迫感や、メンバーと息があった時の奇跡とも思えるような感動、気持ちの乗らない演奏や、失敗した時の儀礼的な拍手の虚しさ、そういった感覚がくっきりと想起されることでしょう。 ただ、全然楽器をやったことの無い人が読むと、フルートや弦楽器演奏の描写にどういう印象を受けるのかは分かりかねます…。

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2012/01/18
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※このレビューにはネタバレを含みます

本当にあなたは子供の将来を考えていますか? 今回ご紹介する本は 【カルテット!】 鬼塚忠 著 最後のエピローグは余分だったが、感動しました。 主人公は中学生でバイオリンを習っている永江開。 彼の父親は現在無職につき自動的に主夫をしている。過去にはピアノの道を進んでいた。 母親はジュエリーショップでアルバイト。チェロを昔習っていた。 高校生の姉は今時の若者であり恋する女の子でもある。フルートを習っていたがとある事情でやめてしまった。 ある日ふと目に入った緑色の文字が書かれた紙には、母親の文字が記入されていた。これってまさか離婚届? 突然の離婚危機を回避すべく開が取った行動は、家族一致団結して祖母の誕生日祝いに演奏するのだ。 でも開以外ブランクがあるからもう練習も最悪。こんなことで演奏はうまくいくのか? そして開の思惑は成功するのか? 永江カルテット、演奏スタートです。 と、表面だけ受け取ればこんな話ですが、自分は「親からの期待と親のエゴ」についても書かれていると思いました。 あなたのため あなたの将来のため こんな言葉の裏を見ると、本当にやりたいことを投げ出してでも、親の期待に応えることが子供の将来のため、そして親の外聞のため。と聞こえる気がします。 なんでもかんでも子供に選ばせるのは間違っていますが、なんでもかんでも子供に押し付けることも間違っている。子供だって色々考えているんだぞ。と、聞こえました。 過度な期待をかける親御さんにこそ読んでいただきたい本です。 その言葉や期待、本当に子供のためですか? 子供のためと言い訳しているだけではありませんか?

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2011/12/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

表紙がなんだか素敵だったので。 カルテット、とゆーので音大かなんかの のだめ、な感じかと思いきや、 家族の話だった。 なんか映画化になるらしい。 うん、まあ映画にした方が面白いかも。 でもそうかも家族って、みんなそれぞれ違う楽器で 同じ音楽を奏でてる。 今日は機嫌いいな、とか。 今日は体調わるそうだな、とか。 側にいる人を想い合って毎日を生きる、それが家族なんだろーなー。 だから、自分の音だけ聴いてたら不協和音になっちゃう。 気まぐれで吹いたり吹かなかったり、 私はわがままかも。反省。 どーせ奏でるなら自分も楽しくて相手も楽しい音楽がいいよな。 あ、でも実際は全く音楽ダメなんで、家族でカルテットとかいいなあ。 おお、天皇一家みたいじゃん。

Posted byブクログ